(な)(シャリシャリ…)すいか、最高!!!おいしい!
(り)たねはちゃんと出してね〜。
(な)なんか、たねを出すのがちょっとめんどうくさいなあ。なんでスイカにはたねがあるんだろう?
(り)それはね…
なかまをふやすためだよ。おいしい実ができると、動物や鳥が食べてくれるでしょ?
その動物や鳥がべつの場所でうんちをする。そしてそのうんちの中にあるたねが…
(な)芽を出すんだね!
(り)そうだよ。すいかなどの草や、木は自分では動けないでしょ?
動物や鳥に運んでもらえば、ちがう場所でなかまが大きくなれるからね。
もっと しりたい?
*スイカのたねは4〜5月ごろたねまきをして、条件さえそろえば、割と簡単に芽がでてきます。
しかし、たねから育てると病気になりやすく、また、スイカ一株を育てるのに、少なくともたたみ一畳分ほどのスペースが必要ともいわれるので、おうちで収穫まで育てるのはちょっと難しいですね。
*スイカの皮やたねは、すててしまうことが多いですが、皮を漬け物にしたり、たねを油炒めしたりして、食べることもあります。中国には、たねを食べるためのスイカ(たねが大きい品種)もあるとか。
*あまりおいしくないスイカは、小さく切って砂糖か蜂蜜をかけ、レモン汁を少し加え、凍らせます。細かくくずしてもりつけると、「スイカかき氷」のできあがり。
(な)スイカのしましまもようも、おもしろいよねー。
(り)日本にすいかがきたばかりのころは、しましまじゃなくて、こい緑色とか、黄色とか、青白い色をしてたんだって。
(な)うーん…なんかそれだと、メロンぽいかな? やっぱり緑と黒のしましまもようが「スイカ」って感じがする。
(り)さいきんはしましまじゃなくて、まっくろの皮のスイカや、黄色い皮のスイカもあるよ。
スイカの中身も、赤のほかに、黄色やオレンジ…なんと、白いスイカもあるんだって。
(な)中が黄色いスイカは、食べたことあるよ。甘くておいしかったなあ。
白いスイカは見たことないけど…どんな味がするんだろう。
(り)味はさっぱりして、とっても甘いらしいよ!
白いスイカは、傷つきやすいから、あまりお店にはならばないんだって。
(な)そうなんだ~。いつか食べてみたいな!
参考ホームページ:スイカの育て方.com