子育ての悩みを抱えるママパパたちへ ~つらいときに救われた名言集20選~

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いつもワンオペ育児で、どれだけ片づけても部屋はすぐに散らかり、子どものオムツはなかなかとれず、保育園から呼び出しがあれば周りに気を遣いながら職場を早退……。子どもの成長はうれしいけれど、子育て中は大変なこともいっぱいありますよね。そこで、今回は「育児がつらいときに、身近な人に言われて心が軽くなった言葉」をアンケートで募集しました。その中から編集部で選んだ言葉の数々をご紹介します。

(※調査:モニプラファンブログ「学研の幼児ワーク」編集部調べ/104名回答)

目次

育児に家事……1人でがんばりすぎていませんか?

親、きょうだいからの言葉

初めての育児なんやからできなくて当然!

初めての子育てで段取りよく進められず、母乳は出ず、寝る時間も少なく。わたしが泣いてばかりいたら、姉に「初めてなんやからできなくて当然! おっぱいも出にくくて当たり前! つらいときはいつでも頼ったらいいねん」と言われ、心が軽くなりました。ちゃんとしなきゃと思っていたけれど、子どもと一緒に少しずつ成長すればいいと思えるようになりました。
(子どもの年齢:当時0ヶ月/現在5歳)

今はそのときじゃないだけ

子どもが離乳食をまったく食べなかったとき、母が「大人になって、ミルクしか飲まない人なんていないよ。必ず食べるから、今はそのときじゃないだけ」と。すごく納得し、不安がなくなりました。
(子どもの年齢:当時6ヶ月/現在7ヶ月)

最初は、離乳食をなかなか食べてくれなかったりしますよね。

抱っこできるのは今だけ

娘は寝つきが悪く、夜中1時間おきに起きることもあり、しかも抱っこじゃないと寝てくれませんでした。そんなとき母から「抱っこできるのは今だけ。3年後、抱っこさせてなんて言っても素直にさせてくれないよ」と言われ、子どもとくっついていられる時間を大切にしようと思えました。
(子ども年齢:当時6ヶ月/現在7ヶ月)

娘がくつろいでくれて、孫の顔も見られて、これ以上の親孝行はないよ

寝不足が続き、子どもと実家に帰ったとき、つい眠り込んでしまいました。起きてから両親に「ごめん、寝ちゃった!」と言ったら、「孫とふたりきりの時間が過ごせて幸せだった。実家で娘がくつろいでくれて、孫の顔も見られて、これ以上の親孝行はないよ」と言ってくれました。申し訳ないと思っていたけど、親に甘えることも親孝行なんだなと思い、疲れがふっ飛びました。
(子どもの年齢:当時2歳/現在2歳)

パートナーからの言葉

おぉ、楽しく遊べてたんやなぁ

2人の子どもがやんちゃ盛りで、片づけても片づけても散らかる部屋。ある日夫が帰ってきたとき、あまりに部屋がぐちゃぐちゃで「ごめん、片づけられなかった」と言うと、夫が「おぉ、楽しく遊べてたんやなぁ」と。それまで気を張っていたのがスッと楽になり、子どもと楽しむことも大切だと思えました。
(子どもの年齢:当時4歳・2歳/現在6歳・4歳・0歳)

子どもたちも大事だけど、君も大事だよ

子どもがイヤイヤ期で、義母からはイヤミを言われ、「もうわたしがガマンすればいいんだ」と投げやりに夫に言ったら、夫に「子どもたちも大事だけど、君も大事だよ」と言われました。今までガマンしてきたのが報われた気がしました。
(子どもの年齢:当時3歳・2歳・妊娠中/現在3歳・2歳・2ヶ月)

少しくらい適当でいいんだよ

育児、夫の身のまわりの世話、自分の身なり、家事の全てを完璧にこなし、誰からもうらやましがられたいと、がんばりすぎていたわたし。夫から「少しくらい適当でいいんだよ。適当っていうのは適度に当たってるということなんだから気にするな」と言ってもらい、すごく楽になりました。
(子どもの年齢:当時2歳・妊娠中/現在3歳・0歳)

友人、知人からの言葉

赤ちゃんもあんたもまだ半年や

産後まもなく妻が亡くなり、父親である自分が子どもをミルクで育てつつ、保育園に預けて仕事をしていました。うまくいかないことが多く「どうしたらええんや? なんで泣いてるんや?」とイライラする日々。そんなとき、会社の先輩に「赤ちゃんもあんたもまだ半年や。赤ちゃんになって半年、お父さんになって半年。おたがいわからんことだらけやから問題ないよ」と言われ、楽になりました。
(子どもの年齢:当時6ヶ月/現在8歳)

仕事のことは気にしないで、子どもを優先してね

保育園からの呼び出しがとても多く、子どもが心配なうえ、職場では気まずく、落ち込んでいました。そんなとき職場の人に「神さまが、あなたががんばり過ぎているからもっと子どもと一緒にいてあげて、と言っているんだと思う。仕事のことは気にしないで子どもを優先してね」と言われて涙が出ました。
(子どもの年齢:当時0歳/現在6歳)

たまには息抜きしなよ、がんばりすぎだよー!

毎朝、仕事に出る前に家じゅう掃除機をかけ、夫の弁当を作り、洗濯もして……必死でした。ある日友人に「朝の掃除機なんてかけなくて大丈夫、ルンバにかえちゃいなよ!たまには息抜きしなよ、がんばりすぎだよー!」と言ってもらえてうれしかったです。
(子どもの年齢:当時3歳・4歳/現在6歳・8歳)

小さいうちは、洗濯ものだけでも大変!

お母さんの愛情をしっかり受けているね

うちの子はいつも、まわりの子どもを押したり叩いたり。わたしの育て方が悪いんだと悩んでいたとき、近所の人に「この子の目、キラキラしてる。お母さんの愛情をしっかり受けているね。いい子になるよー」と言われ、とても嬉しかったです。
(子どもの年齢:当時2歳/現在5歳)

育児と家事を完璧にやれって、誰に言われたの?

子育てや家事で、いっぱいいっぱいになっていたとき、友人の「育児と家事を完璧にやれって、誰に言われたの?」という言葉に、気持ちが楽になりました!
(子どもの年齢:当時1歳/現在2歳)

医師、助産師などからの言葉

お母さんよくがんばっていらっしゃいますね

次男はアレルギー症状が酷く、毎月病院通い。食事制限があったり、毎日少しずつ食べさせたり、何種類もの薬を塗ったりと大変でした。そんなとき、病院の先生から、「お母さん、よくがんばっていらっしゃいますね。すごいです」と言っていただき、努力を分かってくれたことが嬉しくて、涙が出そうになりました。
(子どもの年齢:当時2歳/現在3歳)

がんばってるね、きついね

子ども3人のワンオペ育児に頭を抱えていたある日、検診で保健士さんに「がんばってるね、きついね」と言われ、何気ない言葉なのに涙があふれてきました。母親だからがんばるのは当たり前だけど、がんばっても誰も褒めてくれないし、感謝もしてくれない。「がんばってるね」はいちばん言われたい言葉だったんだなと思いました。
(子どもの年齢:当時3歳・1歳・0歳/現在4歳・2歳・1歳)

レトルトの何が悪いの? お子さんはこんなにすくすく育っているよ

下の子を妊娠したとき、上の子はまだ離乳食の時期。つわりもひどかったので、離乳食はレトルトで済ませることが多くなっていました。子育て相談で栄養士さんに「レトルトばかりでいいのでしょうか」と相談したところ、「レトルトの何が悪いの? お子さんはこんなにすくすく育っているよ。つわりがつらいのに、よくがんばってるね。えらい、えらい」と言ってくれたのです。その瞬間、張りつめていたものが切れたように泣き出してしまいました。
(子どもの年齢:当時10ヶ月・妊娠中/現在2歳4ヶ月・11ヶ月)

みんなちゃんと育っているんだから、どっちでもいいのよ

母乳の出が悪くて悩んでいたとき、助産師さんが「大きくなってから『あなたは母乳で育ちましたか? ミルクで育ちましたか?』なんて聞かれないでしょ? みんなちゃんと育っているんだから、どっちでもいいのよ」と。がんばりすぎなくていいんだと励まされました。
(子どもの年齢:当時2ヶ月/現在2歳)

今は大変だろうけど、すぐに大きくなっちゃうからね

子どもが熱を出したと保育園から職場に電話が入り、すぐに帰宅して病院へ。疲れが顔に出ていたのか、薬剤師さんが「今は大変だろうけど、すぐに大きくなっちゃうからね。あと少しの辛抱だよ」と声をかけてくれました。そっか、すぐに大きくなっちゃうのか……と思い、今だけのドタバタを楽しめるようになりました。
(子どもの年齢:当時1歳/現在1歳)

通りすがりの人からの言葉

お母さん、がんばってー!

子ども2人を連れ、大きな荷物を持って電車で遠出をした帰り。2人ともぐっすり寝てしまい、どれだけ起こしても起きません。とうとう降りる駅に着いてしまったので、火事場の馬鹿力で1人抱きかかえ、1人はおぶって、よろよろ電車を降りようとしたところ、周りからたくさんの手が支えてくださり、無事下車できました。ドアの閉まり際「お母さん、がんばってー!」と誰かの声。感謝で涙が出ました。
(子どもの年齢:当時5歳・2歳/現在15歳・12歳)

大丈夫、わたしも大変さがわかるよ。今がいちばん大変やもんね

息子を初めて電車に乗せたとき、車内で暴れ出してしまいました。すると60代くらいの女性が「大丈夫、わたしも同じくらいの孫がいるから大変さがわかるよ。今がいちばん大変やもんね~、坊やこっちおいで」と息子を抱っこしてくれました。そこでようやく、周りの人もニコニコ見守ってくださっていることに気づきました。外に出てもひとりじゃないんだなとホッとしました。
(子どもの年齢:当時2歳/現在2歳)

電車に乗っての移動も、1人だと不安なこともありますよね。

おわりに

「できて当たり前」「世の中みんなやっていること」と思われがちな、育児と家事。でも、実はみんな悩み、落ち込み、追い詰められながら、必死で毎日を乗り越えているんですよね。だからこそ「がんばっているね」「大丈夫だよ」といった何気ない言葉が、心に響くのではないでしょうか。ここで紹介した言葉が、育児に奮闘するママやパパの心を少しでも癒してくれますように。

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