【読めたらすごい!】この色の名前なーんだ?[難読漢字クイズ*10問]

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古くから伝わる日本の伝統色の読み方をクイズにしました。
空の様子や草花などが由来になった色もあります。お子さんといっしょにクイズを解きながら、伝統色の豊かな色彩を楽しんでください!

目次

この色の漢字、なんて読む?

「小豆色」は?

あずきいろ

くすんだ黄みがかった赤色のこと。アズキ(小豆)の色に由来します。

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「唐紅色」は?

からくれないいろ

濃くあざやかな赤色のこと。ベニバナ(紅花)の花から取った紅色の染料で、濃く染めた色です。

「黄金色」は?

こがねいろ

金のように輝きがある黄色のこと。収穫時期の稲穂や、麦の穂の色を表すときにも使われます。

「黄土色」は?

おうどいろ

くすんだ赤みのある黄色のこと。黄土(黄みの強い土)から作る顔料(着色に使う粉末)の色です。

「群青色」は?

ぐんじょういろ

あざやかな藍(あい)がかった青色のこと。藍銅鉱(らんどうこう)という鉱物から作る顔料の色で、群青とは、「青の中の青」「青の集まり」を意味します。

「海松色」は?

みるいろ

暗い黄緑色のこと。海藻の海松(みる)のような色です。英名はモス・グリーン(苔[こけ]のような、灰色がかったくすんだ黄緑色)といいます。

「土器色」は?

かわらけいろ

くすんだ茶色のこと。釉薬(うわぐすり。陶磁器の表面をガラス質でおおうための薬品)をかけずに焼いた、素焼きの土器や陶器の色をさします。

「東雲色」は?

しののめいろ

ほのかな黄赤色(黄色と赤色の中間色)のこと。東雲には明け方という意味があり、東雲色は太陽の光でほんのり明るくなった空の色を表します。

「竜胆色」は?

りんどういろ

青紫色のこと。日本の秋を代表する花のひとつ、リンドウ(竜胆)の花のような色です。

「空五倍子色」は?

うつぶしいろ

黒ずんだ灰色のこと。五倍子(ふし)とはヌルデの木にできた虫こぶ(昆虫などによって植物に作られる膨らんだ部分)のことで、中が空になったものを空五倍子といい、染料にすると黒ずんだ灰色に染まります。

いくつ正解できましたか?

ほかにも、日本にはさまざまな伝統色があります。お子さんが興味をもったら、図鑑などで調べてみてくださいね。

この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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