【アイススケートは何歳から?】子どもが始めるときのポイントや必要なものを徹底解説

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ウィンタースポーツとして人気のアイススケート。屋内で一年中楽しめるところもありますが、屋外で、空気の冷たさを感じながら氷の上をすべる楽しさを体験させたいとお考えの保護者のかたもいるのではないでしょうか。フィギュアスケートの人気もあり、アイススケートに興味を持っている子どももいるかもしれません。

そこで今回は、アイススケートをするときに知っておきたい情報や、用意したいグッズなどをご紹介します。

文/マムズラボ

目次

アイススケートは何歳からできる? 始める時期の目安3つ

アイススケートは何歳から始めたらよいのでしょうか。ここでは、アイススケートデビューのための情報をお伝えします。

なお、多くのスケートリンクやスケート場では滑走料と付き添い(見学)料が設けられています。滑走料金は大人と子ども(未就学児、小中学生など)で異なります。付き添いの場合は施設によって大人と子どもで料金が異なることがあります。あらかじめ施設の公式サイトなどで確認しておきましょう。

1.3歳以上になっている

子どもがアイススケートを始める年齢は3~4歳ごろからがよいとされています(※1)。3歳未満の子どもの足は軟骨状態でもろく、3歳ごろから足の骨が発達してくるといわれており、骨の発達面からも3歳以上でのスタートを目安にするとよいかもしれません。実際には4~5歳くらいから始める子どもも多いようです。

また、5歳ごろまでは体の使いかたやバランス感覚、器用さなどが身につきやすい時期ともいわれます。神経系の発達がみられ、神経回路が形成されることで運動能力が向上するころなので、スポーツを始める時期としても最適といえますね。

2.片足立ちができる

アイススケートですべるときは、足首をまっすぐの状態にしてバランスを保つことが大切です。アイススケートで使うスケート靴は、足首の上まである靴の底に、ブレードと呼ばれる細い刃がつけられています。ブレードの刃が氷の表面を押し付けるときに生まれる圧力や摩擦で氷がとけ、すべる仕組みになっています。つまり氷のリンクに接したブレードの上で、バランスよく立つ必要があります。

そのため、歩くときに体重を支えながらバランスを調整し、歩行動作で可動する足首がしっかり機能していることがポイントになります。足首が不安定な場合は、ねんざや転倒につながることもあります。足首の強さは片足立ちをすることで確認できますが、片足立ちができない場合は運動能力の土台ができていない可能性があります。片足立ちができるようになる時期は3歳ごろが目安だといわれています。

3.靴のサイズが15〜16cm以上である

アイススケートには、スケートリンク専用のスケート靴が必要です。スケート靴は多くのスケート場でレンタルできますが、最小サイズは15〜16cmであることが多いです。一般的に3歳くらいの子どもの靴のサイズであるため、スケート場では3歳ごろからの利用が想定されているとわかります。なお、幼児用には刃が二枚ついていてバランスが取りやすい靴もあるため、アイススケート場で確認してみてくださいね。

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アイススケートの体験レッスンやスクールに通うべき?

アイススケートは普段と異なる環境で行うスポーツです。はじめてスケート靴を履いてスケートリンクに立つときは、うまく立ったり歩いたりできず、転んでしまうこともあるでしょう。初心者向けには施設により体験レッスンやスクールが開催されているので、参加を検討してみてもよいですね。

初心者向けのレッスンには、はじめてスケート靴を履く人に向けた内容や、リンクの上ですべることができない人に向けた内容などがあります。また、1回で終了するレッスンのほか、習い事のように長く通えるものもあります。

グループで受けるタイプ、マンツーマンで習うタイプなどもあり、営業時間内に無料でワンポイントレッスンを行っている施設もあるので、子どもの慣れ具合やレベル、目指す目標に応じて選んでみてくださいね。

なお、施設によりヘルメットや膝あて、肘あてなどのプロテクターを無料で貸し出しているところもあります。あらかじめ確認しておきましょう。

基礎的な技術が身につく

体験レッスンやスクールに参加することで、立ちかたや歩きかた、転びかたなどの技術指導を受けられます。上達のためはもちろん、ケガ防止のためにも、基礎を指導者に教えてもらえるのは安心ですね。

短期間ですべれるようになる

指導者にすべりかたを教えてもらえるため、短期間ですべれるようになります。習い事として継続してレッスンを受ける場合、数か月で片足滑走ができたり大きな円を描くように足を交差させてすべるフォアクロスができるようになることもあります。

目的や予算に応じて通える

レッスンやスクールは初心者向け、上級者向け、競技者向けなど目的に応じてレベル分けがされています。受講料はさまざまですが、幼児や小学生の場合、1回限りのレッスンは1回1,000円前後~2,000円前後のところが多いです。滑走料や貸靴料などは別途発生する場合もあるので、あらかじめ確認してくださいね。

本格的に習いたい場合は継続して通うコースをオススメしますが、幼児や小学生で月額6,000~10,000円前後が目安となるようです。また、施設により入会金などが必要なこともあります。

アイススケート場に行くときに必要なグッズ6つ

最後に、アイススケート場に行くときに必要なものをご紹介します。スケート場によってはレンタルできるものや、滑走料に含まれているものがあるので、前もって公式サイトなどでチェックするとよいでしょう。

1.手袋

アイススケートを行うときには手袋の着用を求める施設が多くあります。防寒のためだけではなく、ほかの人と接触したときや転倒したときのケガを防止する目的があります。また、スケート靴のブレートは金属製のため、素手の場合は転んだときにほかの人に踏まれると手や指が切れることもあります。

手袋の素材は防水加工されているものがオススメです。毛糸素材は氷に触れると水分を吸い濡れることが多く、体を冷やす原因になります。

2.ヘルメット

転倒時のケガを防ぐために必要なヘルメットは、すべるときには着用が欠かせません。持ち込みが必要な施設の場合、普段から自転車に乗るときに使っているヘルメットがあれば持参してもよいですね。

3.衣服

転んだときのケガを予防するため、肌の露出が少ない長袖のニットやトレーナー、動きやすい長ズボンにしましょう。なお、特に子どもは転倒して洋服が濡れてしまうことが多いので、スキーウェアがベストです。持っていない場合は防水・撥水の加工が施されている衣類がオススメです。

天候や体温により着るものを調整するため、ウインドブレーカーやベストなどの羽織りものやダウンジャケットのような上着も持参しましょう。

4.靴下

スケート靴を履くときでも普段から使っている靴下で問題ありません。ただ、スケート靴のサイズに合わせて調整したほうがよいこともあるため、薄手のものを2~3セット用意しておくと安心です。

5.着替え

服が防水加工されたものでない場合、何度も転ぶと下着まで水が染みて濡れてしまうことがあります。汗をかいて濡れることもあるため、トップス、ボトムス、インナー、靴下の着替え一式を準備しておきましょう。

転ぶことが多い初心者のうちは、遊び終わった後だけでなく、途中で着替えることも考えて2セットほどあるとよいですね。

6.プロテクター

ケガを防ぐため、肘あてや膝あてなどプロテクターもあると安心です。レンタルできるスケート場もあるため、事前に確認してみてくださいね。

子どもとアイススケートを楽しんで、季節の思い出を増やそう

普段と違う環境で楽しめるアイススケートはよい体験になります。はじめてのアイススケートでも、体験レッスンなどで上手にすべれるようになる子どもも多いようです。この季節ならではの楽しみのひとつとして、挑戦してみるのも面白いですよ。

【引用】
(※1)日本フィギュアスケーティングインストラクター協会「よく聞かれる質問について/Q,1 何歳位から始められますか?」
https://jfsia.jp/about/index.html#QA1

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