どこでも手に入る重曹とクエン酸で、バスボムが簡単に作れるのを知っていますか?
重曹を入浴剤に使った重曹風呂は、お肌がすべすべになったり、浴槽の掃除が楽になったりなどの効果も期待できるそう。
お風呂嫌いなお子さんも、楽しくバスボム作りをすれば、お風呂の時間が楽しくなるかも!?
今回は、中からおもちゃが出てくる仕掛けつきで紹介します♪
案・製作・撮影/おおしだいちこ
準備をしよう!
<1個分(入浴1回分)>
- 重曹…大さじ2と1/2
- クエン酸…大さじ1と1/2
- 塩…小さじ1/2
- 食用色素(お好みで)…少々(今回は耳かき1杯分くらいで作っています)
- 水(または精製水)
- 霧吹き
- ビニール袋
- 型(今回はカプセル容器を使用しています)
- 中に入れるおもちゃ(お好みで)
バスボムを作ろう!
1 材料を混ぜよう!
重曹、クエン酸、塩をビニール袋に入れて、ビニールの上から揉み込むようにして混ぜ合わせます。
この春に1年生になったお姉ちゃんは自分ではかることに挑戦! 一人でできました♪
混ざった様子はこんな感じ!
色をつけたい場合は、お好みで食用色素を少々入れます。
香りを楽しみたいなら、精油をプラスしても♪
写真は、緑色の食用色素を耳かき1杯分入れてたもの。ほんのりと色づきました。
2 霧吹きで水をかけよう!
霧吹きで少しだけ、水、または精製水をかけます。
この水の分量がポイント!
なんとなく湿っていて、力を入れて握ると、砂だんごのように形が作れるくらいにします。水が多すぎると、粉が溶けてしゅわしゅわと発泡してしまうので要注意です。
今回は、最初だけ子どもたちに吹きかけてもらい、最後は大人が微調整しました。
お水を入れすぎた場合は、粉を足せばおさまるので、ステップ1で調整用の粉をとりわけておいてもよいですね。
「いい感じかな?」
よく揉んで感触を確かめるふたりです。
3 形を作ろう!
今回は、カプセル容器を使って半球体の形のバスボムを作ります。
穴をセロハンテープで留めて使いました。
スプーンで上手に粉を詰めていく弟くん。
ここで醍醐味である、中から出てくるおもちゃを投入!
今回は、100均で入手した金魚のおもちゃやスーパーボール、プラスチック粘土で手作りしたおもちゃを選びました。
おもちゃを入れたら、上からさらに粉を詰めて、きつく押し込んだあと、そーっとカプセル容器から外します。崩れやすいので、様子を見ながら大人がサポートを。
カプセル容器がたくさんある場合は、そのまま乾かしてもよいでしょう。
袋の上から、おにぎりを握るようにおだんご状にしても◎。
ぎゅっぎゅっと大切そうに握る弟くんです♪
4 乾かしたら完成!
2~3日間、乾燥させたら完成です!
乾くと色が少し薄くなり、パステルカラーのバスボムが完成しました♪
お湯に入れてみた!
洗面器に張ったお湯に完成したバスボムを入れてみます。ドキドキの一瞬です…。
ブクブクと泡を立てて、お湯に黄色が広がります。
洗面器なので、お湯の色がかなり色づいているように見えますが、今回入れた食用色素の分量だと、実際の湯舟ではほぼ無色だったそう。
色を楽しみたいかたは、もう少し多めに入れてもよいかもしれませんね。
おや? 何か見つけた様子のふたりです。
「アライグマが出てきた~!」
自分で作ったバスボムですが、どれに何を入れたかわからなくなったようで、今日は何が出てくるかな~? と、お風呂の時間のちょっとしたサプライズを楽しんでいるそう。
お風呂に入れるのが楽しいので、また作りたい! と満足のふたりでした。
完成したバスボムは、結構硬くなりますが、ポロポロしてしまうので、ラップに包んで容器に保存しました。カプセル容器の半分のものは、二つ合わせて包むとかわいいしわかりやすいですよ。
お風呂の時間を楽しく
重曹風呂には、お肌をすべすべにしたり、お風呂掃除を楽にしたりするうれしい効果があると同時に、いくつか注意点があります。
・追い炊きはできるだけ避けましょう。
・使いすぎると肌が乾燥する恐れがあるので、用量を守って作りましょう。
・肌の弱い人は使用を避け、トラブルを感じたら使用をやめて医師の診断を受けましょう。
これらのことには気をつけて試してみてくださいね。
自分で作ったとっておきのバスボムといっしょなら、嫌いなお風呂も楽しい時間にできるかも。 お湯に入れたときのしゅわしゅわ感や、中からおもちゃが出てくるサプライズをたっぷり味わってみてはいかがですか?
美容や健康にも役立ち、お掃除も楽にしてくれる重曹入りバスボム、ゴールデンウィークのお楽しみにもオススメです♪
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
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