【2026年版】子どもに伝えるべき自転車に乗るときの9つのルールをわかりやすく解説

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【2026年版】子どもに伝えるべき自転車に乗るときの9つのルールをわかりやすく解説

自転車は移動手段として便利な乗り物です。そのため、子どものころから利用させるご家庭も多いのではないでしょうか。しかしご存じのとおり、使い方によっては思わぬ事故を招く危険な乗り物にもなります。

そこで今回は、自転車事故を防ぐために、子どもにあらかじめ伝えておきたい自転車のルールや注意点などをご紹介します。子どもが自転車の練習を始めた方や、子どもの自転車の利用について不安がある方はご参考にしてみてください。

文/マムズラボ

目次

自転車が関わる事故の件数

自転車が関わる事故は年々ふえている

令和7年中の自転車関連事故(自転車が第一当事者又は第二当事者となった交通事故をいいます)の件数は67,470件で、そのうち約8割が自転車と車の事故で、自転車と車の事故のうち出合いがしらの事故が約5割です。

自転車は気軽で便利な乗り物ではありますが、決められたルールを守らないと取り返しのつかない事故を招き、その当事者になってしまう可能性があります。保護者は子どもたちに、そのことをしっかり伝えておくことが大切です。

関連記事:【子どもを自転車事故から守るために】伝えておくべき交通ルールと注意点[専門家監修]

子どもに伝えるべき自転車の基本ルール6つ

子どもに伝えるべき自転車の基本ルール6つ

自転車の運転に免許は必要ありませんが、守らなければならないルールがあります。自転車を利用する以上は、自分と周囲の人々の安全のために必ず守りましょう。

ルールを口頭で伝え、仮に子どもがその場で「わかった」と答えても、きちんと理解しているのか、実際に行動に移せるのか、不安な保護者もいると思います。そのため、子どもがよく使う道をいっしょに自転車で走り、その場その場で注意すべき点を細かく伝えるのがベストです

また、学校や地域によっては、子どもが大人のつきそいなしで自転車に乗ることが許可される時期が決まっている場合もあります。なかには警察官の指導のもと、学校で行われる自転車安全教室で合格しなければ一人で自転車にのれない地域もあるため、一度確認しておきましょう。

ここからは、子どもに注意してほしい基本的な自転車のルールをご紹介します。

1.自転車は車道の左側を走る

自転車は「車」の仲間です。

このため、原則として自転車は「歩道」ではなく「車道」を走ります。そして、自転車は道の左側に寄って走らなければなりません。道の左側を走る理由は、道の右側を走ると車と正面衝突したり、曲がり角で出合いがしらに車とぶつかったりする危険があるためです。

なお、13歳未満の子どもは歩道を走ることが許可されています。歩道を走るときは、左側に寄るのではなく、車道寄りを走ります。歩道を走れるといっても歩道は歩行者優先なので、スピードを出したり、むやみに自転車のベルを鳴らしたりすることは避けましょう。歩道を走ることで歩行者にぶつかる可能性があったり危険を感じたりする場合には、自転車から降りて自転車を押して歩くことを、子どもに伝えておくことも必要です。

また、車の交通量が著しく多かったり、車道の幅が狭かったりして、車道を走ると事故の危険がある場合には、自転車の安全を確保するために歩道を走ることができます。状況に応じて、自分自身の安全を確保しましょう。

2.信号は必ず守る

自転車に限ったことではありませんが、信号は必ず守らせましょう。自転車は、車道を走っているときは車の信号、横断歩道を進むときは歩行者用の信号に従います。

自転車に乗ると、歩いているときよりもスピードが出ます。青色信号が点滅していたり、黄色信号が点灯していたりしても、渡れると判断して飛び出してしまうケースも考えられます

子どもには、自転車に乗っていても、歩いているときと同じように信号に従って渡るよう伝えましょう。

3.一時停止も必ず守る

自転車は「車」の仲間なので、「止まれ」の標識や標示に従って一時停止します。交差点などで「止まれ」の指示がある場合は、自転車も必ず止まって周囲を確認しなければいけません

ただ、子どもは標識や標示を認識していないことが多く、見逃してしまう可能性があります。赤い逆三角形の「止まれ」や、路面にペイントされた「止まれ」は、一時停止を示す標識です。街中で実際に見かけたら、その標識が表す意味を子どもに教えてあげましょう

標識のない小さな交差点でも、見通しが悪かったり信号機がなかったりする場合は、一時停止の必要があることを伝えておくことが大切です。

4.夜間はライトをつける

夜間は、必ずライトを点灯させます。自転車のライトは前方の視界を確保するためだけでなく、周りに自分の存在を知らせる重要な役割もあります。

安全のためには、夕方や夜間だけでなく日中も点灯させておくのがおすすめです。ライトに加えて、反射板や反射シールなどをつけておくのも事故を防ぐのに有効です。

5.ヘルメットを着用する

令和6年の自転車乗用中の死者のうち、約5割が頭部を負傷しています。このため、頭部を守ることは命を守ることにつながります

また、道路交通法施行規則が改正され、年齢を問わず自転車に乗るすべての人にヘルメット着用が努力義務になっています。自転車といっしょにヘルメットを購入しておき、子どものころから「自転車に乗るときはヘルメットを着用する」習慣をつけておくとよいでしょう。

6.並走しない

並走可の標識がある道路以外では、自転車で並走してはいけません。自転車で並走すると、車道に大きく寄り、車と接触や衝突をする危険があるうえ、ほかの道路利用者の通行の妨げにもなります。

とくに子どもが友だちと出かけるときには、自転車で並走しないようしっかり伝えることが大切です

子どもが自転車に乗る前に決めておきたい自転車のルール3つ

子どもが自転車にのる前に決めておきたい自転車のルール3つ

規則として定められているほかにも、子どもが一人で自転車にのれるようになったら約束しておきたいことをご紹介します。

7.スピードは出し過ぎない

自転車の運転に慣れてくると、走行のスピードも速くなりがちです。ブレーキをしっかりと使えているか、家の近くにスピードが出そうな大きな坂道はないかなど、子どもが一人で自転車に乗る前に子どもといっしょに確認しておきましょう

8.行動範囲や帰宅時間は必ず約束しておく

自転車で友だちと遊びに行くようになると、行動範囲が広がります。そのため自転車に慣れるまではマンションの広場内まで、そのあとは通っている学校の校区内までといった具合に、子どもに適した行動範囲を決めておくと安心です

また、子どもだけで暗い時間帯に運転するのは避け、明るいうちに帰ってくるよう伝えましょう。

9.車通り・人通りの多い場所はなるべく避ける

大きな幹線道路の近くや、車がスピードを出している道路の近くはなるべく避けるよう話しておくことも大切です。現在も自転車専用通路が整備されていない箇所は多くあります。交通が混雑していたり道路が狭かったりする場合は、自転車を押して歩くほうが安全なこともあります。できる限り安全に通行できる道路を選ぶよう子どもに伝えてあげてください

また、自転車通行可の標識がある歩道を使う場合は、歩行者にぶつからないよう十分な注意が必要です。自分が加害者になる可能性もきちんと伝え、周囲を意識した運転を心がけるよう約束しておきましょう

子どもが安全に自転車に乗るために、自転車のルールをしっかりと身につけよう!

子どもが安全に自転車にのるために、自転車のルールをしっかりと身につけよう!

自転車に乗る際には多くのルールがありますが、ルールを守れば自転車は行動範囲が広がる便利な乗り物です。守るべきルールは何度でも子どもに伝え、しっかりと身につけたうえで送り出してあげたいですね。

まだ自転車に慣れない間は、子どもを見守りながらいっしょに走り、被害者にも加害者にもならない意識づくりをしてあげてください。

参考
警察庁交通局「自転車を安全・安心に利用するためにー自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入ー【自転車ルールブック】
警察庁「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~

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