寒さが増す季節になると、肩先や指先、足先などに冷えを感じる方も多いのではないでしょうか。冷えが関係する体調不良にはさまざまなものがあり、体が冷えることで病気にかかりやすくなるともいわれています(※1)。
そこで今回は、自宅にいるときに温かく過ごせるママ向けオススメ防寒グッズをご紹介します。100円ショップで購入できるアイテムなど手に入りやすく実用的なものを中心にお伝えしながら、Instagram投稿からもご紹介します。冬の寒さ対策の参考にしてみてくださいね。
文/マムズラボ
“3つの首”を温める防寒グッズ「ウォーマー」
体を効率よく温めるには、首・手首・足首の“3つの首”を温めるのがポイントです。 “3つの首”の皮膚の近くには血流の多い動脈が通っているため、衣服や温かアイテムで肌の上から温めることで血液の温度が上がります。温められた血液が指先や足のつま先なども含む全身を循環することで体全体が温まり、冷えが改善されます。
“3つの首”を温めるには、リング状になっているウォーマーがオススメです。首には「ネックウォーマー(スヌード)」、手首には「アームウォーマー」、足首には「レッグウォーマー」を着用することで、血液を温める効果をもたらすほか、冷たい空気を感じにくくなります。発熱素材や、ニット地のものだと温かさを感じやすくなります。なおニット地の場合は、アクリルよりもウールや毛のほうが保温率が高いです(※2)。
特に「アームウォーマー」「レッグウォーマー」はルームウェアとの重ね着がしやすく、動きも妨げにくいためオススメ。そこで、近ごろファッションアイテムとして取り上げられることも多い「アームウォーマー」をInstagramの投稿からご紹介します。
手の甲まで覆える、指穴つきアームウォーマー
「ayaka」さんのInstagramより(@ayk__217)
https://www.instagram.com/p/CkVePhMJOrA/
指先が出るタイプのアームウォーマーです。指先がカットされているため、掃除や洗濯物を干しているときや、スマートフォンを使うときにも便利です。テレワーク中、パソコンを操作するときにも邪魔になりません。長さも短くフィットしたサイズ感のため、アウターを着脱するときに邪魔にならないのもよいですね。
レッグウォーマーを活用! ボリューム感のあるアームウォーマー
「sarii」さんのInstagramより(@sa.riin03)
https://www.instagram.com/p/Ci7KAyZrkJ5/
吸湿発熱素材で作られたリブ編みのレッグウォーマーです。sariiさんはアームウォーマーとしても活用しています。もとはレッグウォーマーなので長さは長めですが、手首に使用することで生地がたわみ、ボリュームのある着用感になっているところがすてきですね。sariiさんのように、車を運転するときの防寒対策アイテムとしても役立ちそうです。
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温かさを直接感じられる防寒エコグッズ「湯たんぽ」
「湯たんぽ」は、使用中に電気代やガス代がかからないため環境にやさしい温かアイテムとして、注目を浴びています。日中は足元に使ったり、眠る前にはベッドの中に入れておいて布団の中を温めたりと、ピンポイントな使い方ができるところも魅力のひとつです。
金属や陶器製のものは保温性が高く、温かさがひと晩持つといわれています。ポリエチレン製は金属や陶器製に比べると軽量ですが、保温性が劣り、温度を保つ時間がやや短いです。ゴム製やシリコン製も保温力や保温時間は金属や陶器製には及びませんが、柔らかく体にフィットしやすいのが特徴です。
湯たんぽの中に70度くらいのお湯を入れて使用するタイプ、電子レンジで温めて使用するタイプ、充電をして使用するタイプの主に3種類があります。なお低温やけどを防ぐため、使用中はカバーをつけることをオススメします。お湯を入れるタイプを使用するときには、やけどにも注意してくださいね。
中にお湯を入れて使うベーシックな湯たんぽ
「kana」さんのInstagramより(@ku_neru_hasyagu )
https://www.instagram.com/p/CZeQXXvF2VZ/
中にお湯を入れて使用するタイプの湯たんぽです。右下はポリエチレン製でママ用、左は金属(トタン)製で長女用、上はゴム製で次女用として活用しているようです。ポリエチレン製は熱くなり過ぎないところ、トタン製は直火で温められるので災害時などに役立ちそうなところ、ゴム製は氷嚢にもなるところなど、素材別のよさを実感しているそう。
使った翌日はお湯を半分出し、布巾の熱湯消毒用や、観葉植物の水やりに再利用しているそうで、湯たんぽを使いこなしているお手本といえますね。
ミニサイズで柔らかい触りごこちの湯たんぽ
「100均マガジン」さんのInstagramより(@100kin_mag)
https://www.instagram.com/p/CXA6M-yPXb5/
デザイン性がありかわいい見た目のミニサイズの湯たんぽです。中にお湯を入れて使用するタイプで、素材にはポリエステルや塩化ビニル樹脂が使用されていて、柔らかい触りごこちです。カバーをつけてポケットに入れておけば、すぐに手先を温めることができますね。
やけどの心配が少ない、電子レンジで温めて使用する湯たんぽ
「toak」さんのInstagramより(@whp537)
https://www.instagram.com/p/CAKUrengl_f/
ジェル状の保温材が入っていて、電子レンジで温めて使用する湯たんぽです。保温時間は7時間ほどで、繰り返し使用することができます。お湯を使わないので、注ぐときにやけどの心配がなく、子どもの登園や通学用などにも役立ちそうです。ただし低温やけどを防ぐため、カバーに入れたり、ハンドタオルで包んだりして使用してくださいね。
気軽に羽織れて使い道が幅広い「ブランケット」
「ブランケット」は、面積が広いので広範囲を温めることができます。肩から羽織ったり座っているときのひざ掛けにしたりできるほか、ブランケットで体をくるむことで保温性を高めることができます。発熱素材のものや、ニット地の中でも保温性が高いウールや毛を使ったもの(※2)、温かい空気を逃しにくい構造のフリースやボア、ファー素材を使ったものなどがオススメです。
保温性の高い素材で冷え知らず! ファーボアブランケット
「なないろの扉【100均】」さんのInstagramより(@nanaironotobira2)
https://www.instagram.com/p/Cjclor5r2sq/
保温性の高いファーボア素材のブランケットです。サイズは140cm×200cmで、二つ折りにしてひざ掛けにしたり、子どものお昼寝用の毛布代わりにしたり、車やベビーカーでのお出かけ時の防寒グッズにも使えます。静電気防止加工が施されているので、扱いやすいのがうれしいですね。
暖房費の節約につながるヒーターつきブランケット
「rie」さんのInstagramより(@kimu74)
https://www.instagram.com/p/B8sIS7PJwyX/
エアコンや電気ストーブなどの暖房器具と比べると電気代が節約できる、ヒーターつきのブランケット(電気毛布)です。コンセントやUSBなどで給電して使用します。 rieさんが使用しているものは取り外しができるヒーターつきで、ヒーターを外せばブランケットを洗うことができるそう。ブランケットのずり落ちを防ぐボタンもついています。
防寒グッズで冷え対策をして、寒い冬も温かく過ごそう
暖房をつけている室内でも、寒さを感じるママは少なくないと思います。体調不良につながる冷えを防ぐためにも、温かく過ごせるアイテムを身につけて、寒い冬を乗り切りましょう。
【引用】
(※1)総合南東北病院「冷えが体調不良の原因!?」
https://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/201101/coold.html
(※2)一般社団法人北海道消費者協会「アクリルと毛の違い ~マフラー・ストールを使った検証~」
http://www.syouhisya.or.jp/test/kitakura500akurirutokenotigai.pdf
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