【今話題の保育園留学!】子どもに与えるメリットやオススメの地域をご紹介

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最近、話題の「保育園留学」をご存じですか? 保育園留学は、未就学児の子どもが見知らぬ土地の保育園を体験できるだけでなく、保護者もいっしょにその地域の文化・暮らしを体験できることで注目を浴びています。

そこにはどのような魅力が詰まっているのでしょうか。今回の記事では、保育園留学のメリットと体験できる施設をご紹介します。

文/マムズラボ

目次

保育園留学とは?

保育園留学とは、1~2週間家族で地域に滞在しながら、子どもが地域の保育園に通える暮らし体験です。子どもには心身ともにのびのび育つ環境を。家族には働きながら、子育てをしながらも多様な選択肢を。地域には、家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらします。

保育園留学の最大の魅力は、大自然を肌で体感できること、その土地ならではの魅力を満喫できることです。

また、保育園での新しい遊びや新しい友だちとのコミュニケーションは、子どもに大きな刺激を与え、子ども自身の心の成長にもつながるでしょう。

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保育園留学の費用や参加資格は?

保育園留学に参加するには、どのような条件があるのでしょうか。また費用はどのくらいかかるのかもご紹介します。

費用

保育園留学にかかる費用は、家族の人数や地域、プラン内容などによって変動します。大人2人、子ども1人で2週間滞在(最大10日登園)の場合、27.5万円からとなります。

プランには預かり保育、宿泊、生活備品、宿泊施設内でのWi-Fi利用料が含まれます。食費、日用品費、保険料、現地までの移動費、レンタカーなど現地での移動費は含まれません(※1)。

地域によっては、保育園留学の支払いの一部をふるさと納税の返礼品で支払えるサービスもあります。

※価格は2023年8月時点のものとなります。

参加資格

参加資格は、0歳児〜未就学児のいる家族です。園によっては子どもの受け入れ年齢が異なる場合があります。詳しくは各保育園留学ページをご覧ください。

保育園留学のメリットとは

「うちの子は人見知りだからだいじょうぶかな?」と心配になるママパパも多いかと思いますが、保育園留学にはその心配にも勝るメリットがあります。ここでは、保育園留学のメリットを4つご紹介します。

1. 大自然とのふれあいで感性が豊かになる

留学先の保育園は、海や山など自然が豊かな場所ばかりです。夏には海や山で魚や虫を取ったり、冬には雪が積もるので、雪遊びができたりする地域もあります。大自然を通じた新たな経験は、子どもの五感を刺激し感性を磨いてくれます。

2. 旅行とは違う日常を体験できる

日常とは違うけれど、旅行とも違う。そんな不思議な日常を体験できるのが、保育園留学です。ママパパにとっても新たな土地での生活は、新鮮でリフレッシュできるでしょう。

滞在先では、リモートで仕事もできるので、ワーケーションとしてもオススメです。

3. 家族みんなの思い出になる

保育園留学では子どもだけでなく家族みんなで滞在できるので、大切な家族の思い出になります。自宅にいると家事や仕事などやることに追われ、つい子どもと向き合う時間を後回しにしてしまうこともあるでしょう。しかし、そんな忙しいママパパも、大自然のなかでリフレッシュすることができ、子どもとゆっくり向き合える時間がつくれます。

4. 新たな経験で子どもが成長する

知らない場所で知らないお友だちといっしょに生活するのは、子どもにとってドキドキがいっぱいの体験です。人見知りで自分から話しかけることが苦手な子どもも新しい友だちができることで、「友だちができた!」と自信になります。

また、その地域の保育園留学ならではの経験から、新たな発見や楽しさを学べます。

保育園留学ができるオススメの施設5選

日本全国にある保育園留学可能な施設は、どこも自然が豊かでのびのびと過ごすことができます。日々新しい地域・施設との連携が進んでいますが、とくにオススメの留学先の施設をご紹介します。

【北海道 厚沢部町】認定こども園 はぜる

北海道厚沢部町の認定こども園「はぜる」では、もともと公園だった場所をそのまま園庭として活用しています。ひろびろとした芝生や築山はそのままに、園庭には年齢に合わせて楽しめる総合遊具や野菜や果物を育てている畑があります。

菜園ではきゅうりやズッキーニをはじめ、子どもの好きな野菜や果物を栽培できます。野菜や果物の成長を観察し、収穫した野菜で調理をするなど、自然の恵みを感じられるでしょう。

また、吹き抜けの開放的な園舎には、ブリッジキャッスル、ボルダリング、絵本のまちあいホールなどの設備も充実しています。

滞在先は、移住体験住宅「ちょっと暮らし住宅」。全部で6棟ある戸建て住宅で、生活に必要な家具家電・調理器具や寝具などは一通りそろっているので安心です。

公式サイト

【新潟県 南魚沼市】認定こども園 金城幼稚園・保育園

新潟県南魚沼市は日本一の米どころとして、のどかな田園風景が広がる地域です。認定こども園「金城幼稚園・保育園」の目の前には田んぼが広がり、田植えから稲刈り、精米、ぬか釜で炊いてごはんを食べる工程まで、季節に合わせたお米作りを体験できます。

また、冬には雪遊びやスキーを楽しめるので、1年を通してさまざまな体験ができるのが特徴です。園内にはクライミングウォールや多様な室内スペースもあり、充実しています。

滞在先は、自宅のようにゆったり過ごせる一棟貸し「youhomes」と、古民家をリノベーションし、昔ながらのあたたかみのある雰囲気が楽しめる「古民家ゲストハウス和っぱれ」の2つの施設から選択できます。

公式サイト

【長野県 上田市】ISN プレスクール上田・上田原キャンパス

長野県上田市にある「ISN プレスクール上田・上田原キャンパス」では、国際バカロレアを導入した国際基準の英語教育と、のびのびとした長野の大自然を体験できます。園内には英語があふれており、初めて触れる本格的な英語に子どもはたくさんの刺激を受けるでしょう。

保育園の活動には保護者もいっしょに参加できるファミリーデイキャンプもあるので、家族みんなで楽しめます。

滞在先は、アクロスホームが提供する一軒家で、モダンで快適な空間で生活することができます。

公式サイト

【岐阜県 美濃市】認定こども園 美濃保育園

「認定こども園 美濃保育園」はお寺のなかにあり、地域とのつながりも深い保育園です。外遊びでは森で虫を捕まえたり、泥んこになって遊んだりと、五感をめいっぱい使った遊びを積極的に取り入れています。

また、美濃市は約80%が森林であり「木」が身近なことから、園舎にも木がふんだんに使用されています。はだしで木の床を駆けまわり、木のおもちゃで遊ぶといった「木育」に触れられるのも特徴です。

滞在先は、一棟貸しの新築民泊施設「おぐらやまハウス」と「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃」の2つです。「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃」は、長良川や緑深い山々に囲まれた道の駅の隣にあり、美濃市内の歴史的建造物や町並みを探訪できます。

公式サイト

【熊本県 天草市】認定こども園 もぐし海のこども園

熊本県天草市にある認定こども園「もぐし海のこども園」のすぐそばには、ウミガメが産卵にくるほど美しい海が広がります。海の生き物を観察したり海水浴をしたりなど、海の恵みを全身で満喫できます。

「もぐし海のこども園」の園庭には遊具がありません。あえて遊具を置かないことで、自然にある素材を存分に活用しています。泥んこになったり、落ちている枝や葉っぱ、石ころを使って遊んだりと、四季折々の自然を活かしながら子どもたちの想像力と遊びの幅を広げます。また園では、1年のほとんどをはだしで過ごす「はだし保育」をしています。

滞在先は、まちの人々が営むゲストハウスです。プライベート空間は守られつつ、オーナーがいるので、わからないことやまちの情報を聞くこともできます。

公式サイト

子どもといっしょに保育園留学を楽しもう

保育園留学に参加できるのは、小学生になる前までです。今しかできない経験を、子どもといっしょに楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、家族みんなにとって、忘れられない思い出になるでしょう。

【引用】
(※1)保育園留学®️「保育園留学の寮 2024年春完成予定」
https://hoikuen-ryugaku.com/dorm

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