【名前を書く場所にも注意⁉】今すぐできる防犯対策やオススメの防犯グッズ8選

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【名前を書く場所にも注意⁉】今すぐできる防犯対策やオススメの防犯グッズ8選

小学生になると1人で行動する時間が多くなり、事故や犯罪に巻き込まれないか心配になりますよね。

そこで今回は、子どもを危険から守るために保護者が今すぐにできることと、オススメの防犯対策や防犯グッズなどをご紹介します。

文/マムズラボ

目次

子どもが「事故・犯罪」に巻き込まれやすい場所とは?

防犯対策を考えるにあたり、どのような場所やシーンで事故や犯罪が多いのかを知っておくことは重要です。ここでは、とくに注意したい場所や時間のほか、事例と対策をご紹介します。

通学路・習い事の帰り道

通学路や習い事からの帰り道や、学童や公園から帰宅する夕方は辺りが暗くなりはじめるので注意が必要です。季節や地域によって暗くなる時間帯も異なりますが、冬場はとくに早く16時ごろから暗くなりはじめます。

【事例】
・不審者が声をかけてくる
・勝手に写真を撮られる
・交通事故に遭う

【対策案】
・なるべく明るい時間に帰宅する
・友だちといっしょに帰宅する
・保護者と待ち合わせる
・人どおりが多い道を選ぶ
など

公園

1人でも友だちどうしでも気軽に遊びに行ける公園ですが、大人の目が届かない危険な場所もあります。

【事例】
「かわいいペットの写真を見せてあげるからこっちにおいで」
など、子どもが遊んでいるときにことば巧みに誘導する

【対策案】
公衆トイレや木々の間といった見えにくい場所には、1人で行かないよう子どもに伝えておく

また、公園の出入口から道路に飛び出すと、車にぶつかってしまう可能性があります。その点もしっかり注意を促してあげてください。

留守番中

小学生になると、子どもだけで留守番をするケースがあります。

【事例】
・開いている窓から不審者が侵入する
・宅配業者を装いチャイムで呼び出す
・帰宅するのを見ていた不審者が、子どもの背後から室内に侵入する
など

【対策案】
・鍵の開け方を理解し、素早く家に入る
・ドアを開けるときは周囲を確認してから行う
・家の中に入ったらすぐに鍵を閉める
・帰宅時に保護者がいなくても「ただいまー」と言って家に入り、子どもが家に1人でいるのではないという雰囲気をつくる
など

すべてに共通して大切なことは、このような事態に遭遇したときの対処法を子どもと決めておくことです。警察への通報の仕方や、近所で助けてくれる家などを子どもといっしょに確認しておくと安心でしょう。

関連記事:【通学路の安全は1年に1度確認!】小学1・2年生、男子の交通事故が多い

子どもを危険から守るために今すぐできる防犯対策・防犯グッズ8選

次に、子どもを危険から守るための対策を8つご紹介します。今すぐできる対策もあるので、ぜひチェックしてみてください。

1.防犯ブザーの確認

小学生になり、ランドセルに防犯ブザーをつけている人も多いのではないでしょうか。しかし、有事の際に使えないと意味がありません。いざというときに備えて、以下のことを子どもといっしょに確認しましょう。

・防犯ブザーの使い方(音の出し方、止め方、どのようなときに使うか、音量の設定など)
・防犯ブザーの電源を定期的にチェック
・通学時(ランドセル)以外の出かける際に使う防犯ブザーの用意

1つだけだと違うかばんのときに付け替えを忘れてしまい、緊急事態に使えない可能性もあるため、予備の防犯ブザーを用意しておくのもオススメです。

2.名前は見えない場所に書く

名前が見えやすいところに書いてあると、声かけや連れ去りにつながりかねません。たとえば、「○○ちゃんのママがケガをしたからいっしょに病院に行こう!」と声をかけられたら、「知らない人だけどママの知り合いなのかな?」と、子どもが信じてしまう可能性があります。

ランドセルにしまう筆箱やノートに大きく名前を書くのは問題ないですが、「外から見える持ち物」は見えにくいところに名前を書くようにしておくと安心です。

3.親子で通学路の確認

子どもといっしょに通学路で気をつけるべき場所を確認しておきましょう。また、交通ルールを守るのは当たり前ですが、交差点や車、自転車が多い場所なども、注意して歩行するよう教えてあげることも大切です。

【気をつけたい場所】
・交差点
・曲がり角
・見通しが悪い場所
・人どおりが少ない場所
など

その他にも、子ども110番の家、警察、コンビニエンスストア、知人の家など、人がいる場所(安全な場所)を子どもといっしょに歩きながら確認しておくとよいでしょう。子どもは何が危険なのか1人で判断するのが難しいので、大人がしっかりと確認して伝えてあげることが重要です。

4.鍵の使い方の確認

まず、鍵は非常に大切なものであることを教えてあげましょう。鍵を首にかけていると第三者に気づかれてしまったり、何かに引っかけてしまったりする可能性があるため、防犯面からも安全面からでもオススメできません。

鍵の持たせ方については下記のことを確認しておきましょう。

・住所や名前がわかるものといっしょにしない
・遊び道具にしたり、友だちに見せたりしない
・外からは見えないように持たせる
・紐をつけるなど、落とさないような工夫をして持たせる

鍵を持たせることに不安がある場合は、暗証番号を入力することでロックが解除されるオートロックなども発売されているので、利用を検討してみるとよいでしょう。

5.留守番のルールを決める

不審者の侵入以外にも火災やけがなどの心配もあります。犯罪や事故を未然に防ぐためにも、下記を参考に親子でルールを決めておきましょう。

【ルールの例】
・保護者がいないときは玄関のチャイムや電話が鳴っても出ない
・キッチンには入らない
・ベランダや庭に出ない

【保護者がしておくべきこと】
・ガスコンロはチャイルドロックをしておく
・ドアや窓などの戸締りをしておく
・いざというときのために子どもと連絡が取れるようにしておく

留守番をする機会が多い場合は、部屋にネットワークカメラを設置しておくことも有効です。保護者がスマートフォンで家の様子を確認できるようにしておくと、防犯面でも安心できるでしょう。

6.親子でシミュレーションしておく

「こんな場合はどうする?」と、子どもといっしょにロールプレイングしておきましょう。とっさに行動できるかどうかは、日々の防犯意識の高さにかかっています。

不審者に遭遇した場合のロールプレイングでは、ランドセルは置いて逃げてよい、大声を出す、人が多い場所(通学路などの具体的な建物も確認)に逃げるなど、具体的に親子で確認しておきましょう。

警察では危険を回避するための合言葉「いかのおすし」を作成しています。小学校の防犯教室などで習う場合もありますが、親子で確認しておくと安心です。

・いか:ついていかない
・の:車にらない
・お:助けてとお声を出したり防犯ブザーで知らせたりする
・す:怖い思いをしたら大人がいるほうにぐ逃げる
・し:周りの人にすぐらせる

7.自治体や警察などが発信する防犯情報のメール配信サービスなどに登録する

各自治体や警察は防犯・犯罪対策に関するメールなどを配信している場合が多いので、登録して確認しておくことも大切です。筆者の住んでいる市ではLINEで不審者情報などが送られてくるので、すぐに確認できます。

利用は無料なので、ぜひ自分の住んでいる地域の防犯情報を確認して登録しておきましょう。

8.GPSやキッズ携帯を持たせる

子どもの位置情報がわかるGPSやキッズ携帯も効果的です。現在ほぼすべてのキッズ携帯にGPSが搭載されているので、キッズ携帯があれば子どもの位置情報をかんたんに確認できます。

ただし、学校には持ち込めない場合もあるので、その際は小型のGPSをかばんに入れておくと安心です。SOSボタンや音声メッセージなど、機能や性能はさまざまなので、各家庭で使いやすいものを選ぶようにしましょう。

今すぐできる防犯対策をして子どもを危険から守ろう

子どもの周りにある事故・犯罪や、気をつける場所、今すぐできる防犯対策やグッズについてご紹介しました。子どもといっしょにできる防犯対策の方法はさまざまです。今回の記事を参考に、それぞれのご家庭に合った防犯対策を家族で話し合ってみてくださいね。

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