「保育園」ってどういうところ?費用は?給食はある?幼稚園との違いって?園選びに備えてチェック!

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「保育園」ってどういうところ?費用は?給食はある?幼稚園との違いって?園選びに備えてチェック!

仕事に復帰したいと考えているなら、保育園入園を検討されるのではないでしょうか。
しかし保育園と言っても、いろいろな形態があるのはご存知ですか?
もしも、待機児童問題を抱えている地域に住んでいるのなら、さまざまな預け先を検討することも必要です。
そこで、保育園を徹底解説! ぜひ参考にしてください。

写真提供:学研ココファンナーサリー

目次

▼保育園はどんなところ?

保育園は、保育士の国家資格を持っている人たちが、子どもたちを預り、保育してくれる場所。教育だけでなく、食事や排泄の世話などの日常生活においても、子どもたちのケアをしてくれます。
保育園には、大きく分けると「認可保育園」「認可外保育園」の2つがあります。

認可保育園(保育所)

国の基準(定員20名以上、施設の広さ、保育士数、設備、管理など)を満たした保育園です。公立と私立がありますが、公立の中には運営を民間委託した公設民営の保育園もあります。利用するには自治体から「保育の必要性」の認定を受ける必要があり、自治体に入園の申し込みをします。

認可外保育園

認可保育園以外の保育施設。「無認可保育園」とも呼ばれます。入園にあたって「保育の必要性」などの条件は不要。園に直接入園を申し込みます。
また、認可外保育園の中には、東京都の認証保育所や横浜市の横浜保育室など、自治体の基準を満たして助成を受けている施設もあります。

▼受入年齢は0歳から

保育園には0歳から入れます。ただ、園によって受入年齢はまちまちです。

▼利用料は高い?安い?

認可保育園の利用料は自治体によって定められていて、前年の世帯収入によって額が決まります。
認可外保育園は、園が独自に利用料を設定しています。東京都の認証保育所など、自治体によって利用料の上限があったり、補助金が出る場合もあります。

一般的には、幼稚園や認可外保育園と比べて、認可保育園のほうが費用は安く抑えられると言われています。ただし、世帯収入が多い家庭では認可外保育園のほうが安くなることもあります。

▼2015年から新たに加わった「地域型保育」

「子ども・子育て支援制度」が、2015年4月にスタートしたことにより、新たに認可の保育施設として加わったのが「地域型保育」です。保育園よりも少人数の単位で、0~2歳の子どもを保育します。
利用条件については認可保育園と同じで、保育は夕方まで(園によっては延長保育あり)。
形態としては、以下の4つがあります。

1)小規模保育

定員6~19人を対象とした、小規模な保育を行う。都市部で急増している。

2)家庭的保育(保育ママ)

家庭的な雰囲気のもとで、少人数(5人まで)を対象とした保育を行う。

3)事業所内保育

会社の事業所の保育施設などで、従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育を行う。
従業員枠と地域枠があり、従業員枠の子どもは、3歳以上になっても同じ施設を利用できるが、その場合、認可外の扱いとなる。

4)居宅訪問型保育

障害・疾患などで個別のケアが必要な場合、または施設が無くなった地域で保育を維持する必要がある場合などに、利用者の自宅で1対1の保育を行なう。

▼チェックポイント

  • 保護者同士が接する機会が幼稚園より少ない
  • 認可保育園の場合、世帯収入や住む地域によって、利用料が異なる
  • 認可保育園は希望者が多いので入れない場合がある
  • 待機児童が多い地域では、認可外保育園も認可保育園と同時進行で申し込んでおくと安心

「幼稚園」や「認定こども園」との違いって?

幼稚園や認定こども園と合わせて、預け時間や対象年齢を比較検討されたいかたは、こちらの記事も合わせてどうぞ。

▼また、2019年からは幼児教育無償化がスタートすることになっています。預け先によって補助金額にも差があるので、こちらの記事もチェックしてみてください。あわせて読みたい

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