【中部・関西編】鉄道や電車がもっと好きになる鉄道展示施設5選

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鉄道や電車は子どもたちに人気のテーマです。鉄道や電車が好きな子どもを持つママパパとしては、お出かけ先のひとつとして鉄道関連の施設の情報を知っておきたいものですね。

今回は中部・関西エリアの鉄道展示施設を調べてみました。鑑賞に関する注意点、持っていくと役立つアイテムもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

文/マムズラボ

目次

鉄道展示施設に行くときの注意点やお出かけグッズ

鉄道展示施設は公共の場所のため、鑑賞するときにはマナーが求められます。施設での注意点や、持っていくと役立つアイテムなどをご紹介します。

施設での注意点

鉄道関連の展示は機械や部品などが多く、歴史的にも価値が高いものもあります。「触ってはいけないものには触れない」「入ってはいけない場所には入らない」ように注意しましょう。「展示室では係員の指示に従う」ことも、気をつけておきたいポイントです。

なお、シミュレータなどの体験展示は人気がありますが、年齢制限が設けられていたり、事前予約が必要な場合があるため、前もって確認してくださいね。

写真撮影では、展示物保護の観点から撮影時のフラッシュの使用を禁じていることもあります。施設によっては三脚、自撮り棒(セルカ棒)の持ち込みや使用を禁止しているところもあるので、あわせて確認しておきましょう。

あると便利なアイテム

車両展示は屋外に設けられている施設もあるので、日差しが強い季節のときは、日焼け対策グッズを忘れないようにしましょう。また、持ち運べるサイズのポケット鉄道図鑑やお気に入りの電車絵本などがあると、本と実物を見比べて楽しむこともできそうです。

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【中部・西日本】鉄道や電車が見られる施設5選

子どもと楽しめる西日本エリアの鉄道・電車展示施設を5つご紹介します。施設によっては、新型コロナウイルス感染拡大などの状況次第で閉館しているところや、完全事前予約制のところもあります。事前に確認してくださいね。

【愛知県名古屋市】JR東海 リニア・鉄道館

東海道新幹線を中心とする展示を通じて「高速鉄道技術の進歩」を学ぶことができる鉄道館です。世界最高速度を記録した「C62形式蒸気機関車」、「955形新幹線試験電車(300X)」、超電導リニア「MLX01-1」をシンボルとして、ドクターイエローなども含む歴代の新幹線や在来線車両の実物を39両展示しています。

シミュレータの種類も豊富で、「N700系新幹線」の実物大運転台と大型曲面スクリーンで構成された新幹線運転シミュレータ、在来線「211系」「313系」の運転シミュレータのほか、「313系」車掌シミュレータがあります。

「鉄道の24時間」をテーマにしたHOゲージの鉄道ジオラマは日本最大級の面積を誇り、東海道新幹線沿線などの風景を取り入れたつくりで、超電導リニア「LO系」、「700系新幹線」、「N700系新幹線」や在来線などの模型が走行しています。夜間の再現もあり、裏側の舞台も見ることができます。

入場料大人:1,000円
小中高生:500円
幼児(3歳以上未就学児): 200円
営業時間10 :00~17:30 (最終入場17:00)
休館日毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
12/28~1/1
住所愛知県名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
公式サイトhttps://museum.jr-central.co.jp/
(2022年8月時点)

【兵庫県神戸市】カワサキワールド

「カワサキワールド」は神戸海洋博物館内にあり、川崎重工グループが作ったさまざまな乗り物が展示されている施設です。館内は9つのゾーンに分かれており、鉄道関連の展示は「陸のゾーン」にあります。初代新幹線「0系新幹線」の車体が展示されており、客室や運転席に乗り込むことができます。HOゲージの迫力ある鉄道ジオラマも必見です。

また、「陸のゾーン」以外ではバイクや船、ヘリコプター、ロボットなどの展示もあり、さまざまな角度から乗り物や機械のことを学べる構造になっています。

入場料大人:900円
小人(小・中・高生):400円
※神戸海洋博物館の入館料に含まれる
営業時間10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
年末、年始
住所兵庫県神戸市中央区波止場町2番2号神戸海洋博物館内
公式サイトhttps://www.khi.co.jp/kawasakiworld/
(2022年8月時点)

【京都府京都市】京都鉄道博物館

「京都鉄道博物館」は、約50両の車両を収蔵する国内最大級の鉄道博物館です。初代新幹線「0系新幹線」や蒸気機関車がけん引する「SLスチーム号」に乗車できたり、鉄道好きにはたまらない車両がたくさん公開されています。

運転士が実際に訓練で使用する運転シミュレータや鉄道ジオラマなど、子どもとともに楽しめる展示も多数。また、現役のJR西日本の社員が鉄道の仕事について伝える「鉄道おしごと体験」イベントも開催されています。

入場料一般:1,200円
大学生・高校生:1,000円
中学生・小学生:500円
幼児(3歳以上):200円
営業時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日毎週水曜日
年末年始ほか
※祝日・春休み・夏休みなどは開催
住所京都市下京区観喜寺町
公式サイトhttps://www.kyotorailwaymuseum.jp/
(2022年8月時点)

【京都府京都市】ジオラマ京都JAPAN

嵯峨野観光鉄道・トロッコ嵯峨駅に併設する「ジオラマ京都JAPAN」は西日本最大級のジオラマを楽しめる施設です。京都の町並み、神社や寺など細部までこだわり再現されたジオラマは見応え抜群。マスターコントローラーで模型列車を操縦することもできます。

実際に走っていたブルートレイン「EF66形電気機関車」の先頭部が運行時の姿そのままに展示されています。

また、ジオラマ空間の天井に星座を映し出し、ジオラマ全体を点灯した天体ショーも人気です。

入場料大人:530円
小人:320円
営業時間9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日嵯峨野トロッコ公式サイトをご確認ください
住所京都市右京区嵯峨天竜寺車道町
公式サイトhttps://www.sagano-kanko.co.jp/diorama.php
(2022年8月時点)

【大阪府枚方市】SANZEN-HIROBA(サンゼンヒロバ)

くずはモール南館にある「SANZEN-HIROBA」は無料で楽しめる京阪電車の常設ミュージアムです。京阪電車の花形であった「初代3000系テレビカー3505号車」が保存されており、車内見学ができます。

ほかにも、「8000系特急用車両」運転シミュレータ、HOゲージ鉄道模型を運転することができる京阪沿線のジオラマなどもあり、京阪電車について多くの情報を知れる施設です。ショッピングモール内にあるため気軽に立ち寄れるのもよいですね。

入場料 無料
※体験は料金がかかります
営業時間10:00~20:00
休館日土・日・祝・特定日のみの営業
※9/30までは平日も営業
住所大阪府枚方市楠葉花園町10-85 くずはモール南館ヒカリノモール1階
公式サイトhttps://kuzuha-mall.com/shopguide/detail/?id=42
(2022年8月時点)

子どもと鉄道や電車に親しんで、くらしを支える電車に詳しくなろう!

鉄道展示施設では車両やジオラマを鑑賞するだけでなく、鉄道の仕組みや技術、歴史などについても知ることができます鉄道や電車の知識を深めるだけではなく、社会についても学ぶことができるそれぞれの施設に、ぜひ子どもとお出かけしてみてくださいね。

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