【年少(3歳・4歳)】ひらがな練習方法とオススメ教材13選 PR

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【年少(3歳・4歳)】ひらがな練習方法とオススメ教材13選

年少にあたる3歳~4歳ごろになると、草花や虫、砂や水などといった身近な自然環境に興味を示し、積極的に関わろうとします。また、想像力が広がり、自分で作った物語で友だちとごっこ遊びに没頭することもあります。
このような時期に適切な教材を取り入れて子どもの興味関心を広げてあげることで、子どもはさまざまな能力を獲得していきます。では、この年齢に適した学習方法とはどのようなものか、教材の選び方や教え方のポイントなどにも触れながら解説していきます。

目次

ひらがなはいつから読み書きできるようになる?

年少にあたる3歳・4歳では、自分の名前を読める子はいても、ひらがなで書けるという子はまだ少数です。また、家庭環境や生活経験もさまざまであり、子ども一人ひとりの発達の姿は一様ではないため、この時期にひらがなの読み書きができないことで焦る必要はありません。
保護者としては、「ひらがなを学習させる」というような考え方ではなく、小学校に入学してからの勉強に前向きに取り組めるように、まずは子どもが「ひらがなに関心を示す」ような環境をつくってあげることが重要です。

年少(3歳・4歳)に適したひらがなの練習方法

お子さんがひらがなに興味を持ち始めたら、次のようなステップで徐々にひらがなに接する機会を与えてあげましょう。まずは、子どもが自ら「読みたい」「知りたい」という意欲を見せることが大切です。

①文字に興味や関心を示したらことばの意味を教えてあげる

3歳ごろになると文字に興味を持つ子が多くなります。絵本などを読んでいて、「これはなに?」と子どもが質問してきたら、一文字ずつ読みながら、それが何を指しているのか教えてあげましょう。「あ」「め」と組み合わせることで、「あめ」ということばになり、文字は何かを表す役割を持っているということがわかるようになります。

登園中に見かけた標識や、看板などに書かれたカタカナや漢字、アルファベットなども同様です。お子さんが興味を示したら、「まだ読めない」などと思わず、それが何を表しているのか説明してあげましょう。

文字が何かについて示しているのだということ、人と人をつなぐコミュニケーションの役割を持っているのだということに気づけば、子どもはさらに興味を持つようになります。

②自分の名前を読み書きする

最初は自分の名前から読み始めます。持ち物にも書かれている自分の名前は、目にする機会も多く親しみがあるため、もっとも覚えやすい文字です。

自分の名前が読み書きできるようになったら、家族やお友だちなど身近な人たちに対象を広げていくと良いでしょう。少しずつ読めるようになると「読めた!」という満足感を味わい、より意欲的に文字に関心を持つようになるでしょう。

③運筆力を養う

「文字を上手に書きたい」という意欲がわいてきたら、まずは『運筆力』を身につけましょう。運筆力とは、鉛筆などの筆記具を自由に操る力のことです。近年は生活が便利になったことで手指を使う機会が減り、子どもたちの握力が低下し筆圧が弱くなっています。筆圧の低下は学力の低下につながることもあるため、この時期からしっかりとトレーニングをしておくと良いでしょう

年少(3歳・4歳)にオススメ!文字への興味が増す絵本4選

まずは、お子さんが興味を示す絵本で文字に接する機会をふやしていきましょう。電車や動物、食べ物などお子さんが好きなテーマで絵本を選ぶと、ひらがなにも興味を持ちやすくなります。こちらでは、オススメの絵本を4冊紹介していきます。

最強王あいうえお図鑑

国際[最強王図鑑]協会(編)
定価 1,320円 (税込)

累計380万部突破「最強王図鑑」シリーズのあいうえおブックです。たとえば、『あ』のページには『アンキロサウルス』『アーサーおう』など、最強王図鑑に登場するキャラクターの名前や特徴が紹介されています。

そのほかにも、カバー裏は壁にはれるあいうえお表になっており、めいろやパズル、なぞなぞ、まちがいさがしなどあそびページも充実しているので、大好きな最強王を楽しみながら、自然とひらがな・カタカナが覚えられます。

3さいだもん 新版

無藤隆(監修)
長新太(絵)
水森亜土(絵)
山岡ひかる(絵)
あおきひろえ(絵)
定価 1,760円 (税込)

年齢ごとの発達に合わせた知育絵本です。大人気絵本作家の絵が描かれたおはなしや、いないいないばあなどの遊び、生き物や乗り物、生活などがイラストや写真、しかけで作られており、親子でいっしょに楽しめる本です。
かずやひらがなのページもあり、文字に接する機会をつくってあげることができます。

ディズニープリンセス あいうえお

学研プラス(編)
定価 1,320円 (税込)

ディズニーのプリンセスにまつわる短文から、あいうえおが学べる絵本です。「しんでれら ゆめをしんじて しあわせに」など、映画のワンシーンとともに、文を読みながら自然とひらがなを覚えることができます。
さがしあそびや間違い探しなどもあるので、プリンセスが大好きなお子さんなら、楽しく遊びながら文字を学べるでしょう。

こどもずかん むし777 英語つき しゃしんバージョン

岡島秀治(監修)
よしだじゅんこ(絵)
定価 1,320円 (税込)

累計240万部を超えるベストセラー『こどもずかん』の写真版、むし編です。

カブトムシ、クワガタムシ、バッタ、カマキリ、チョウなど、777以上の写真と言葉を収録しています。ひらがな表もついており、虫好きのお子さんにぴったりの、虫を通してことばが身につく知育図鑑です。

年少(3歳・4歳)にオススメ! ひらがなが学べる知育玩具4選

お子さんが文字に興味を示し始めたら、ひらがなを学べる玩具を取り入れてみても良いでしょう。遊びながらひらがなと触れ合うことで、より自然に文字への興味が増えていきます。ここでは、お子さんが一人で遊べるものから、親子いっしょに楽しめるものまで、オススメの4つの知育玩具を紹介します。

もじかずとけい おふろで楽しく身につく

定価 1,078円 (税込)

水につけるとお風呂の壁にはれるシートです。黒い部分に約32℃以上のお湯をかけると、隠れていた文字やイラストが現れます。
「きかんしゃトーマス」や「おさるのジョージ」、「世界地図」や「日本地図」などさまざまなシリーズがあるので、ひらがなが読めるようになったら、どんどん取り入れてみても良いでしょう。

もじブロック

定価 14,685 円 (税込)

もじブロック」は、表面に見やすいひらがな文字が書いてあるブロックです。文字を合わせた言葉作り、しりとり、クロスワードなど、文字を使ったいろいろな遊びが楽しめます。

ぴよちゃんのひらがなおけいこカード

いりやまさとし(絵)
定価 1,782円 (税込)

世界累計1,000万部を突破した人気絵本「ぴよちゃん」のおけいこカードです。ぴよちゃんシリーズの絵本が大好きなお子さんはもちろん、あまりなじみのないお子さんでもかわいいイラストが描かれたカードで楽しくおけいこに取り組めます。

ディズニー ぺんでらくらくあいうえお

©Disney ©Disney/Pixar
定価 5,720円 (税込)

書いて消せるペンで音声と光をたどりながら文字を習得していく玩具です。

48種類のおけいこカードがあり、まずは線を引く遊びで指先の練習を行い、運筆力を鍛えます。指が自在に動くようになったらひらがなの練習はもちろん、なぞり絵がきやぬり絵などでも遊べます。

年少(3歳・4歳)のひらがな練習にオススメのドリル・ワーク5選

絵本でひらがなに親しみを持ち、知育玩具でより一層文字への興味関心が深まったようなら、ドリルやワークブックなどに取り組んでみても良いでしょう。文字の練習だけでなく、運筆力が鍛えられる「線つなぎ」や「おえかき」、また「めいろ」や「探し絵」などの遊びの要素が含まれたドリルから始めると、お子さんはより楽しんで学習に取り組むことができます。ここでは、オススメの5つのドリル・ワークブックを紹介します。

3さいだもん にこにこワーク新装版

La ZOO(表紙デザイン・イラスト)
京田クリエーション(かしわらあきお)(本文デザイン・イラスト)
無藤隆(監修)
定価 1,045円 (税込)

3~4歳児の学びを広げるアクティビティブックです。シールや迷路、クイズなど幼児が夢中になる遊びで、無理なくおけいこに取り組めるように構成されていて、おけいこの導入にもぴったりの一冊です。

幼児の発達の専門家・無藤隆先生の指導のもと、「あ」から「ん」までのひらがなや「1」から「10」までの数、身の回りのものの名前などのさまざまな知識を、発達にあった方法で身につけることができます。

3歳 ひらがな

学研の幼児ワーク編集部(編)
植垣一彦(指導)
定価 726円 (税込)

ひらがなを『書く』練習に適したワークブックです。形をまねしやすく覚えやすい、かんたんな形の文字からおけいこをスタートします。
薄い文字をなぞる、書き始めだけ示してあるものから書く、自分で書くとステップアップしながら徐々に一人で書けるようになっていきます。

脳育パズル 4歳 めいろ・てんつなぎ

篠原菊紀(監修)
定価 825円 (税込)

脳科学の専門家・篠原菊紀氏監修の脳育ワークです。めいろ、点つなぎ、ひらめきぬり絵の3つのジャンルのパズルに取り組みながら、数字やひらがなの順番を自然と習得していきます。巧緻性やワーキングメモリといった、小学校での勉強につながる能力も育むことができます。

3歳 もじ かず ちえ

学研の幼児ワーク編集部(編)
わだことみ(監修)
定価 726円 (税込)

もじ・かず・ちえの3分野が入った総合ワークブックです。ひらがな、10までの数字、絵さがしやお絵描きなど各分野がバランスよくおけいこでき、お子さんのワークデビューにもピッタリです。
同内容(問題1~5が無料)をスマホやタブレットで楽しめるアプリ版もあるので、お子さんが興味を示すか一度確認してみても良いでしょう。

4歳 めいろ

学研の幼児ワーク編集部(編)
定価 726円 (税込)

さまざまな種類の迷路が収録されたワークです。迷路は洞察力や認識力、言語力などさまざまな知的能力を育てることができる、3~4歳児に適した遊びです。鉛筆を使い上手に線を引くことで運筆力が鍛えられるため、ひらがなのワークブックとあわせて使うとより効果的です。

年少(3歳・4歳)のひらがな学習をサポートするときのポイント

ひらがなを教えるベストなタイミングは、お子さんが文字に興味を持ったときです。一般的には3~5歳くらいにひらがなへの関心を持つ子どもが多いといわれていますが、お子さんの成長はさまざまですので、決して焦らず成長に合わせて進めていきましょう。ここでは、年少(3歳・4歳)が勉強を進める際のポイントを3つ紹介します。

①たくさんほめてあげる

鉛筆を使い始めた最初のころは、まだ文字をしっかりと書けません。書き順も一度では覚えられないでしょう。しかし、間違っていることを指摘したり厳しく叱ったりすることは避けましょう。

「ひらがなを覚えたい」と思っている子どもから、自発的に学ぼうとする気持ちを奪ってしまいます。練習中はたくさんほめてあげて、子どもが「明日も練習したい!」と思えるような声かけを心がけましょう。

②無理やり勉強させない

「お友だちはもうできているのに…」と、学習進度に保護者が焦ったり不安を感じたりすることもあるでしょう。しかし、子どもの成長や発達には個人差があり、今はまだ遅れていても、時期が来れば驚くようなスピードで覚えてしまうこともあります。無理やり勉強させず、入学後の勉強に困らなければだいじょうぶ、と長い目で見て学習を進めていきましょう。

③保護者は見守る姿勢で寄り添う

教えてあげよう、と思うと上手くできなかったときに叱ったり注意したりしてしまい、子どもが「うるさい」「もうやりたくない」と感じる可能性があります。子どもが一生懸命取り組んでいるときは隣で静かに見守り、子どもが質問をしてきたり、一人では難しく保護者に手伝いを求めているようなら助けてあげましょう。子どもが自発的に「上手になりたい」と思っていれば、助言に対しても素直に聞き入れるでしょう。

まとめ

3~4歳は、ひらがなに興味を持ち始める最初の年齢ですが、お友だちと比べてわが子の習得度に不安を持つ必要はありません。この時期に大切なことは、無理やり学習させることではなく、文字に興味を持てる環境をつくってあげることです。子どもが自ら「学びたい!」と思うようになるまで、保護者は焦らず側で見守ってあげましょう。

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