「非認知能力」という言葉を聞いたことがありますか? 幼児期から育てたい力として注目されていて、これからの子どもたちに必要な「生きる力」ともいえる能力です。
今回は、この非認知能力を育むためにオススメの「こうさくワーク」をご紹介します。
「非認知能力」とは?
「非認知能力」とは、コミュニケーション力や意欲、忍耐力など、数値でははかることができない能力のこと。テストの点数や偏差値などではかれる能力は「認知能力」といいます。
非認知能力は、「自分自身の内面の力」と「自分以外の他者と関わる力」に分けられます。
●自分自身の内面の力
あきらめない、目標に向かってがんばる、我慢する、新しいアイデアを生み出す、自己肯定感をもつ、挑戦しようとする、失敗しても立ち直れる、感情をコントロールする、などがあります。
●自分以外の他者と関わる力
協調しながら物事を進める、他人の意見を尊重する、相手の立場になって考える、相手の気持ちに共感する、コミュニケーション力、思いやりをもつ、などがあります。
非認知能力は、日本だけでなく海外でも注目されている能力で、これからのグローバルな世界を生きていく子どもたちにとって必要な「生きる力」ともいえ、とくに幼児期から身につけておくことが大事だと考えられています。
手先の器用さ、集中力、自己肯定感がアップする! 『4~6歳 こうさく(つくって! かざろう!)』
注目を集めている「非認知能力」を育むのにぴったりなのが、学研の幼児ワーク 非認知プラスシリーズ『4~6歳 こうさく(つくって! かざろう!)』です。
このワークは、「集中力」「思考力」「コミュニケーション力」「自己肯定感」などの「非認知能力」を育むことを目的とした幼児ワークシリーズの一冊。
こだわりポイントその① 画用紙素材で、丈夫な仕上がり
お子さんといっしょに楽しく作ったあとは、インテリアのように飾って楽しめるのが特徴ひとつ。長く飾れるように、画用紙素材のしっかりとした用紙を選んでいます。
その② 25作品が作れて、一年中楽しめる!
ひな祭りや夏祭り、ハロウィン、クリスマス、お正月などの行事やイベントのほか、季節の動植物など、いろいろなテーマの工作があり、一年中楽しめます。
その③ 切り離して使える、ミシン目つき
工作する際は、必要なページをミシン目に沿って切り離して使うことができるため、4~6歳のお子さんが使いやすいこともポイント。
その④ 186枚のたっぷりシールつき!
186枚のシールがついているので、お子さんが好きなようにアレンジすることができ、自分だけのオリジナル作品が完成します。
実践: ケーキを作ってみよう!
「おかしづくり」のページをミシン目に沿って切り離します。パーツを太い線に沿って、はさみで切り取ります。
スポンジのクリームには、クレヨンなどで好きなフルーツを描きましょう。スポンジのパーツを折り、のりをぬってはり合わせます。
いちごも、折り線に沿って折り、のりをぬって立体的に作ります。
パーツを組み合わせて、ろうそくやチョコレートをはったら完成です。
完成したケーキに星などの飾りをプラスしてクリスマス風に!
工作に取り組むなかで、「手先の器用さ」や「集中力」などがアップしていきます。そんな様子が見られたら、ぜひ完成した作品をほめて、どんな小さな場所でもよいので飾ってあげてください。
「飾ってくれてうれしい! 認めてもらえた」という気持ちになり、こうした積み重ねがお子さんの自己肯定感を育むことにもつながります。
工作の原案は、インフルエンサーさん考案!
工作の原案を考えたのは、現役の保育士さんや育児中のデジタルクリエイターママなど、Instagramで活躍中のインフルエンサーさんたち! お子さんの年齢や発達について熟知していることはもちろん、おしゃれな作品が完成するのも、うれしいポイントです。クリスマスやお正月など、これからの季節にぴったりな作品もあります。
想像力、表現力、思考力、コミュニケーション力が育つ! 『4~6歳 へんしん! こうさく』
もう一冊は、同じく学研の幼児ワーク 非認知プラスシリーズの『4~6歳 へんしん! こうさく』です。
あこがれの職業に変身できるアイテムや、大人がよく手にするグッズなどを作ることができます。出来上がった作品を使って、リアルなごっこ遊びが楽しめるのも魅力的です。
こだわりポイントその① 切って折ってはる作業で「やり抜く力」や「空間認識能力」が育つ
切り離したパーツを使い、消防車などさまざまな立体物を組み立てていきます。やり抜く力や空間認識能力が磨かれて、「できた!」という喜びが、自己肯定感を高めます。
その② 「やってみたい!」を刺激するアイテムで、想像力が広がる
収録している作品はどれもお子さんの好奇心を刺激するものばかり! 工作用紙を円形にくりぬいて作る「消防士帽」や、歯医者さんで目にする「歯みがき模型」など、思わず手にしたくなるアイテムでお子さんの想像力を広げます。
その③ 細部にまでこだわったリアルな作品で、コミュニケーション力アップ!
ふわふわのホイップクリームやお米の粒など、細部までていねいに再現されたおいしそうなイラストが満載です。本物そっくりな作品でやりとり遊びを楽しむうちに、コミュニケーション力がアップします。
その④ 変身アイテムで表現力アップ!
出来上がった作品を身につけて、さまざまな職業になりきることで、表現力が身につきます。巻末の「お仕事セリフ集」を参考にして、作品の世界観をより楽しみましょう。
その⑤ あこがれのアイテムで、遊びが広がる!
スマートウォッチやエレベーターのボタンなど、普段はなかなか独り占めできないアイテムも、工作ならば大丈夫。画面が入れ替え可能なスマートウォッチや、クッション性のあるエレベーターのボタンなど、思う存分楽しむことができます。
その⑥ 巻末のボードを組み合わせれば、遊び方は無限大!
ワークの巻末には、厚紙のボードが裏表合わせて4パターンついています。鉄板やトレイなどに見立てて自由な使い方ができるので、お寿司やサンドイッチ、ピザ、お好み焼きなどと合わせれば、いろいろな楽しみ方ができます。
実践:「歯みがき模型」を作ってみよう!
「はいしゃさん」のページを、ミシン目に沿って切り離します。パーツを太い線に沿って、はさみで切り取ります。
太い線に沿ってパーツを切り取ります。歯みがき模型を折って、のりをぬってはり、立体的に作ります。ミラーなどの道具も作ります。
出来上がったら、歯医者さんごっこを楽しみましょう。自分が歯医者さんになってみると、苦手だった歯みがきも進んでできるようになったり、歯医者さんが怖くなくなったりするかもしれません。
お子さんといっしょに、たくさん作って楽しみながら、非認知能力を育てていきましょう。
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