「認定こども園」ってどういうところ? 費用や、入園の条件などをご紹介

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「認定こども園」ってどういうところ? 費用や、入園の条件などをご紹介

2016年に「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」が成立したのをきっかけにスタートしたのが「認定こども園」。

まだ新しい施設なので、幼稚園と保育園との違いがよくわからない人も多いようです。
幼稚園と保育園のいいところを併せ持っていると言われている認定こども園。園選びで迷っている人は、要チェック!

写真提供:学研ココファンナーサリー

目次

▼認定こども園ってどんなところ?

認定こども園とは、教育・保育を一体的に行い、幼稚園と保育園の両方の良さをあわせ持っている施設です。
つまり、保護者が働いている・いないに関わらず、就学前の子どもに幼児教育・保育を行います。また、地域における子育て支援機能もあり、すべての子育て家庭を対象に、子育ての相談や、親子が集う場の提供もします。
認定こども園の管轄は内閣府で、現在、全国に6160ヶ所あります。

▼こども園には4つのタイプがある

認定こども園は、以下の4つのタイプに分かれます。

幼保連携型:幼稚園的機能と保育園的機能の両方の機能をあわせ持つ単一の施設として、こども園の機能を果たす。

幼稚園型:認可幼稚園がもとになって、長時間保育を行ったり、2歳以下の子どもを預かったりするなど、保育園的な機能を備えている。

保育園型:認可保育園がもとになって、親の就労に関係なく子どもを受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えている。

地方裁量型:認可のない教育・保育施設が、地域の規定や実情に合わせて必要な機能を果たしている。

▼利用するために必要な条件は?

認定こども園には0歳から預けられます(園によって受入年齢は異なります)。
ただし、幼稚園は部分のみの利用(約4時間の預け入れ)については、3歳以上に限られます。
まだ幼稚園の対象年齢に達していない2歳以下の子ども、または保育園のように長時間保育を利用する場合は、自治体に「保育の必要性」のという認定を受ける必要があります。

▼利用料は高い?安い?

認定こども園の利用料は自治体が設定しています。地域や世帯収入、利用時間、子どもの年齢、また第2子以降の場合などによって変わってきます。

▼チェックポイント

  • 途中で親が仕事を始めたり辞めたりしても、転園する必要がない
  • 誰でも利用できるが、共働き世帯やひとり親世帯が優先される
  • 給食がある(幼稚園部分のみの利用では、給食がない日や、園の方針でお弁当を持参という場合もある)

「幼稚園」「保育園」も合わせて知りたい

こちらで幼稚園と保育園についてもご紹介しています。


▼また、2019年からは幼児教育無償化がスタートすることになっています。預け先によって補助金額にも差があるので、こちらの記事もチェックしてみてください。

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