【新学期が憂鬱…】「学校なんて行かなくていい」はOK? 不登校の子への「毒になる言葉と薬になる言葉」[心理カウンセラー監修]

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「うちの子は4月から元気に登校できるだろうか」……不登校の小中学生の数が12年連続で過去最多を更新する中、新学期を控えて不安と期待を抱く親御さんも少なくないことでしょう。お子さんの登校渋りや不登校に悩む保護者の方に向けて、この時期の子どもへの声かけと適切な対応をご紹介。ご自身もお子さんの不登校を経験された、心理カウンセラーの富永愛梨さんにお話を伺いました。

取材・文/FUTAKO企画

目次

高学年で 「不登校」になる背景 とは

小4で始まった息子の不調

私の息子は中1の夏休み明けから学校に行けなくなりましたが、突然不登校になったわけではありません。小学校高学年から、その予兆のようなものはあったのです。
不登校の子どもは、「学校に行きたくない」のではなく、「行きたい気持ちはあるのに、心や体がついていかない」という状態にあることも多いものです。
外から見ると「元気そう」に見える日もあります。しかし、子どもの内側では、目に見えない疲れや不安が積み重なり、学校に向かうだけのエネルギーを失っていることがあります。

小4の3学期、中学受験塾の先生に、「全国テストで成績が下がったのにへらへらしている」と叱責されたことをきっかけに、息子の心身の不調が始まりました。塾のあるビルの前で足が動かなくなり、家にいても塾のことを思い出して泣き出すほどに、息子にとってショックな出来事となってしまったのです。
それから、頭痛、腹痛、吐き気、めまい、アトピーの悪化など、身体にさまざまな症状が出るようになりました。頭痛薬がずっと手放せない生活が続き、病院で「起立性調節障害」と診断を受けました。 小学校卒業までの2年近く、学校にはどうにか通えていましたが、子どもの心が発しているSOSを私は受け止め切れていなかったと思います。

そして中1の夏休み明け、始業式の翌日から息子の不登校が始まりました。3か月後、再登校するようになってからも、不安定な状況が収まるまで数年かかりました。
なかなか出口が見えずに思い悩む日々の中で、「なんとかしてあげたい」という想いが、私が心理学を学ぶきっかけになったのです。

心が不安定な子どもへの適切な関わり方を知って実践できれば、子ども本人はもちろん親の心も元気になります。私が息子の不登校を通して学び、心理学の実践の中で培ってきた関わり方を、ぜひ多くの皆さんに知っていただけたらと思います。

小学校高学年で不登校になる理由

学習面での負担

小学校での不登校の割合は、学年が上がるほど増加しています。小学校高学年で不登校の子どもの数が増えていくのには、さまざまな理由が考えられます。まずは学習面での不安。それまで問題なく学校での授業に参加できていても、高学年になると授業時間数の増加や内容の深化などで負担を感じることが増えます。さらに、小学校高学年ともなると自我が芽生え、他人からの評価がとても気になってしまう「プレ思春期」に差しかかります。

授業で自分の考えを発表したり、皆の前で説明したりする「言語化」が苦手な子や、音楽の時間の歌や演奏の発表が苦手な子、英語で話すことが苦手な子など、苦手と感じることは人さまざまで、「ちょっとしたつまずき」で自信を失いやすくなる時期と言えるでしょう。自分が苦手な授業の時間を苦痛に感じたり、クラスメイトに笑われて心が折れてしまったりする子もいます。

対人関係の負担

高学年になると友だちとのやり取りでストレスを感じることも多くなります。それぞれの趣味の世界が広がるにつれて、会話の「合う」「合わない」で微妙に関係が変わっていきます。LINEのメッセージのやり取りなどで、言葉のニュアンスのずれがきっかけで関係がぎくしゃくすることも。 このように、ちょっとした行き違いによる友人関係の変化やトラブルが増えていく時期です。

しかし、この年齢では「もやもやした感情」の言語化がうまくできない子が多く、低学年のころのように、ストレートに親や先生に不安や居心地の悪さを訴えられず、ストレスを抱えやすいのが小学校高学年の特徴と言えるでしょう。

起立性調節障害による身体不調

さらに、私の息子のように小学校高学年で「起立性調節障害」による身体の不調が出る子もいます。
「起立性調節障害」は成長期に自律神経のバランスが崩れることで、全身の不調を引き起こすもの。特に午前中に症状が強く出るため、朝起き上がれなくなって学校生活に支障をきたすことが増えてきます。身体の急激な成長とともに、精神的なストレスが自律神経のバランスの崩れに影響すると考えられています。

このように、精神的なストレスや身体の不調など、さまざまな要因がからみ合い、登校渋りや不登校につながるケースが多くなっています。ほんのちょっとしたことがきっかけとなることも少なくないだけに、ふだんからお子さんの様子をしっかりと観察することはとても大切です。

子どもへの「毒になる言葉」と「薬になる言葉」

「薬になる言葉」は「認める」「ねぎらう」「ほめる」

親がよかれと思ってかけている言葉であっても、不登校で心が疲れている子どもにとっては、プレッシャーとして受け取られてしまうことがあります。
これは親の愛情が足りないからではなく、子どもの心と体が回復の途中にあるためです。回復の段階に合った言葉がけを意識することで、子どもは少しずつ安心を取り戻し、本来のエネルギーを回復していきます。

登校渋りや不登校の子どもは、外からは何も変わっていないように見えても、心の中では日々さまざまな葛藤を抱えながら過ごしています。
保護者の方にまず知っておいていただきたいのは、「学校に行けていない状態」も、子どもにとっては回復の過程の一部であるということです。
不登校の子どもにとって大切なのは、「学校に戻すこと」そのものではなく、安心を取り戻し、本来のエネルギーを回復していくことです。
そのために家庭でできる最も大切な関わりが、子どもの状態を「認める」「ねぎらう」「ほめる」という言葉がけです。
特別なことをする必要はありません。子どもが「今ここにいること」「今日を過ごしていること」そのものを認めていくことが、回復の土台になります。

では、新学期につい言ってしまいがちな子どもへの「毒になる言葉」と、言ってあげたい「薬になる言葉」を挙げていきます。

新学期の始まる前に

新学期が始まる前の長期休みは、「学校に行かなければならない」というプレッシャーから一時的に解放されるため、不登校や登校しぶりの子どもも、比較的穏やかに過ごせることが多い時期です。
元気そうに見える我が子の様子に、親は安心し、「新学期からは行けるかもしれない」と期待を抱き、励ましたくなるものです。
しかし、たとえば次のような言葉は、子どもにとってプレッシャーになることがあります。

【毒になる言葉】
・「新学期からは元気に学校に行けるよね」
・「もう〇年生だからがんばろう」

・「下級生のお手本になれるように頑張ろう」

これらは励ましのつもりの言葉ですが、子どもにとっては「行かなければならない」という重圧として心にのしかかることがあります。
大切なのは、学校のことではなく、子ども自身の存在や日常の姿に目を向けることです。

【薬になる言葉】
・「お手伝いしてくれて本当に助かったよ。ありがとう」
・「前は難しかったことが、できるようになってきたね」


このように、子どもが日常の中でできていることや、成長している部分に目を向けて伝えることで、子どもは「自分はこのままで大丈夫なんだ」と安心することができます。
安心感の積み重ねが、子どもの自信と回復の土台になっていきます。

学校から帰ってきたときに

新学期が近づくと、それまで登校できなかった子どもも、「行ってみようかな」という気持ちになることがあります。実際に始業式から数日間は登校できるケースも少なくありません。
しかし、新しい環境に適応しようとすることは、大人が想像する以上に大きなエネルギーを使います。登校できていたとしても、子どもは強い緊張の中で過ごしており、帰宅したときには心身ともに疲れきっていることが多いのです。

【毒になる言葉】
・「今日、学校どうだった?」
・「友だちはどう?」「先生はどう?」


と矢継ぎ早に質問されると、子どもはさらに疲れてしまいます。
親としては心配で聞きたくなるのは自然なことですが、まずは子どもが安心して過ごせる時間を優先することが大切です。
たとえば、おやつを食べながら好きなゲームや趣味の話をするなど、学校とは関係のない会話を通して、子どもがリラックスできる時間を作ります。
そして、子どもが自分から話し始めたときには、途中で口をはさまず、評価やアドバイスをせず、最後まで静かに聞くことが大切です。
「話しても大丈夫」という安心感が、子どもが心を回復していく支えになります。
また、登校できたとしても無理をさせず、家庭では心と体を十分に休ませることも大切です。

再び学校に行けなくなったときに

新学期の最初は登校できていても、再び行けなくなることは決して珍しいことではありません。これは後退ではなく、回復の過程でよく見られる自然な変化です。
そんなとき、次のような言葉は子どもをさらに追い詰めてしまうことがあります。

【毒になる言葉】
・「なぜ学校に行きたくないの? 理由をきちんと聞かせて」

子ども自身も、なぜ行けないのかをうまく言葉にできないことが多いものです。理由を説明できないことに対してさらにプレッシャーを感じ、自分を責めてしまうこともあります。
子どもが話せる準備ができたときに、自然に話してくれることを信じて待つ姿勢が大切です。

また、
【毒になる言葉】
・「学校なんて行かなくていいよ」
という言葉も、子どもを安心させるつもりであっても注意が必要です。

子どもの多くは、「本当は行きたい」「元気になったら戻りたい」という気持ちを心の奥に持っています。そのため、「行かなくていい」と言われることで、自分の気持ちが否定されたように感じたり、混乱してしまうことがあります。
私が実際にかけていたのは、次のような言葉です。

【薬になる言葉】
「今はまだ学校に行く準備が整っていないんだね。大丈夫だよ。心と体が元気になったら、またすぐに学校へ行けるようになるよ」

この言葉は、子どもの「今の状態」をそのまま認めながら、「回復していく力がある」ことを信じているメッセージでもあります。
子どもは、安心できる環境の中で、少しずつ本来の力を取り戻していきます。親がその回復の過程を信じて寄り添うことが、何より大きな支えになるのです。 

学校に行こうとして、うまくいかないときに

朝、登校の準備をしたものの、玄関で動けなくなってしまうことがあります。
そんなとき、親としては「あと一歩なのに」と思い、背中を押したくなるものです。しかし、子ども自身も「行きたいのに動けない」という葛藤の中にいます。
大切なのは、「できなかったこと」ではなく、「できていること」に目を向けることです。

【薬になる言葉】
・「今日はここまで準備ができたんだね」
・「制服を着ようとしたんだね」
・「学校のことを考えて動こうとしていたんだね」


このように、子どもの行動をそのまま言葉にして認めることで、子どもは「自分の状態をわかってもらえている」と感じ、安心することができます。
安心感が積み重なることで、子どもは少しずつエネルギーを回復していきます。

家でごろごろしているときに

家で横になっている子どもの姿を見ると、親としては「このままで大丈夫だろうか」と不安になったり、つい否定的な言葉をかけたくなってしまうこともあるかもしれません。

【毒になる言葉】
「毎日ごろごろしてばかりで、だらしないんだから」

このような言葉は、子どもを否定するだけでなく、親自身の心も苦しくしてしまいます。
ここで大切なのが、「リフレーミング」、つまり子どもの行動の見方を変えることです。
たとえば、家でごろごろしている子どもを、「何もしていない存在」として見るのではなく、「そばにいるだけで安心感を与えてくれる存在」として見てみます。

【薬になる言葉】
「あなたって本当に癒し系だよね。そばにいてくれるだけで、お母さんは癒されるよ」

このように伝えることで、親の中での子どものイメージが、「心配の対象」から「大切で愛おしい存在」へと変わっていきます。
親の見方が変わると、子どもにもその安心感が伝わります。
ごろごろしている時間も、回復のために必要な時間であり、子どもが本来の力を取り戻していくための大切な過程なのです。

何かほしいと言われたときに

子どもから「これを買ってほしい」と何度もお願いされると、親としては困ってしまったり、負担に感じることもあると思います。

【毒になる言葉】
「そんな高いゲーム、買えるわけないでしょ!これ以上困らせないで」

このように言われると、子どもは自分の気持ちを否定されたように感じてしまいます。
しかし、この場面でもリフレーミングの視点を持つことができます。
子どもが一生懸命に説明したり、説得しようとしている姿は、「わがまま」なのではなく、「自分の気持ちを伝える力」や「相手に伝える力」を使っている状態でもあります。
つまり、その行動の中には、将来につながる大切なリソース(強み)が含まれているのです。

【薬になる言葉】
「あなたって交渉力があるよね。思わず心が動くプレゼンだったよ。その力は、これからきっといろいろな場面で役立つね」

このように、行動の中にある強みに目を向けて伝えることで、子どもは自分の力を肯定的に受け取ることができます。
たとえその場で希望をすべて叶えられなかったとしても、「自分の力を認めてもらえた」という経験は、子どもの安心感と自信につながっていきます。

安心な居場所作りのために

アナログなゲームで家族団らんを

不登校の子どもにとって、家庭が「安心できる居場所」であることは、回復の土台になります。
そのために大切なのは、「何かをさせること」ではなく、「安心して一緒に過ごせる時間」を積み重ねていくことです。
その方法のひとつが、アナログゲームです。
トランプやUNO、オセロに加えて、ブロックス、カタン、モノポリーなどのボードゲームもおすすめです。

ただし、不登校の子どもは、心が疲れている状態のとき、勝ち負けのあるゲームを負担に感じることがあります。そのため、無理に誘うのではなく、子どもが興味を持てそうなもの、安心して取り組めそうなものから始めていくことが大切です。
どんなゲームが好きなのか。
どんな遊び方をするのか。
勝ったときにどんな表情をするのか。
負けたときにどんな反応をするのか。
ゲームを通して、子どもの状態や特性を自然に観察することができます。

また、ゲームは単なる遊びではなく、
・相手の気持ちを考える力
・順番を待つ力
・問題を解決する力
・コミュニケーション能力

などを、楽しみながら育てていく機会にもなります。
何より大切なのは、「一緒に楽しむこと」です。
安心して笑える時間の積み重ねが、「ここにいていい」「自分は受け入れられている」という安心感を育て、子どもの回復を支えていきます。

マッサージなどスキンシップで信頼関係を築く

不登校の子どもは、強い緊張やストレスの中で過ごしてきたことで、心だけでなく身体も緊張し、固くなっていることが多くあります。身体を緩めることは、自律神経のバランスを整え、心の安心を取り戻すためにとても大切です。
その方法のひとつが、マッサージです。

背中や肩などに優しく触れ、ゆっくりとほぐしていくことで、子どもの身体は少しずつ緩み、安心した状態へと変わっていきます。
マッサージの大きな意味のひとつは、親が子どもの背後に回ることで、子どもが親の表情を気にせずに安心できることです。

子どもが不安や怒り、悲しみなどの気持ちを吐き出したとき、正面から向き合っていると、親の動揺や不安が表情から伝わってしまうことがあります。
すると子どもは、「これ以上話してはいけない」と無意識に感じ、気持ちを閉じてしまうことがあります。

背後からマッサージをすることで、子どもは親の表情を気にすることなく、安心して自分の内側と向き合うことができます。
マッサージをしていると、子どもが少しずつリラックスし、何も質問をしなくても、自分の気持ちをポツポツと話し始めることがあります。
そのとき大切なのは、質問したり、アドバイスをしたり、評価をしたりしないことです。
「今、この子は自分自身と向き合っている時間なんだ」
「自分の心と対話している大切な時間なんだ」
そう理解し、言葉をはさまず、静かに見守りながらマッサージを続けます。
身体が緩み、安心感に包まれていく中で、子どもは本来持っている回復する力を取り戻していきます。

そして、子どもが十分にリラックスしてきたとき、
「お母さんに大切な話をしてくれてありがとう」
「お母さんは、あなたのお母さんになれて本当に幸せだよ」
「生まれてきてくれて、ありがとう」
と、静かに優しく伝えてください。
この言葉は、子どもにとって「自分はこのままで愛されている存在なんだ」という深い安心感につながります。
言葉とぬくもりの両方を通して伝わる安心感が、子どもの心と身体を回復へと導いていきます。

親が変わると子どもも変わる

毎日の「お約束」ルールは、子どもを変えるためではなく、親自身のために決める

不登校の子どもを支えていると、「どう接すればいいのか」「この関わり方で合っているのか」と、不安や迷いを感じることは少なくありません。
そんなときに支えになるのが、毎日の「お約束」ルールを決めることです。
ここで大切なのは、子どもを変えるためのルールではなく、親自身が安心して子どもと関わるためのルールとして決めることです。
たとえば、

・朝、顔を合わせたら笑顔で「おはよう」と伝える
・1日1回は、子どもの存在を認める言葉を伝える
・寝る前に「大好きだよ」と伝える


このような小さなことで十分です。
ルールを決めることで、親自身の関わり方に軸ができ、日々の対応に迷いが少なくなります。そして、親の安定した関わりは、子どもにとって何よりの安心につながります。
ルールは、子どもをコントロールするためのものではなく、親自身がぶれずに子どもを支えるための支えになるものなのです。

親も、自分自身を大切にしていい

子どもが学校に行けなくなると、
「自分の育て方が悪かったのではないか」「もっと早く気づいてあげればよかったのではないか」と、自分を責めてしまう親御さんは少なくありません。
けれども、親が自分を責め続けている状態では、心に余裕を持って子どもと向き合うことが難しくなってしまいます。
だからこそ、親自身が自分を大切にすることがとても重要です。

・好きなお茶をゆっくり飲む
・ゆっくりお風呂に入る
・好きな音楽を聴く
・自分がほっとできる時間を持つ


どんな小さなことでも構いません。
親が自分自身を許し、自分を大切にできるようになると、子どもの状態に振り回されすぎることなく、落ち着いた気持ちで見守ることができるようになります。
親が自分を大切にすることは、子どもを大切にすることにもつながっていきます。

親が大きく変わる必要はない。見方と関わり方を少し変えるだけでいい

「親が変わらなければならない」と聞くと、「自分を否定されている」と感じたり、「そんなことはできない」と苦しく感じたりする方もいらっしゃるかもしれません。
けれども、親が無理に大きく変わる必要はありません。
大切なのは、子どもへの見方と関わり方を少し変えてみることです。

学校に行けないという結果だけを見るのではなく、
「今は心と身体を回復させている途中なんだ」
「この子は、この子のペースで前に進もうとしているんだ」
と捉えることで、親の言葉や関わり方は自然と変わっていきます。

学校や環境、周囲の状況を責め続けることよりも、
「この子が安心できる関わり方は何だろう」
「今、自分にできることは何だろう」
と、自分の意識と行動を少しずつ整えていくことの方が、親子にとって大きな支えになります。
親の見方が変わると、子どもは「自分は受け入れられている」と感じ、安心して本来の力を取り戻していきます。

「薬になる言葉」が、子どもの回復する力を支えていく

不登校の子どもにとって、もっとも大きな支えになるのは、親から伝わる安心感です。

「大好きだよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
「あなたはあなたのままで大丈夫だよ」


こうした言葉は、子どもの心に深く届き、安心感を育てていきます。
子どもは本来、自分で回復していく力を持っています。
親がその力を信じ、安心できる言葉を伝え続けることで、子どもは少しずつエネルギーを取り戻し、自分のタイミングで前に進んでいきます。
親が完璧に変わる必要はありません。
ただ、子どもを信じ、寄り添い、安心できる言葉を届け続けること。
それこそが、子どもの未来を支える、何より大きな力になるのです。

この記事の監修・執筆者

心理カウンセラー 富永 愛梨

不登校・行きしぶりに悩む親子を専門にサポート。自身の息子の不登校経験をきっかけに心理学NLPを学び、家庭で実践。親の関わり方や言葉がけを軸に、のべ3,000人以上の相談に対応。
著書に『息子が不登校だった心理カウンセラーが伝えたい 不登校の子が元気になる言葉 つらくなる言葉』(青春出版社)。

 

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