「プラスチック粘土」を知っていますか?
80℃以上のお湯で水あめのようにやわらかくなり、好きな形が作れます。冷えるとかたまりますが、お湯で温めれば何度でもやわらかくなります。色が鮮やかで、おもしろい感触が味わえるこの粘土は100円ショップでも気軽に購入することができます。準備もとてもかんたんなので、忙しい年度末の遊びにはぴったり! お別れするお友だちにプレゼントしてもよさそうですね。
案・製作・撮影/おおしだいちこ
準備をしよう!
- プラスチック粘土(おゆまる)
- 紙コップなどの容器
- 割り箸
- 透明な袋
- モール
- 綿棒
- 折り紙
- メッセージタグ
- ビンや缶などのラッピング用容器
キャンディを作ろう!
プラスチック粘土を温めよう!
プラスチック粘土をお湯(80℃以上)で温めます。
温めすぎると、粘土がやわらかくなってコップにくっつき、取りにくくなるので紙コップなどの使い捨て容器がオススメ。
やわらかくなってきたら割り箸で取り出しましょう。
2 好きな形を作ろう!
プラスチック粘土は、実はこんなに伸びる、まるで水あめのようにとても柔軟性のある素材。気持ちのよい感触を味わいながら物作りを楽しむことができますよ。
ただ、お湯から出してすぐに触っても平気そうではありましたが、火傷には十分に気をつけるようしっかりと見守りましょう。お湯が入った紙コップは熱いので、触らないように約束をしました。
テーブルにはクッキングシートを敷いておくと便利ですが、べたべたしていないのでテーブルにくっつくことはあまりありませんでした。
細長くしたプラスチック粘土を2色重ねて、端からくるくると巻き、綿棒をさせばペロペロキャンディに! お姉ちゃんに作ってもらってうれしそうな弟くんです。
プラスチック粘土が固まってきたら、またお湯につけるとやわらかくなります。お湯が冷めてきたら熱いものに取り替えましょう。
いろいろな形のキャンディができました!
3 ラッピングしよう!
ペロペロキャンディは、透明な袋をかぶせてモールで留めました。
本物みたいでとてもかわいいですね!
空き缶の中に詰めてラッピングしてもおしゃれに飾れます。空き缶の底に折り紙を敷くだけで、ぐっとかわいくなりますよ。
出したり入れたりして、何を入れようか吟味している弟くんです。
透明な瓶に入れても、宝石のようできれい!
4 メッセージを添えて、完成!
市販のメッセージタグを使用しました。
ちょうどおばあちゃんの誕生日が近かったのでプレゼントにするそう。でも、「おたんじょうびおめでとう」の文字を書いたものの、「やっぱりあげるのやだ!」とお姉ちゃん(笑)。あげるのが惜しくなってしまうほど、とっても気に入ったようですね。
そして、メッセージタグを添えて完成したのがこちら!
空き缶には、斜めにマスキングテープを貼っておしゃれに飾りつけました。
家で飾るなら容器の蓋を少し開けておいても、中身が見えておしゃれですよ。
プラスチック粘土で作ってみよう!
プラスチック粘土は、紙粘土とは見た目も感触も違うので、新鮮でとても楽しかったようです。
飾ってはいますが、2人とも中から何度も取り出して眺めているそう。
工作が終わったあとには、もっとたくさん買ってこよう‼と言うほどハマってしまったようです。
色が鮮やかで感触も楽しいプラスチック粘土。ぜひ、おうちで試してみてくださいね。
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
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