朝起きてから、夜寝るまで、家族のために忙しく動き回るママたち。家族の笑顔のために日々頑張っていますが、ふとした瞬間に「自分の時間が欲しい!」とやるせない気持ちになることがあるのではないでしょうか。短い時間でも家事や育児・仕事から離れ、「自分のために使える時間」があると、気持ちに余裕が生まれるはず。
そこで、ママたちに「息抜きやストレス発散」について聞いてみました。
※アンケート調査:モニプラファンブログ「学研の幼児ワーク編集部調べ(2021年6月実施187名)
「自分だけの」息抜きをしている人は80%以上
家事や育児に追われる日々のなかでも、自分をいたわる時間は大切です。ストレスが溜まってイライラした顔のママよりも、笑顔で接してくれるママのほうが、子どもだってうれしいはず。
昔は「母親が子どもを預けて息抜きなんて」などと言われたものですが、女性をとりまく社会的な環境も変わってきました。アンケートの結果をみても、家族と離れて、自分だけの息抜きの時間をもっている人は80%以上。上手に自分の時間を楽しみたいものですね。
一方で「いいえ」と答えた人の意見を聞いてみると、「忙しくて時間をとれないから」「気持ちの余裕がないから」という声が多いようです。具体的には、こんな意見もありました。
「なんとなく、引け目を感じる」
「0歳の子どももいて、夫も戦力にならないので、一人の時間がとれません(泣)」
息抜きやストレス発散の必要がないのではなく、したくてもできないという様子がうかがえます。
ちょこっとできるSNSがやはり人気!
次に、どんなことで息抜きをしているのかを聞いてみました。一番多かったのは「LINEやインスタなどのSNSやブログ」。ネットサーフィンでいろいろな情報を見て楽しむ人もいれば、自分で投稿するのが楽しみ! という人も。二番目に多いのが「ドラマやライブなどの映像を観る」。家のなかで、気軽に楽しめる方法が人気のようです。具体的には、こんな意見が。
「子どもたちが寝たあとに、友人や知人のSNSを見たり、自分も投稿したりして、コミュニケーションを図っています」
「夜、コーヒーを飲みながらブログを書くのが息抜きです。文章を書くことが好きなので、自分の世界に浸っています」
「録画したドラマを一気に見るのがとーっても楽しいです!」
「子どもが幼稚園に行っている間に、韓国ドラマを見ています」
「Netflix」や「hulu」といった動画配信サービスを楽しむ人も多いようです。子どもが寝ている間や幼稚園に行っている間などに、短時間で気軽に気分転換をしたいという気持ちが表れていますね。
また、アクティブな意見も多数ありました。
「子どもを幼稚園に送ったあと、そのまま30分間ジョギング!」
「庭に出て農作業をし、トマトやナスの花を見て癒されます」
「カフェに行って、ゆっくりおいしいコーヒーを飲むのが楽しみ」
「週に1回、仲よしの友だちとお気に入りのお店の個室でランチ」
「1人で車を運転しながら、大きな声で歌っています」
「パン屋さん巡り。ついでに翌朝に食べるパンとコーヒーを購入して、次の日も幸せ気分を満喫しています」
さらに、趣味の時間を満喫している人も。
「子どもが寝た後、大好きな刺繍をします。それがストレス解消!」
「着物の着付けを習い、家で着てみること」
「早起きしてヨガをしています」
「週に2回ゴルフのレッスン!」
どんなに忙しくても、趣味をもっていると、楽しみがあってうれしいですよね。ママになっても、どんどん自分磨きをしていきたいものです。
息抜き時間の捻出法は?
では、忙しいママたちは、どのようにして息抜き時間を捻出しているのでしょうか。アンケートによると、「子どもが寝ている間」がダントツの1位。お昼寝の時間や夜の時間を利用して、育児に支障がないように配慮していることがうかがえます。
次に多いのが「夫に子どもの世話をしてもらう」。“子育ては夫婦でするもの”という認識が定着してきたということなのでしょう。その他の意見で多かったのは、「子どもが幼稚園に行っている間」。とはいえ、洗濯や掃除など、家事をこなしてからだと、「どんなに長くても2時間が精いっぱい」という声もありました。
大胆なところでは「家族に秘密で有給休暇を取る」という意見も。みなさん工夫して、時間を作っている様子がうかがえます。
今の息抜き、満足している?
最後に「今の息抜きにについて、満足していますか?」と聞いてみました。
「まあ満足」が一番多く、次に多いのが「やや不満」。工夫をしながら時間をとっても、やはり制約が多く、すっきり「満足!」とはいえないのかもしれませんね。
具体的には、
「自分の時間に熱中してしまうと、翌朝眠くて仕方がありません。自己責任です(笑)」
「束の間の一人時間だけでなく、半日くらいの時間が欲しいけど、子どもとそんなに離れたことがないので不安」
「好きな時に自由に休めず、夫の休みも少ない。少し息抜きした程度では、なかなか精神的な疲れはとれません」
という意見がありました。
また、今の時代の象徴的な声も。
「コロナで、パート以外の日は子どもを預けられず、一人の時間が少なくなってしまった。コロナめ…」
「コロナ禍で外出できないので、発散不足!」
などなど。ここにもコロナウイルスの影響が…。早く終息して、自由に好きなことができる毎日が戻ってほしいものです。
一日24時間しかいないなかで、家事と育児をこなすのは、本当に大変です。きちんとやろうと思えば思うほど、果てしなく時間がかかるのも家事と育児の特徴です。
ときには、思い切って家事や育児から離れ、自分をいたわる時間を作ることで、大切な家族のためにまた頑張るパワーをチャージできるといいですね!
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