おうちで親子いっしょに楽しめる、工作アイデアを毎月紹介していく「おうちでつくろ!」。
10月のテーマは、「秋の自然物」です。
どんぐりやまつぼっくりなど、せっかく拾ってきた秋の自然物を活用しないなんてもったいない! 思い出に、親子で小物入れにしてみませんか? 木の粉で作られた粘土を使うことで、よりおしゃれな仕上がりに。普段使いできるのもうれしいポイントです。
案・製作・撮影/おおしだいちこ
準備をしよう!
- 芯材となる容器(フタはお好みで。あってもなくてもOK)
- 木粉粘土(100円ショップで購入できます。紙粘土でもOK)
※芯材にくっつくタイプを使用します。パッケージに記載があるので要チェックです!
※ジャムの瓶くらいの大きさに対して、粘土1袋くらいが目安。ただ、子どもたちは楽しくて粘土あそびがとまらないので、多めに購入しておくことをおすすめします。 - どんぐり、まつぼっくり、小枝など、秋の自然物
- ビーズ、レースリボンなど
- 木工用ボンド
- 小さめの紙コップ
- 綿棒
- クッキングシート
小物入れを作ろう!
① 容器に粘土をくっつける
粘土板の代わりに、クッキングシートを敷きます。乾かすときにもそのまま使えるのでオススメです。
薄く伸ばした粘土を容器の外側にくっつけていきます。
手のひらで包むようにして、何度もしっかり押さえていきましょう。大人もいっしょに同じものを作っていくと、工程の説明がしやすいですよ。
フタや容器の口は少し難しいので、大人がサポートしましょう。デコレーションをする前に、ちゃんと開閉できるかをチェックしてくださいね。
② 自由にデコレーション
容器にビーズやどんぐりなど、飾りを自由にくっつけていきます。
そのままでは乾いたときに落ちてきてしまうので、つけたい箇所に木工用ボンドをぬりましょう。小さい紙コップに木工用ボンドを多めに出しておき、綿棒ですくってぬると便利です♪
お姉ちゃんは、くまさんをイメージして、どんぐりを耳に見立てています。
弟くんは、大きなまつぼっくりを大胆に♪
③ 乾かす
底部分にも粘土をつけるので、フタを外し、逆さまにして乾かすと◎。
まつぼっくりは重いので、落ちてしまわないよう、写真のように下に支えを入れておきましょう。
完成!
粘土や木工用ボンドが完全に乾いたら完成です。ニスをぬってもよいですが、小さい子の場合はそのままでOK。
うまくできたよ~! と大満足のお姉ちゃん。
弟くんもとってもうれしそうです。
どんぐりやまつぼっくりの処理方法
事前に処理をすると、虫が出てくるのを防ぎ、お気に入りの作品を長くもたせることができます。ゆでたり冷凍したりといくつか方法はありますが、ここではゆでる方法をご紹介します。
小枝も、まつぼっくりと同じ方法で処理しましょう。
(100円ショップで処理済みの小枝を購入することもできます。)
秋の自然物拾いに出かけてみよう!
完成した小物入れは、観葉植物のそばが定位置になったそうです。緑との相性もバツグン! 中に、植物を入れて飾ってもすてきですね。
処理済みの余ったどんぐりやまつぼっくりは、数年経ってもきれいなままなので、おままごとに使ったり、ツリーのオーナメントにしても! せっかく手間暇かけて処理するので、余ったものもいろいろなところで使ってみてくださいね。
ぜひ、親子で秋を集めに出かけてみましょう!
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
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