【意外と知らない傘の使い方!】雨の日の通学で子どもに伝えておきたいこととは?

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【意外と知らない傘の使い方!】雨の日の通学で子どもに伝えておきたいこととは?

小学1年生の子どもがようやく登下校に慣れてきたころにやってくる梅雨。雨の日の登校は重いランドセルに加え傘も持たなくてはならず、まだ体の小さい1年生にとっては大きな負担です。

そこで今回は、雨の日を快適に過ごすための事前準備や、子どもに伝えておきたい登校時の注意点などをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

文/マムズラボ

目次

雨の日の登校ではどんなことに気をつける?

雨の日の登校ではどんなことに気をつける?

普段歩き慣れた通学路でも、雨が降ると危険な状況に変わる場合があります。とくに、雨の日の登校では「傘の扱い方」に注意が必要です。たとえば、以下のようなことが考えられます。

・傘で視界がせまくなり、車や自転車と接触してしまう
・傘で他人の家や車を傷つけてしまう
・傘が友だちの顔にぶつかってしまう
・地面が濡れていて滑ってしまう

周りをよく見ること、傘を正しく使うことなどを各家庭でもう一度確認し、子どもに気をつけるよう話しておきましょう。

また、雨の日はなるべく手荷物をランドセルの中に入れて、傘だけを持って登校できるようにするのがオススメです。そのほかに、雨の日は洋服が濡れてしまったり、気温の変化が大きかったりするので、レインコートの着用や体温調節しやすい服装などを心がけるようにしましょう。

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雨の日に登校する前に準備しておきたいこととは?

雨の日に登校する前に準備しておきたいこととは?

子どもが雨の日に登校する前に準備しておくことをご紹介します。このひと手間によって、雨の日の登校が楽になることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.透明の傘で視界をよくする

先に記載のように、雨の日の登校でいちばん気をつけたいことは「傘の扱い方」です。そのため、傘を扱う前に子どもが使いやすい傘を選んであげることが重要です。透明の傘や透明部分の多い傘を選ぶと、視界がよくなり、周りにぶつかる危険性が減るでしょう。

なお、子ども用の傘を選ぶ際は、サイズや開閉方法など、子どもが使いやすいかどうかをチェックしてから購入するのがオススメです。

2.目立つ色のレインコートで事故を防ぐ

レインコートは、洋服が濡れて体が冷えることを防げるアイテムです。着る場合は黄色や赤などの目立つカラーを選ぶと、車や自転車に認知されやすく、事故の予防につながります。ただし、レインコートはすそが長すぎると歩きにくく危険なため、サイズ感には気をつけて購入しましょう。

購入する際は、ランドセルを背負ったまま着られるタイプやポンチョタイプを選ぶとよいでしょう。なお、レインコートを学校で脱いだり折りたたんだりするのが難しい子どもには、撥水加工のアウターを用意してあげてもよいですね。

3.替えの靴下やタオルを準備して、冷え予防

傘をさして歩いていても、風や車の水はねなどで子どもの靴や服が濡れてしまう場合があります。濡れたままにしておくと体が冷えてしまうので、雨の日には予備の靴下や少し大きめのタオルなどを持たせておくと安心です。

服が濡れた場合は、体操服に着替えることができる場合もあります。担任の先生に相談するよう子どもに教えておく、もしくは連絡帳に書いておくと安心です。また、肌寒い日は体温調節ができるカーディガンなどの上着をランドセルに入れておくと便利です。

4.傘やレインコートをしまう練習をしておく

傘やレインコートを使用して登校したあとは、子ども自身で片づけをしないといけません。そのときに備え、家で事前にしまい方を練習しておくことが大切です。下駄箱が混んでいる場合もあるので、スムーズに片づけられると子どものストレスも減ります。

また、レインコートは付属の袋だと小さくて、中にしまうのが困難な場合もあります。そのため、大きめのビニール袋やジッパーつきの袋などを持たせ、その中にしまう方法もオススメです。

雨の日に登校する際に伝えておきたい3つのこと

雨の日に登校する際に伝えておきたい3つのこと

子どもに雨の日の登校で気をつけるポイントをたくさん伝えても、一度に覚えられないかもしれません。そこで、事故を防ぐために最低でも意識しておきたい3つのことをご紹介します。子どもにその3つをしっかり伝えて、雨の日の事故やけがを防ぎましょう。

傘を持っているときに気をつけること

各家庭で「傘を持つときのルール」を決めて子どもに話しておくことが大切です。たとえば、以下のようなルールを決めましょう。

・おもちゃみたいに傘で遊ばない
・傘を振り回さない
・傘を開くときは、周りをよく見る

傘をさしているときと閉じて持っているときの扱い方を、それぞれ伝えておくことも大切です。

電車やバスで通学する子どもは、傘の持ち方や閉じ方などを子どもといっしょに確認しましょう。傘が人にぶつからないようにすることをはじめ、基本的なマナーを伝えてあげてくださいね。各家庭でもう一度傘の使い方、ルールを確認しておくことでトラブルや事故を防ぐことができます。

友だちと歩くときに気をつけること

1年生はたまにしか使わない傘でうれしくなり、注意力が散漫になってしまうことがあります。とくに友だちといっしょに雨の中を歩くときには注意が必要です。事前に、以下のことを子どもに伝えておきましょう。

・広がらず1列になって歩く
・傘が友だちにぶつからないように気をつける

1年生はまだ傘の扱いに慣れておらず、距離感をうまくつかめないことも多いです。そのため、友だちと近づきすぎてしまったり、並んで歩いてしまったりすることもあり危険です。思いがけない強風のせいで、傘どうしがぶつかってしまう場合もあります。

「並んで歩くと車道に出てしまう可能性があるから1列になって歩こうね」「友だちが先に歩いていても、走ると転んでしまうかもしれないから無理に追いかけないでね」など、なぜ危険なのか理由もいっしょに説明してあげると、子どもも意識しやすくなります。

また、いつもより時間に余裕をもって登校することで事故の予防につながります。

水たまりを避けるときに気をつけること

普段歩いている道に水たまりができていると、遊びたくなってしまう子もいるでしょう。朝は雨が降っていたのに、帰り道に雨がやんでいたらなおさらです。

そのため、雨の日に登校するときは、以下のことを子どもに伝えておきましょう。

・水たまりで遊ぶのに夢中になると、車が来ているのに気づかないこともあるので遊ばない
・水たまりを避けるときに道路の白線からはみ出し、車道に出てしまうこともあるので、歩道の幅を確認し、車道に出ないようにする

傘をさしながら水たまりを避けて歩くのは大変ですが、雨の日の登校時には「周りをよく見ること」をしっかり伝えておきましょう。

雨の日の登校ルールを子どもといっしょに考えよう

雨の日の登校ルールを子どもといっしょに考えよう

雨の日は大きなランドセルを背負いながら傘をさして歩くという、同時に3つのことを行わないといけません。そのため、まだ傘の扱いに慣れていない1年生にとっては大変です。雨の日の登下校時に潜む危険を避けるためにも、傘の扱い方に気をつけ、周りをよく見るよう伝えておきましょう。

また、子どもといっしょに雨の日の登校ルールについて考えておくのもオススメです。保護者からの声かけや事前の準備で、雨の日も楽しく安全に登校できるとよいですね。

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