【大掛かりな衣替えはもう卒業!】面倒くさくない衣替えのコツ4選

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【大掛かりな衣替えはもう卒業!】面倒くさくない衣替えのコツ4選

みなさんは定期的に衣替えをしていますか? 「家族全員の衣替えをするのは面倒……」と、つい後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、衣替えを行わないと衣服にダメージを与えてしまったり、収納環境が悪くなったりする可能性があります。

そこで今回は、衣替えが効率的に行えるコツを、エステー様の衣替えガイドブックを基にご紹介します(※1)。ぜひ参考にしてみてください。

文/マムズラボ

目次

衣替えとは?

衣替えとは、季節の変わり目に合わせた衣服に着替えることです。衣替えをすることで、衣服の整理整頓ができるだけでなく、衣服のメンテナンスや収納場所の掃除ができるなどのメリットもあります。 

衣替えは、季節の変わり目ごとに行うのが理想ですが、家族全員分となると大変に感じる方も多いでしょう。その場合は、衣替えは年2回(5~6月の春から夏にかけてと10月ごろの秋)行うのがオススメです。また、以下の気温を目安に衣替えをするタイミングを判断するのもよいでしょう。 

・25℃以上:半袖などの夏物
・20〜25℃:薄手の長袖やカーディガン
・15℃:セーター
・8℃以下:冬物のコート   
など

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衣類の衣替えをしない人が多いのはなぜ?

エステーが行った「令和の衣替え実態調査」では、「季節の変わり目に一斉に衣類を入れ替えている」と回答した人は22.9%と、4人に1人以下に留まりました。

一方で、「気温や状況に合わせて、徐々に入れ替えをしている」と回答した人、いわゆる「徐々替え」での衣替えを行う人が40.9%と最も多く、次いで「入れ替えはしない」と回答した人が35.9%という結果となりました(※2)。 

なぜ衣替えを行わない人が多いのでしょうか? その結果が以下のとおりです。 

面倒だから

「従来の衣替えは面倒だから」という回答が圧倒的に多く、46.3%でした。衣類を収納する前に、洗濯やクリーニング、アイロンがけなどのケアをするのを負担に感じている方も多いようです。また、家族全員分となると量もふえることも面倒と感じる理由のひとつと思われます。 

衣類の数が少ないため必要がないから

次いで多かったのが、25.8%の「持っている衣類の数が少ないため、従来の衣替えをする必要がないから」でした。

最近ではウォークインクローゼットがある住居がふえ、アウターや帽子などの小物もまとめて収納できるようになってきています。衣類が少なければ、衣替えをしなくてもウォークインクローゼットだけで十分なのでしょう。 

一斉に衣替えをするのが難しいから

3番目に多い理由は、23.2%の「近年は気温の変化が大きいので、一斉に衣替えをするのは難しいから」でした。気温が安定しないため、衣替えのタイミングが難しいと感じるようです。 

また、オールシーズン着られる衣類の増加や、仕事や家事が忙しいといった理由も一斉に衣替えをするのが難しい原因として挙げられました。

面倒にならない衣替えのコツ4つ

衣替えが面倒だと感じているのであれば、収納場所や収納方法の見直しが必要かもしれません。ここでは、衣替えが効率的に行えるコツをご紹介します。 

1.着る・着ないを見極めて仕分けする

まずは、着る服と着ない服の仕分けをしましょう。 

着ない服に分類されるのは、夏場だと半袖などの「季節外れの衣服」、冠婚葬祭用の礼服などの「行事の衣服」、「着なくなった衣服」です。季節外れの衣服は長期保管をするので、洗濯やクリーニングに出すなどお手入れをしてからしまいましょう。 

冠婚葬祭用の礼服やドレスなどは、そのときに身につける小物などといっしょに収納しておくと、いざというときすぐに出せて便利です。 

着なくなった衣服は、衣替えをきっかけに譲ったり捨てたりすることで、収納スペースが確保できます。 

2.衣服の種類や季節ごとに収納場所を分ける

仕分けができたら、衣服の種類や季節ごとに収納場所を分けましょう。 

衣服をすべて同じ場所に収納すると、汚れやニオイが移ってしまうことがあるためオススメできません。「半袖」「アウター」のように衣服ごとに収納場所を分けることが大切です。 

また、普段着る衣服は取り出しやすい場所に、季節外れや行事の衣服は奥に収納するとよいでしょう。季節ごとや行事ごとに分けてケースやかごに入れ、行事名などをラベリングしておくと見分けがつきやすくなりますよ。

3.収納道具を使用する

収納場所を分け終わったら、収納道具を使用して収納しましょう。 

最近は、ホームセンターや100円ショップなどでさまざまな収納道具が販売されています。これらの道具を使いこなせば、収納空間が整い衣替えがかんたんに行えるでしょう。収納スペースと収納道具を上手に組み合わせるのがポイントです。 

たとえば、衣装ケース内に小分けができるケースを入れて小さなスペースをつくれば衣服と小物などを分けてしまえます。「ハロウィン」や「クリスマス」などの小物が多いイベント衣装をまとめて収納しておくのにオススメです。 

4.8割収納をめざす

収納スペースを100%すべて使いきってしまうと、風通しが悪くなり衣服にダメージを与えてしまったり、掃除が行き届かなくなったりすることがあります。そのため、収納スペースの容量に対して80%を超えないようにする、8割収納が理想です。 

すでに収納スペースをすべて使っている状態であれば、衣替えの際に衣服の見直しをして収納スペースを確保しましょう。思い切って不要なものを処分するいい機会かもしれません。 

衣替えをする際の注意点

続いては、衣替えをする際の注意点をご紹介します。 

収納する前にしっかりとクリーニングする

一度着た衣服は、汗や皮脂などの汚れがついています。この汗や皮脂が酸化して黄ばみとなり、洗ってもなかなか落ちにくくなります。 汗をかきやすい夏場や、毎日洗濯できないコートなどのアウターはとくに注意が必要です。

収納するときは、普段着は洗濯し、季節物はクリーニングに出してからにしましょう。そうすることで、黄ばみだけでなく、衣類のニオイ移りや虫食いも防ぐことができます。また、虫食いについては防虫剤でも防ぐことが可能ですよ。 

定期的に換気をする

カビは高温多湿、ほこりなどがある場所を好みます。さらに、衣類に皮脂や食べこぼし跡などがあると発生率が高くなります。衣類を収納するクローゼットはとくに換気がしづらく、湿気がこもりやすい場所です。そのため、定期的に衣替えを行うことで、換気ができ、カビの発生を防ぐ効果があります。 

また、収納するときは、衣服と衣服の間隔をあける、除湿剤を置くなどして換気をすることが大切です。 

衣服の仕分けと収納方法を見直して、上手に衣替えをしよう!

衣替えは大掛かりで面倒ですよね。家族全員分となるとなおさらです。ですが、衣服や収納空間を見直すことでかんたんに衣替えができるようになります。

また、衣替えをすることで衣服のメンテナンスや収納空間の掃除もできます。収納道具を活用し、上手に衣替えをしましょう! 


【引用・参考】 
(※1)エステー株式会社「衣替えはもう面倒じゃない?「替える」より「分ける」新衣替え術」  

(※2)エステー株式会社「令和の衣替え実態調査 『季節の変わり目の一斉衣替え』を行うのは”4人に1人以下” 「徐々替え」など、最近の衣替えを調査 クローゼット収納派が半数も、衣類をうまく保管できていない人が多数 お手入れ意識の低下で衣類寿命を縮めるリスクも」 


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