作:こしいみほ
こんにちは、エッセイマンガ家のこしいみほです。小学2年生の娘と年中の息子を育てています。
娘が小学1年生のときの出来事を振り返るエッセイをお届けしています。
地域や学校によって違う部分もあるかと思いますが、一例として楽しんでいただければと思います。
こしいみほの どうも、小学2年生の母です〈第36回〉
今回のテーマはこちら
おもちゃ売場に駆け込みだ! ~クリスマスイブの奔走~
当時1年生の娘と年少の息子へのクリスマスプレゼント。
11月のうちに購入は済ませておいたものの、ラッピングはクリスマスイブ前日の23日に行いました。
しかし……
リクエストどおり、息子には車関連のおもちゃ、娘にはいちばん好きなアニメキャラのグッズを用意したのですが、
かたや立派な箱入り、かたや小物がちまちまと……。見栄えに明らかな差がありました。
確かに欲しがっていたものを用意した。金額も同じくらいにした。
でも、朝目覚めたとき、明らかにサイズが違うプレゼントが置いてあったら、娘はどう思うだろうか……。
娘はプレゼントの第2希望も挙げていて、それは2番目に好きなアニメキャラの刀のおもちゃでした。
刀に変更しようかな?
そう思い、翌日配送対応のオンラインショッピングサイトを検索してみました。
サイトAを検索。
品切れ・次回入荷未定。
サイトBを検索。
品切れ・次回入荷未定。
サイトCを検索。
品切れ・次回入荷未定。
全滅。さすがクリスマス。
これはもう今あるプレゼントを渡すしかないか〜と諦めて23日が終わり、迎えたクリスマスイブ。
普段の買い物がネットばかりだったので、「店舗」という存在が頭からすっぽり抜けていたのです。
この地に存在してくれてありがとう……今、買いにいきます!
感謝の思いを胸に、オープン直後に駆け込んだおもちゃ売場。
娘が2番目に好きなキャラの刀は……
・・
・・・
・・・・
あれから1年が経とうとしています。
問題: 刀のおもちゃで、娘は何回遊んだでしょうか?
答え: 15回くらい
ガックシ!!!
プレゼントの変更は不要だったのか? あの奔走に意味はあったのか?
なんともいえない虚無感が漂います。
しかしここは考え方次第。
「物」をプレゼントしたんじゃない、起きたら枕元にドーンとプレゼントが届いていたという「経験」をプレゼントしたんだ!
そう思うと惜しい気持ちが薄らいでくるような……こないような……。
みなさんはプレゼントの準備はお済みですか?
前回のお話≫交換日記を始める前に~だれかが読んでも大丈夫?~/こしいみほの どうも、小学2年生の母です
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また来週!
この記事の監修・執筆者
SNSやWEB連載をもつエッセイマンガ家。小学2年生の長女・年中クラスの長男の子育てに奮闘中。義両親と同居している。コミックエッセイ「ころんでもポジティブ 毎日を少しでも明るく楽しく生きる23の思考術」発売中。
Instagram:miho20141124
Twitter:@541miho
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