【毎日叱らなくていい!】片づけができる子の習慣

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【毎日叱らなくていい!】片づけができる子の習慣

「片づけなさい!」と毎日毎日叱っている。でも、一向に片づかない。結局、あきらめて親が片づける。
どうにか、自分で片づけができる子になってほしいですよね。教育評論家の親野智可等先生にお話を伺いました。

目次

片づけの悩みを一発解決する特効薬がある

「うちの子は片づけが苦手だ。何度言ってもできるようにならない」
「整理整頓ができないので物が溢れている」

「出せば出しっぱなし、使えば使いっぱなし。まったく困ったもんだ」
「と言うか、親の自分も片づけが苦手だ」

こういう悩みをよく聞きます。
でも、ご安心ください。

この問題には一発解決できる特効薬があります。
それは、ズバリ「片づけタイム」です。

毎日○時○分から○分間片づけタイム

やり方は、まず、「毎日○時○分から○分間片づけタイム」とか「夕食後3分間、片づけタイム」などのように決めます。

その時刻になったら決まった音楽が流れるように、タイマーでセットしておくのもいいでしょう。

その間は家の人みんなが一斉に片づけをする、というようにするとさらに効果的です。
でも、無理なら、もちろん子どもだけの片づけタイムでもOKです。

片づけが苦手な子の場合は親子で一緒に片づけをしてもいいですし、そうでなければ子どもだけでやらせてもいいのです。
要は、その子の実状に合わせるということです。

一日一回は片づけをする

この方法ならどんなに片づけが苦手な子でも、必ず一日に一回は片づけをすることになります。

これを毎日確実に続ければ、もう「片づけができない」と悩む必要はありません。

大事なのは、毎日確実に続けるということです
そして、片づけたら必ずほめるということも実行してください。

私は教師だったときクラスでこれを実践していました。
毎日の帰りの会の最後に1分間の片づけタイムを取って、机の中を整理整頓させたのです。

毎日やっているときれいな状態が維持できるので、片づけで叱る必要はありませんでした。
片づけのことで叱っている親御さんはぜひ試してみてください。

この記事の監修・執筆者

教育評論家 親野 智可等

長年の教師経験をもとに、子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育について具体的に提案。著書多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。Twitter、Instagram、YouTube、Blog、メルマガなどで発信中。オンライン講演をはじめとして、全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。

音声配信サービスVoicyの配信番組「コソダテ・ラジオ」の2022年12月の金曜マンスリーゲストとして出演。「家庭での学習習慣」について熱いトークを配信しています。

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