【子ども1人でのお風呂デビューはいつから?】1人で入れるようになる6つのステップと注意点をご紹介

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子どもが1人でお風呂に入れるようになると、子育てがグッとラクに感じる保護者も多いのではないでしょうか。しかし、いつから1人デビューさせるのが一般的なのか気になるところですよね。

今回の記事では、子どもを1人でお風呂に入らせるタイミングや1人で入れるようになるまでの6つのステップ、注意したいことをご紹介します。

文/マムズラボ

目次

子どもは何歳から1人でお風呂に入れる?

子どもは4~5歳くらいになると次第に自分のことは自分でできるようになりはじめます。

そのころから自立心が芽生え、自分で体や髪を洗いたがる子もいれば、弟や妹が産まれたなどの家庭の事情、小学校に上がるタイミングで保護者が促したケースなど、家庭によってきっかけはさまざまです。 なお、東京ガス都市生活研究所によると、「男の子は10才、女の子は9才で約半数が親子で入浴している 」ようです (※1) 。

ただし、子どもが自分でしっかり体や髪を洗えるようになるには練習が必要です。いきなり1人でお風呂に入らせるのではなく、10歳くらいに1人で入れることを目安にして、少しずつ練習していきましょう。 

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子どもが1人でお風呂に入れるようになる6つのステップ

ここでは、子どもが1人でお風呂に入れるようになるためのステップをご紹介します。 

1.体を洗う

まずは、体の洗い方を教えてあげましょう。泡タイプのボディソープなら、子どもの敏感な肌をやさしく洗うことができるのでオススメです。 

シャワーで体をしっかり濡らし、ボディソープでやさしく洗います。脇や関節などは汗や汚れが溜まりやすく、すすぎ残しも多い部位なので丁寧に洗いましょう。最初は目に見えるところから、慣れてきたら全身を洗えるように段階を踏んで教えてあげてください。 

また、体の部位で気をつけたいのがデリケートゾーンです。以下のように洗うことを教えてあげましょう。 

女の子:前から後ろに向かって洗います。 
男の子:皮を剥かずに周りを洗います。 

洗い終わったらシャワーで流しましょう。 

2.髪の毛を洗う

体をスムーズに自分で洗えるようになったら、次は髪の毛の洗い方を教えます。髪や頭皮の汚れはシャワーだけでも十分に落とせるのでしっかりシャワーで流すのがポイントです。 

シャンプーは、手のひらで泡立ててから頭皮を傷つけないように、指の腹でやさしく揉み洗いすることを教えてあげましょう。コンディショナーは毛先になじませてから洗い流します。頭皮につけるとべたつきの原因になるので毛先だけで十分です。 

シャンプーやコンディショナーを洗い流すときは、生え際や耳の後ろ、襟足などにすすぎ残しがないように丁寧に流します。 

顔に水がかかるのが苦手な子や髪の毛が長い子にとっては、髪の毛を洗うことは一苦労かもしれません。その場合は、シャンプーハットを活用したり、目がしみない子ども用のシャンプーを用意したりしてあげましょう。 

3.湯船に浸かる

38~40度くらいのぬるま湯の湯船に5分ほど浸かるのが理想的です。しかし、子どもによってはそれほど長く浸かれないこともあるかもしれません。そのときは、歌を歌ったり数を数えたりして、ゆっくり浸かれるようアドバイスしてあげるとよいでしょう。 

4.髪と体を拭く

お風呂から出たら、髪と体をタオルでポンポンと押し拭きします。ゴシゴシ擦って拭くのは肌のカサつきなどの原因となることもあるためNGです。 

また、子どもの多くは乾燥肌なので、すぐに全身を保湿することも教えてあげましょう。脱衣所にボディクリームを置いておくといいですね。 

5.ドライヤーをかける

髪を拭いたあとはすぐにドライヤーをかけましょう。ドライヤーで頭皮もしっかり乾かすことを意識させます。慣れるまでは、低温の弱風で乾かすのがオススメです。髪の毛が長い子の場合、ブラッシングのやり方も併わせて教えてあげるとよいでしょう。 

ブラッシングする際は、髪の毛を一気にとかすのではなく、毛先から始めて、段階的に根元に向かってゆっくりとほぐしていきます。髪の束を手で持っていると、ブラシに引っ張られることが少なく、痛みも感じにくくなります。 

6.1人でお風呂に入る頻度をふやす

1人でお風呂に入る回数は、最初は週に1回などと少なく設定しておき、慣れてきたら徐々にふやしていきます。子ども自身が1人に慣れ、習慣化できるよう配慮してあげましょう。 

子どもが1人でお風呂に入るときの注意点

子どもが1人でお風呂に入れるようになっても、保護者の心配は尽きません。ここでは、1人で入浴させる際に注意することをご紹介します。 

水の事故

子どもが1人でお風呂に入れるようになったとしても、浴槽で溺れるといった水の事故の危険性はあります。子どもが体調の悪いときは1人で入らせない、ときどき子どもの様子を見に行く、通話モニターで声をかけるなど、気を配ってあげましょう。

転倒

お風呂はすべりやすく、転倒する危険性があります。お風呂では走らない、遊ばない、ふざけないなど、ルールを決め、転倒しないよう注意させましょう。お風呂マットを敷くのもオススメです。 

洗い残しやすすぎ残し

すすぎ残しがあると入浴後も髪がぬるぬるしていたり、肌が荒れてしまったりすることがあります。とくに襟足や耳の後ろなど、すすぎ残しがないか、子どもが1人での入浴に慣れるまで、保護者がチェックしてあげるとよいでしょう。 

子どものタイミングを尊重してお風呂を1人で入らせてみよう!

1人でお風呂に入れるようになる年齢は、あくまでもひとつの目安です。早いうちから1人で入りたがる子もいれば、小学生になっても「1人は怖い」とイヤがる子もいるでしょう。子どもに合ったタイミングで、自立をサポートしてあげてくださいね。

【引用】 
(※1)東京ガス都市生活研究所「親子入浴に関する実態調査 2010」 

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