【子ども服は再利用できる⁉】サイズアウトした洋服の活用アイデア6選

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育児真っ最中の保護者にとって、子どもの成長はうれしいもの。その半面、サイズアウトしていく服を見て、「まだまだきれいだし捨てるのはもったいない」「下の子ができたときのために取っておこうか」と、処分に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、着られなくなった子ども服を再利用する方法や再利用時の注意点についてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

文/マムズラボ

目次

子ども服を再利用する方法6選

子どもの成長はあっという間で、「気がつけば収納ケースの中は着られなくなった服だらけ!」ということもありますよね。ここでは、サイズアウトした子どもの服の再利用方法を具体的にご紹介します。

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1.フリマアプリやネットオークションを利用する

子ども服を手軽に再利用するのなら、フリマアプリやネットオークションがオススメです。スマホひとつで出品から販売までできるため気軽に活用できます。

フリマアプリには、匿名で服などを送れるサービスもあります。アプリごとにさまざまなサービスがあるので、利用する際は事前にしっかりと確認することをオススメします。

出品する際は、気持ちのよい取引ができるよう、洗濯やお手入れを必ず行ってからにしましょう。また、子どもの名前が書いてある場合は、プライバシーを守るためにも記名箇所をぬりつぶすなどの対応をしておくと安心です。

2.フリーマーケットに出店する

サイズアウトした服が大量にある場合は、まとめて出品できるフリーマーケットを活用することもできます。出店したい場合は、まず会場をさがしましょう。

地域ごとに定期的にフリーマーケットが行われている場所やお祭り、保育園・幼稚園の行事などのイベントと同時開催されることもあります。服だけでなく、おもちゃや絵本などもまとめて出品すれば、お家の中の片づけも一気にすすめられます。子どもといっしょに値段つけや販売の準備をすれば、お店屋さんごっこのように楽しくできるかもしれませんね。

3.友だちや親戚に譲る

年が近い親戚や友だちがいれば、着られなくなった服を譲るという方法もあります。親戚内で譲り合えば、集まった際に譲った服を着た子どもを見て、懐かしい思い出話に花が咲くこともあるでしょう。

しかし、中には「新品の洋服しか着せない」と決めている家庭や、「子どもが気に入った洋服しか着たがらない」というケースもあります。譲る前に相手に欲しいかどうかを確認し、状態のよいきれいな服や未使用の服を選ぶことが大切です。相手の子どもの年齢も考えて、サイズの大き過ぎるものはあげない、サイズ別に分けてからあげるといった配慮があると、トラブルを未然に防ぐこともできますね。

4.団体に寄付する

不要な子ども服を、寄付を募っている団体に回収してもらうことも可能です。子ども服を回収している団体はさまざまで、団体によって服の活用方法が違います

たとえば、児童養護施設に寄付されたり、貧しい国に寄付されたり、回収した服を販売して得た資金を寄付されたりします。そのため、子ども服の活用方法を確認し、協力したいと思う団体に寄付するのがオススメです

団体に寄付する方法は、一般的には下記の流れとなります。

1.子ども服を寄付する旨を申し込む
2.梱包し、寄付団体に送付する

多くの団体が上記の流れで子ども服の回収をしてくれます。ただし、送料は送り主負担となるケースがあるので、事前に確認しましょう。

5.ほかのものにリメイクする

「もう着られないけれど、思い入れがあって捨てられない」服があれば、リメイクするのもオススメです。スカートやズボンのふちを縫い合わせて巾着やバッグを作ったり、お気に入りの生地でお人形の洋服を作ったりと、アイデア次第で自分だけのオリジナルアイテムとして生まれ変わらせることができます

中には、ペット用の洋服にリメイクしている方もいます。お気に入りだった洋服がお人形やペットの洋服に変身すれば、子どもとの思い出を残しながら、洋服を有効活用できますね。

リメイクの例
・巾着
・手提げかばん
・ポケットティッシュ用のカバー
・ぬいぐるみ用、ペット用の洋服
・アームカバー
・雑巾やウエス
など

不要になった服についているボタンを外して保管しておくと、今後リメイクする際などに活用できます。「裁縫は苦手」という方は、手持ちの服をオーダーメイドでリメイクしてくれる専門店もあるため、一度検討してみるのもいいかもしれませんね

6.自治体の回収サービスを利用する

自治体によっては、いらなくなった衣類を回収しているケースもあります。回収方法はさまざまですが、下記のような方法で回収していることが一般的です。

回収方法の例
・回収場所が指定されており、持参する
・リサイクルボックスに入れる
・無料で自宅まで回収しに来てくれる

上記の方法で回収した衣類は、必要としている方に無料配布されることが多いです。

また、ファッションブランドの中にも、衣服の回収ボックスなどを店内に設置しているケースがあります。その回収ボックスに不要な服を入れると、衣服に困っている国の子どもたちにも寄付されるので、不要になった子ども服を有効活用してもらえます。

子ども服を再利用するメリットとは?

着られなくなった服を再利用することは、部屋が片づく以外にもさまざまなメリットがあります。ここからは、子ども服を再利用するメリットについてご紹介します。

SDGs活動につながる

服を再利用することは、SDGs活動をはじめとした環境保護への貢献につながります。低価格で大量生産されるファストファッションが人気ですが、その裏側では衣類の大量破棄によるゴミ問題や、二酸化炭素による環境汚染が深刻化しているのです

服を捨てずに、引き継いだりリサイクルしたりすることは、ゴミの埋め立て量を減らします。その結果、服の製造過程で発生する二酸化炭素排出量を減らして、持続可能な社会を実現するための地球にやさしい活動につながることになります。

思い出を残せる

「子どもが気に入ってこればかり着ていたな」「あのときはこの服を着てお出かけしたな」など、いらなくなった服にも思い出が詰まっていることが多いはず。服を再利用することで手元からはなくなってしまいますが、次の人に引き継ぐことで、当時を振り返り記憶として思い出に残せます。

また、どうしても手放せないような思い出の詰まった服もあるでしょう。そのような場合は、服それぞれの思い出を残すために、服の布地を使ってアルバムを作れるサービスもあります。アルバムであれば、保管場所にもそれほど気を使わなくてもよいため、どうしても残しておきたい服がある場合は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

臨時収入が得られる

フリマアプリなどに出品して売買すると、臨時収入を得ることができます。欲しいものがあるときは、まずはスマホでフリマアプリの出品情報を確認するという方もいるでしょう。

洋服の出品数は多く、販売競争の多いカテゴリーとなるため、販売に苦労する可能性はあります。その場合は、ワンシーズン早めに洋服を出品したり、人気のブランド、未使用もしくは新品に近いものを出品したりと工夫することで、フリマアプリ初心者の方でもちょっとした収入を得ることが可能です

子ども服を再利用するときの注意点

最後に、実際に子ども服を再利用する際に注意するポイントについてお伝えしていきます。

一時的に保管しておく場所が必要

サイズアウトした服をタイミングよく手放す仕組みができれば管理も楽になりますが、なかなかそうはいかない場合も…。「弟や妹が生まれたとき用に取っておこうかな」などと考えていると、あっという間に着られない服がいっぱいになってしまうことでしょう。そのため、リサイクルすると決めた服を入れる箱を準備して、「箱がいっぱいになったら売る」など、自分の中でルール化しておくと処分しやすくなります

また、長期間保管する可能性がある場合は、服のシミやカビ、虫食いなどを防ぐために、清潔に保管し虫食い対策を行っておくことも大切です。保管する前につけ置き洗いやクリーニングにだすなど、普段よりも念入りに洗濯し、防虫剤とともに保管しましょう

場合によっては断られることがある

ブランド品を取り扱うオークションやショップなどでは、服の状態によっては売買を断られることがあります。食べこぼしのシミがひどかったり、破れていたりするなど、状態の悪い服も販売は避けたほうがよいでしょう。次に着る人が気持ちよく着られるよう、服の状態に合わせて再利用先を決める配慮が必要です

また、友だちに不要な服を譲る場合も、相手によっては、譲り受けたものは着ないといけないと考えてしまうかもしれませんし、本当はいらないけれど断れず受け取ったケースもあるでしょう。そのため、譲る際には下記のような声かけを行い、相手の負担にならないよう注意しましょう。

声掛けの例
・いらないものは捨てていいからね
・古い服だから部屋着とかにしてね
・この中から必要な服だけ選んでもいいからね
など

子ども服を再利用して、すっきり無駄のない毎日を!

ここまで、子ども服を再利用する方法やメリットについてご紹介しました。子どもの成長とともに思い出がたくさん詰まった子ども服。再利用を通して子どもといっしょに思い出を振り返ったり、リサイクルすることで環境保護について考えたりする機会をつくれます。みなさんも着られなくなった子ども服を一度再利用してみてはいかがでしょうか。

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