新米ママや、引っ越しでまわりに知り合いのいないママのなかには、「ママ友がほしい」「ママ友をつくらないと」と思っているかたもいるでしょう。せっかくなら、本当に気の合うママ友と長く付き合っていきたいものですよね。しかし、人見知りのママのなかには、大人になってから新たに人間関係を築いていくことに不安を感じるかたもいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、そもそもママ友は必要なのかどうか、ママ友をつくるメリット、人見知りでもできるママ友のつくり方などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
文/マムズラボ
そもそもママ友は必要?
この記事をご覧になっているママのなかには、「ママ友がいないと子どもがかわいそうなのでは……」と思っているかたもいるのではないでしょうか。
しかし、ママ友がいないことで子どもにデメリットはありません。子どもは、ママ同士が友だちかどうかにかかわらず、園できちんと自分の人間関係を築いていきます。そのため、「子どものためにママ友はつくるべき」と思う必要はないのです。
一方で、「ママにとって」は、ママ友の存在は多くのメリットがあります。
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ママ友をつくるメリットとは?
ママ友がいないことでデメリットはありませんが、ママ友がいることで、ママにとっては次のようなメリットがあります。
1. 育児のつらさを共感できる
同じように子どもを育てているママ友だからこそ、育児の大変さを心からわかってくれて、お互いのつらさを共感することができます。とくにワンオペの大変さなどは、なかなかパパには伝わらないこともあるかもしれません。
「子どもの癇癪に耐える」「なかなか公園から帰れない」などの大変さは、いままさに子育てを経験している相手だからこそわかり合えるものといえるでしょう。
2. 悩みを相談できる
育児のつらさを共感できるからこそ、効果的な解決策をアドバイスし合えることもあります。育児のことだけでなく、園のこと、家事などの悩みなどを相談できることも。
子どもの月齢や年齢が上のママ友なら、自分のいまの悩みをどうのり越えてきたかを聞くこともできるかもしれません。
3. 情報交換できる
子育てのことなど、さまざまな情報を交換することもできます。地域の情報をインターネットで調べても、詳しい情報を得られなかったという経験はありませんか。
地域ならではのことや、医療、保育園・幼稚園・学校のこと、子どもと参加できるイベントのことなど、ママ友と情報交換できることも。その際、ママたち目線での評判なども聞けるでしょう。
4. 子ども同士を遊ばせられる
ママ同士で仲よくなると、子どもを連れてお出かけを楽しむこともできます。子どもたちが遊んでいる間に、ママたちも少しゆっくり過ごせることもあるかもしれません。お互いに子どもがいて、子どもの年齢が近いという、ママ友ならではのメリットですね。
人見知りママでもできるママ友のつくり方6つ
続いては、ママ友をつくるための方法をご紹介します。人見知りで、「どうやってママ友をつくればよいかわからない」というかたは、ぜひ参考にしてみてください。
ママに出会いやすい場に行く
まずは、ママたちが集まる場所に頻繁に出向くことが大切です。気の合うママ友に出会う機会をふやしましょう。ママたちが多く集まる場所は、主に以下のようなところです。
・近所の公園
・支援センターや児童館
・子育てイベント
・母親学級、出産予定(出産した)産院のイベント
・子どもの習い事先
できるかぎり、住んでいる場所から近いところがオススメです。ご近所でママ友に出会えれば、その後のお付き合いもしやすくなりますよ。
自分から積極的に話しかける
話しかけられるのを待たず自分から多くの人に話しかけ、気の合う人をさがしてみてください。人見知りのママにとっては、なかなか勇気のいることでしょう。しかし、子どもの月齢や年齢を聞いたり、いまの育児の悩みを軽く相談したりするなど、ママ同士ということで会話のきっかけになることはたくさんあります。
「しっかりあんよできてて、すごいですね」など、相手の子どもをほめるのもよいきっかけになりますよ。
自分と似た境遇の人をさがす
共働きか専業主婦かなど、自分と似た境遇の人をさがすのもオススメです。環境が同じ人のほうが、共感できるポイントが多く、会話も弾みやすくなります。
積極的に話しかけながら、さりげなく共通点をさがしてみましょう。「お子さんは保育園? 幼稚園?」と聞くと、ママがお仕事をしているのか専業主婦なのかなどを自然に聞き出せますよ。
思いきって連絡先を交換する
ママ友になれそうだと思ったら、連絡先を交換してみましょう。「今度、こんなイベントがあるんですが、いっしょに行きませんか」「園のことでわからないことがあったら相談させてほしいので、連絡先をきいてもいいですか」などを口実にすると、自然に連絡先を交換しやすくなります。勇気を出して連絡先を交換できたら、さらに深いお付き合いができるはずです。
園の役員を積極的に引き受ける
役員を引き受けると、打ち合わせなどで自然とママたちと顔を合わせることが多くなります。また、いっしょに作業をすることで、仲も深まりやすいです。役員の仕事内容についてなど、会話も尽きません。
人見知りのママは、役員などを引き受けることにプレッシャーを感じることもあると思います。しかし、ママ友がほしいと感じているかたには、役員はオススメです。
アプリを活用してみる
これらを試してみても難しい場合には、アプリを活用してみるのもよいでしょう。ママ友と出会えるアプリを使えば、相手もママ友を求めているので、スムーズに友だちになれます。そして、アプリなら自分の求める条件の友だちを効率よくさがすことも可能です。
ただし、アプリを使う場合には注意点があります。勧誘など、友だちづくりとは違う目的で近づいてくる人もなかにはいるかもしれません。相手に実際に会った際に、想定した以外の人が同席していた場合は、とくに注意しましょう。
気をつけて! ママ友づくりの注意点
気の合うママ友ができると、その喜びから、つい気を許しすぎてしまうことも。とは言え、付き合っていくうえで相手への気づかいも必要です。ここでは、ママ友同士の付き合いで注意すべき点について解説します。
陰口は言わない、のらない
気を許せると思う相手でも、その場にいないママ友など、第三者の陰口を言うのはやめましょう。また、相手の言った陰口にのってしまうのも、避けたほうが無難です。
会話が自慢に聞こえないか気をつける
ママ友との会話は子どもや家庭のことが話題の中心になりがちです。自分にとっては普通のことや日常であっても、自慢と思われてしまうこともあります。パパの仕事、子どもの成長についての話題などには、少し注意が必要です。
甘えすぎない
仲がよくなると、お互いに子どもを預け合うこともあるかもしれません。しかし、相手に頼んでばかりはNGです。自分がお願いをしたときはきちんとお礼を言い、「次はうちが」と伝えましょう。助け合いの気持ちを大切にしてください。
気の合うママ友はきっと見つかる
「子どものために」と無理にママ友をつくる必要はありません。しかし、ママ友をつくるメリットは多くあります。何より、「いまの自分をわかってくれる友だちがほしい」という気持ちになるのは自然なことです。
ママ友は、マナーを守って距離を縮めていく必要があるので、友だちになるには時間がかかるかもしれません。しかし、ママ友がほしいと思い、相手を思いやって接すれば、きっと気の合う人に出会えるはずです。よいママ友にめぐり会えますように。
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