子どもとのお出かけは、とくに荷物が多くなるもの。荷物を持ち歩くだけで疲れてしまった経験や、いざというときに必要なものが見つからなかったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。そんなママパパの助けになるのが、マザーズバッグです。
本記事では、子どもを育てるママパパ必見の「マザーズバッグ選びのポイント」を、Instagram事例なども含めてご紹介します。
文/マムズラボ
ママバッグ/マザーズバッグの特徴とは?
ママバッグ/マザーズバッグの特徴としてまず挙げられるのは、収納力や機能性の高さです。何が起こるかわからない子どもとのお出かけでは、荷物が多くなりがちです。多くの持ち物を入れられる収納力や、整理のしやすさなどの機能性、長時間持ち歩いても疲れない軽量設計などがマザーズバッグのメリットです。
また、マザーズバッグの中には哺乳瓶を収納するポケットがついているものもあり、乳児期から長期間活用できることも特徴といえるでしょう。
ママバッグ/マザーズバッグで人気のタイプとは?
では、具体的にどのような種類のバッグが育児中のママに人気なのでしょうか。
リュックタイプ
まず、マザーズバッグで人気なのはリュックタイプです。体への負担が少なく、長時間のお出かけでも疲れにくいのが特徴。そして、荷物を持っていても両手があくため、子どもが歩き始めてからも使いやすいことが人気の理由です。
とくに子どもが2人以上いるときは、両手で子どもたちと手をつなぐこともありますよね。そんなときでもリュックタイプであれば問題なく対応できるので、子どもの多いご家庭にはとくにオススメです。
リュックとあわせてスマホポーチやショルダーバッグを併用している方や、抱っこひもをした状態でリュックのバックルを外すことができるリュックタイプのマザーズバッグもここ最近注目を集めています。
メリット | ・両手があく ・動きやすい ・肩への負担が左右同じで、長時間背負っても疲れにくい ・子どもが歩き始めてからも使える ・男女兼用しやすいデザインが多く、パパも使える |
デメリット | ・抱っこひも使用時は、荷物を取り出しにくい ・荷物を取り出す際はリュックを下ろす必要がある |
バッグを選ぶ際は活用シーンを想定し、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。
下記のInstagramの投稿者であるままこさんは、小柄な方にもちょうどよいサイズ感のリュックを普段から活用されています。丸洗いでき、容量も大きいため利便性もよさそうです。リュックの中身も公開されているので、参考にしてみてくださいね。
「𝙢𝙖𝙢𝙖𝙘𝙤-ままこ-」さんのInstagramより(@come_chan_nel)
https://www.instagram.com/p/ComgFcKJKhm/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
トートバッグタイプ
トートバッグタイプもマザーズバッグとして人気があります。荷物を取り出したいときにすぐバッグを開けられる気軽さは、トートバッグタイプの魅力です。また、トートバッグタイプはマザーズバッグに限らず種類も多く、自分の好みに合ったものを選びやすいでしょう。
その半面、片方の肩に負担がかかり、長時間の持ち歩きにつらさを感じることがあります。また、子どもを抱っこしているときや子どもが活発に歩き始める時期などに不便さを感じることもあるでしょう。
メリット | ・荷物をさっと取り出しやすい ・ベビーカーにかけやすい ・種類やデザインが豊富 |
デメリット | ・肩への負担が一方に偏る ・片手がふさがってしまう ・子どもが歩き始めると邪魔になってしまうことがある |
下記のInstagramの投稿者であるYuuki 3kids momさんは、トートバッグの機能性を重視して買い替えたそう。これまでも大きめのトートバッグを使用していたそうですが、スマホなどの小物がバッグ内で見つからずストレスが溜まっていたため、オープンポケットとファスナーポケットがついているトートバッグに変更したそうです。
また、丸洗いもできるようなので、何かと汚れ物を入れることも多いマザーズバッグとしてはありがたいですよね。
「Yuuki 3kids mom」さんのInstagramより(@yuu.ki.sa_24)
https://www.instagram.com/p/Ckaq47UJSdK/
オススメ記事:【年齢別】子どもとのお出かけに必要な持ち物は?チェックリスト付きで紹介【0-1歳・1-2歳・2-4歳・4-6歳】
ママバッグ/マザーズバッグを選ぶポイントとは?
ママバッグ/マザーズバッグのイメージができたところで、続いては選ぶポイントを確認していきましょう。
1.収納力
とくに月齢の小さい赤ちゃん連れの場合、バッグには収納力が必要です。たとえば、赤ちゃんとのお出かけでは以下のような荷物を持ち運ぶことになります。
【必要な荷物の例】
・おむつセット(おむつ、おむつ替えシート、おしりふき、ビニール袋)
・着替え
・授乳用ケープ
・哺乳瓶、ミルクキューブ、お湯
・離乳食、おやつ
・ぐずったときに使えるおもちゃ、絵本
など
これらの荷物だけでなく、大人の持ち物も必要なため、多くの荷物を入れられる収納力のあるバッグを選びましょう。
2.機能性
収納力があっても出し入れしにくければ使いやすいとはいえません。荷物を仕分けられるポケットつきなどの機能性もバッグを選ぶうえで重要になります。機能性でチェックするポイントは下記のとおり。
【チェックポイント】
・荷物を整理しやすいポケットが豊富か
・バッグの口が大きく、荷物を出し入れしやすいか
・抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしながらでも出し入れしやすい仕様か
・哺乳瓶を立てたまま収納できる形状か
・防水、もしくは丸洗いできるものか
など
中にはポケットが多すぎるとかえって使いにくいという方もいるのではないでしょうか? そのような方は、持ち運びする予定の荷物を事前にリストアップしておき、実際にマザーズバッグに入れることを想像しながら選ぶと失敗しにくいですよ。取り出し口が大きいバッグも荷物の出し入れがしやすくてオススメです。
また、公園遊びなどでマザーズバッグが汚れてしまうこともあります。そのため、防水加工や丸洗いできるタイプか事前に確認しておくことも大切です。防水機能を備えているバッグの場合、急な雨でもバッグの中の荷物が濡れずに済みます。
3.重さ
育児中のママには軽量設計のバッグがオススメです。とくに抱っこひもを使っているときや長時間使うとき、バッグが重いとその分疲労が溜まってしまいます。
ベビーカーにかけることを想定しても、あまりにバッグが重いとベビーカーが不安定になり、赤ちゃんを乗せていないときはうしろに倒れてしまう危険性もあります。そのため、長時間使っても疲れない軽量タイプのものを選びましょう。500g以下のバッグを選ぶことがオススメです。
4.子どもの月齢
抱っこひもをよく使う時期であれば、荷物を取り出しやすいトートバッグタイプ、子どもが歩き始める時期の場合、手をつなぎやすいよう両手があくリュックタイプなど、子どもの月齢によってマザーズバッグのタイプを使い分けているママもいます。
月齢別にオススメのバッグタイプをまとめましたので、参考にしてみてください。
月齢 | オススメのバッグタイプ |
0〜6か月前後 | ・トートバッグタイプ この月齢の時期は抱っこ移動が基本となるため、抱っこしているときでも使用しやすいバッグを選ぶことがポイントです。 |
6か月〜1歳前後 | ・トートバッグタイプ ベビーカー移動が増えてくる時期のため、ベビーカーにかけやすいトートバッグタイプが便利です。 |
1歳〜 | ・リュックタイプ 子どもが歩けるようになると、行動範囲も広がり、とっさに子どもの腕を掴つかんだりする場面もあるでしょう。そのようなときに動きやすいリュックタイプがオススメです。 |
自分に合ったママバッグ/マザーズバッグを選ぼう
ママバッグ/マザーズバッグの選び方についてご紹介しました。赤ちゃんや子どもの成長に伴って、バッグに必要な機能は変わります。また、ご家庭の状況によってもバッグの使い方は異なるでしょう。
本記事で紹介しているポイントを参考に、ご自身に合ったバッグが見つかりますように。
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