【ただ捨てるのはもったいない!】不要になったまだ使える文房具のオススメの寄付先4つ 

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【ただ捨てるのはもったいない!】不要になったまだ使える文房具のオススメの寄付先4つ 

ご家庭に、学校指定と異なったり、子どもが気に入らなかったりしてあまり使われていない文房具はありませんか? 使わないからといって、捨てるのももったいないですよね。そんなときは、文房具の寄付をしてみませんか?

今回は、文房具の寄付を受けつけている団体や、寄付の方法、注意点をご紹介します。

文/マムズラボ

目次

使わなくなった文房具を寄付するメリット

まず、文房具を寄付するメリットをご紹介します。ゴミとして捨てるよりも、さまざまなメリットがありますよ。

世界の子どもたちの役に立つ

文房具は、勉強をする子どもたちにかかせません。とくに、鉛筆や消しゴムなどは消耗品であり、発展途上国や児童福祉施設などにおいては、必要な数が行き届いていない教育現場も存在します。 

自分にとっては不要になってしまった文房具が、そういった現場の子どもたちへ寄付されることで、世界の子どもたちの学習環境の改善につながるのです。不要な文房具の寄付であれば、募金に応じるよりもハードルをあまり感じないかと思います。そのため、寄付という行動の第一歩として始めやすいのではないでしょうか。 

家が片づく

まだ使う機会があるかもと考えると、なかなか文房具を捨てられない方も多いのではないでしょうか。そんなときでも、不要な文房具を寄付することで、家の中が少し片づきます。 

整理整頓をすると気持ちもスッキリしますね。 

ワクチン寄付にもつながる

団体によっては、寄付された文房具の買取を通して得たお金を使い、発展途上国へのワクチン寄付を行うところもあります。 

発展途上国の中には、ワクチンがあれば予防できる病気で命を落とす子どもたちが存在します。寄付をした文房具が子どもたちへのワクチンに代わり、命を救うことにつながる点もメリットの1つです。

現地の雇用につながる

寄付されたものを必要としている人まで届ける過程で、さまざまな雇用がうまれます。たとえば、運送や荷物の選別、包装などの作業を現地の方々に依頼している団体もあります。 

そのため、勉強をする子どもたちだけではなく、周囲の働きたい大人たちの支援にもつながっていくこともメリットといえるでしょう。

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文房具を寄付するときの流れと注意点

次に、文房具を寄付したいと思った場合に具体的に何をすればよいのかを順にご紹介します。寄付する際の注意点も知っておくと、スムーズに寄付できますよ。

1.家にある不要な文房具を集める

まずは不要な文房具を集めます。 

寄付する団体によって、使いかけの文房具を受けつけるか、どのような文房具が必要か、記名しているものは使えるかなど、条件が異なります。そのため、集める時点で文房具の種類ごとに分類したり、未使用かどうか確認したりしておくとスムーズです。 

また、文房具だけでなく、不要なおもちゃや衣類なども受けつけている団体もあります。文房具といっしょに寄付できそうな不要品がないかを見ておくのもオススメです。 

2.寄付する団体を決める

寄付できそうな文房具が集まったら、寄付先の団体を選びます。団体によって、文房具の送付先や理念などが異なります。 

たとえば、文房具をそのまま送付する団体もあれば、買取などで換金して寄付金やワクチンという別の形に換える団体もあるのです。 

どのような支援方法で貢献したいのかをしっかり考え、共感できる団体、信頼できる団体を選びましょう。 

3.文房具を梱包して郵送する

寄付する団体が決まったら、集めた文房具と団体が受けつけている文房具をそれぞれ確認し、相違のないようにしておきます。 

寄付する文房具を決めて梱包し、郵送しましょう。団体によっては段ボールや袋が指定されている場合もあるため、梱包方法や郵送方法などの詳細をしっかり確認しておくことが大切です。 

基本的に、箱や梱包材、送料などは自己負担になります。指定されていない場合に着払いを選択するのは受取団体の負担になるため、避けたほうがよいでしょう。 

文房具の寄付を受けつけているオススメの団体4つ

最後に、文房具の寄付を受けつけているオススメの団体をご紹介します。協力したいと思える団体があれば、郵送方法や、どのようなものを受けつけているのかなど、きちんと確認しておきましょう。 

児童養護施設

児童養護施設の中には、文房具や子ども用の衣類、おむつなど、日用品や消耗品の寄付を受けつけている施設があります。 

全国養護施設協議会のホームページから、寄付を受けつけている児童養護施設をさがすことができます。お住まいの市区町村に問い合わせて、近隣の児童養護施設が寄付を受けつけているか確認するのもよいでしょう。 

セカンドライフ

NPO法人グッドライフが運営する「セカンドライフ」は、全国の不用品を集めて国内外で寄付やリユースを行っています。日本や世界中の人々に笑顔を届けることを目的に活動しており、その一環として文房具などの寄付も受けつけています。 

「寄付の見える化」というサービスによって、寄付をしたものがどのような流れで、どこに届けられるのかが明確にわかるのが特徴です。ホームページやSNSで寄付したあと、そのあとのストーリーを追うことができるため、自分たちの文房具がどうなったのか、子どもといっしょに確認できるのもよいですね。 

セカンドライフ公式サイト 

NPO法人ワールドギフト

「NPO法人ワールドギフト」は、物品の寄付支援をメインとして、命を守るための活動を行っています。 

95か国を支援してきた実績もあり、文房具だけでなく、衣類やキッチン用品、おもちゃなどのさまざまなアイテムの寄付を受けつけています。使用済み、開封済みのものも受けつけているため、文房具の残量が元の半分以上程度あれば寄付が可能です。 

文房具以外にも、ランドセルやジャージ、鍵盤ハーモニカなどの学用品など、幅広く集めています。 

NPO法人ワールドギフト公式サイト

リボーンプロジェクト

「リボーンプロジェクト」は、「不用品回収のグッドサービス」が運営しているプロジェクトです。捨ててもよいものを海外で現地販売し、売上の一部をワクチン寄付する活動を通して、現地の雇用や子どもたちの笑顔を守る支援を行っています。 

教育支援だけでなく、多くの子どもたちの感染症予防に貢献したいと考える方にオススメの寄付先といえるでしょう。 

幅広い不用品を集めていますが、文房具は未使用のものに限ります。 

リボーンプロジェクト公式サイト 

文房具を必要としている子どもたちのために寄付しよう!

文房具を寄付すると、自宅が片づくだけではなく、子どもたちの勉強や健康を支援することにもつながります。ゴミ箱に捨てるよりも多少の手間はかかりますが、その行動が誰かの役にたつのはすばらしいことですよね。子どもといっしょに文房具を整理しながら、寄付という形の社会貢献に挑戦してみませんか? 

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