家計を圧迫? 年々増えている習い事費用

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家計を圧迫? 年々増えている習い事費用

お子さんの習い事に、どのくらい費用をかけていますか?
子どもの可能性を伸ばしたいと思う気持ちと、家計やスケジュールとの板挟み、というご家庭が多いかもしれませんね。
一般的に、子どもの習い事にお金をどのくらいかけているのか、調査結果から見てみましょう。

文/マムズラボ

目次

「塾+習い事」の平均支出金額は、ひと月14,429円

ソニー生命保険株式会社の「子どもの教育資金に関する調査2022」によると、「スポーツや芸術の習い事よりも学習塾に教育費をかけたい」に当てはまるかどうか聞いたところ「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が40.9%と半数未満となり、学習塾よりも習い事にお金をかけたい親が多数派であることがわかりました。

子どもの年齢に関わりなくすべての回答者に、習い事、家庭学習、教室学習のそれぞれに1か月あたりいくらくらい支出しているかを聞き、平均支出金額を合計したところ、ひと月あたり、平均14,429円となりました。

学校以外での教育費の平均支出金額の合計

習い事の支出額は6年前より増えている

「教育費の平均支出金額の合計」の結果を、過去の調査結果と比較すると、2021年13,267円→2022年14,429円と、昨年よりも1,162円ほど増加していることが分かります。

子どもの年代を問わず、習い事費用はここ数年間はほぼ横ばい状態です。
しかし、6年前の2016年と比べると明らかに増加傾向にあるようです。

子どもの学校種別に見ても、やはりここ2~3年はあまり大きな変化はありません。
未就学児から大学生など、どの学校種でも2016年より2022年の方が3~5千円高くなっています。

例えば
未就学児では2016年4,164円→2022年8,916円と4,752円の増加
小学生では2016年11,685円→2022年15,394円と3,709円の増加
という結果です。

習い事費用が一番高いのは中学生

さらに、子どもの年齢によって、どんな変化があるかを見てみましょう。

同調査より、子どもの就学段階別に平均支出金額の合計を就学段階別に見ると、

未就学児 8,916円/月
小学生 15,394円/月
中高生 20,580円/月
大学生等 12,754円/月
となりました。

コロナの影響があった昨年を除いて、習い事費用はここ数年、増えることはあっても減ることはありませんでした。
また幼児よりも小学生、小学生よりも中高生と、習い事費用も高くなっていきます。

一般的に、習い事は本人ががんばってステップアップして級やグレードが上がるほど、月謝やレッスン料は上がる傾向があります。
習い事を始める際は、将来負担が大きくなる可能性が高いことを考慮に入れておいたほうがよいでしょう。

スイミングが不動の人気ナンバー1

習い事はスイミングが人気ナンバー1

学研教育総合研究所(Gakken)「小学生白書(2021年)」によると、小学生の75.2%がなんらかの習い事をしています。

小学生(1~6年生)の人気習い事ランキングは、次の通り。

1位 「水泳」(25.7%)
2位 「受験のための塾・学校の補習のための塾」(18.7%)
3位 「通信教育」(15.3%)
 これに僅差で、「英語塾・英会話教室」「音楽教室」が続きます。

特に人気が高いのが水泳。
ここ数年間不動の1位に留まっているだけでなく、小学校1~3年では約3割の子どもが水泳を習っています。

家庭教育が専門の田宮由美先生によると、人気の秘密は次の通り。

基礎体力の向上&心肺機能・免疫力もアップ!
「小学校でのプールの授業の時に役立つことを保護者の多くは願っていると思いますが、それだけでなく、海水浴やプールなどで水難事故にあった時、自らの命を守る大切な技術習得にもつながる、といったことも継続した人気の理由でしょう」
【水泳で育つ力】
・水泳の技術や基礎体力の向上
・全身の筋肉を鍛えることで、心肺機能の向上や免疫力も高まる
・集中力や持続力
・体温調整機能が強化され、かぜをひきにくくなる

<引用元>

習い事を始める時期はいつがいい?人気の習い事のメリット&気をつけるポイントも | こそだてまっぷ

未来を見すえて、賢く家計を考えよう

子ども本人の「やりたい!」という希望や「できるだけ可能性を伸ばしたい」という大人の気持ちなどがあり、むやみに節約できないのが、子どもの習い事費用です。その一方で、習い事費用が負担に感じるようであれば、続けることきつくなるでしょう。

年齢が上がるほど費用が上昇傾向にあることをふまえて、数年以上先を見すえながら習い事の数や年数とともに、計画的に家計を考えるのがよさそうです。

<出典元>
子どもの教育資金に関する調査2022|ソニー生命保険株式会社
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2021/nr_220308.html
調査対象:大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女1,000名(全回答者)

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