保育園で大人気!0〜5歳と作る簡単クリスマス工作12アイデア

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保育園で大人気!0〜5歳と作る簡単クリスマス工作12アイデア

クリスマスが近づくと、保育園やおうちでのクリスマス製作も楽しみのひとつ。この記事では、親子で楽しめるクリスマス製作アイデアを12選紹介します。折り紙・画用紙・牛乳パックなど、身近な素材でできるものばかりです。子どもの創造力を育てながら、家族で特別な時間を過ごしていきましょう。

文/ハイドジア

目次

親子で作るから楽しい、クリスマス製作の魅力

クリスマス製作の魅力は、完成した「モノ」だけではありません。 親子で作っている「時間」そのものにあります。

お店で買う飾りにはない、手作りだからこその温かさがあるのです。また、折り紙を折ったり、シールを貼ったりといった動きの中には、指先の発達や考える力を育てる要素がたくさんあります。

保育園で行われる製作は、子どもの創造力を引き出す工夫がいっぱい。おうちでも同じように、身近な素材で自由に作る時間を楽しめます。難しく考えず、親子で笑いながら作ってみましょう。

作る時間が子どもの心を育てる理由

子どもは「作る」体験の中で、考える力や感情の動かし方を自然に学びます。形になっていく過程を見守ることで、最後までやり遂げる力が育っていくでしょう。

また、うまくいかない時に「どうすればできるかな?」と工夫することで、気持ちを切り替える力も身につきます。作る時間は、単なる工作の時間ではなく、子どもの思考力・忍耐力・自己肯定感を育てる小さな練習の場なのです。

保育園での製作アイデアを家庭で楽しむコツ

保育園での製作は、身近な素材を使いながら子どもが自由に表現できる工夫がたくさんあります。おうちでも同じように、画用紙や折り紙、空き箱など、家にあるもので十分に楽しめます。大切なのは、上手に作ることではなく、親子で会話をしながらいっしょに手を動かすことです。

保育園の先生のように見守る姿勢を意識するのがポイントです。製作した作品をリビングなどに飾ると、子どもは自分の頑張りを実感し、次の製作にも意欲がわきます。

年齢別に紹介!子どもが夢中になるクリスマス製作

年齢によって楽しめる製作の内容や進め方は少しずつ違います。小さな子どもほど「貼る」「触る」「破る」といった感覚を楽しみ、年齢が上がるにつれて自分で考えて形にする力が育ちます。

ここからは、保育園でも人気のあるクリスマス製作を年齢別に紹介します。おうちでも身近な材料で簡単に取り入れられるものばかりなので、楽しんで作ってみてください。

 【0〜2歳】折り紙で作る雪うさぎ

折り紙で作った雪うさぎ

折り紙の基本的な動きを楽しめる雪うさぎは、手先を使う練習にちょうどよい製作です。小さな子どもには難しい工程もありますが、ママパパが手伝いながら進めることで、折る感覚や形の変化を体験できます。

作り方

雪うさぎの作り方2仕上げに目や鼻を描いたり、シールで飾りをつけたりすると、子どもの個性が出ます。折る・貼る・描くの3つの動作が一度に楽しめる製作です。

【3〜4歳】身近な素材で作るクリスマスツリー

紙で作るクリスマスツリー

少し折り方に慣れてきた3〜4歳には、折り紙で作るクリスマスツリーがおすすめです。折る回数が増えますが、ママパパがいっしょに折りすじをつけながら進めるときれいに仕上がります。

作り方

紙で作るクリスマスツリーの作り方
紙で作るクリスマスツリー2

葉の大きさを変えると、上にいくほど先がとがったツリーになります。立てて飾れるので、棚や玄関の一角にもぴったり。お気に入りのシールや星型のシールを貼れば、オリジナルツリーの完成です。

【5歳〜】ビニール袋で雪だるま作り

袋で作る雪だるま

冬の定番・雪だるまも、ビニール袋を使えば雪がなくても簡単に作れます。袋の大きさを変えるだけで大小さまざまな雪だるまができるので、並べて飾ると子どもも大喜びです。

作り方

① ビニール袋に綿を詰めて口を結びます。

② 毛糸をマフラーのように結び、頭と胴体の境目を作ります。

③ 折り紙や画用紙で作った目・鼻・口を両面テープで貼りつけます。

④ 紙コップを好きな色に塗り、帽子として接着します。

⑤ 手の位置に綿棒を刺せば完成です。

帽子に模様を描いたり、毛糸を数色組み合わせたりするとぐっと個性が出ます。素材が軽く安全なので、室内でも安心して楽しめる製作です。

保育園でも人気!かわいく作れるクリスマス製作アイデア9選

保育園で定番のクリスマス製作には、見た目がかわいく、子どもが夢中になれるアイデアがたくさんあります。どれも身近な材料で作れるものばかりなので、おうちでもすぐに取り入れられます。

ここからは、年齢を問わず楽しめる人気のクリスマス製作9選を紹介します。季節の雰囲気を感じながら、親子でオリジナルの飾り作りを楽しんでみましょう。

折り紙でサンタクロース

折り紙で作るサンタ

赤い折り紙1枚で作るサンタクロースは、クリスマスの飾りにぴったりの製作です。折る工程が多く見えますが、折りすじをしっかりつけて進めると形が整いやすく、4歳前後の子どもでも楽しく取り組めます。

作り方

折り紙サンタの作り方
折り紙サンタの作り方2

キラキラの赤い折り紙で作ると華やかになり、テグスでつるせばツリーのオーナメントにもなります。後ろに支えをつければ、立てて飾ることもできます。

折り紙で作る雪だるま

折り紙の雪だるま

次は、白い折り紙で雪だるまを作ってみましょう。顔と体の2つのパーツを折って貼り合わせるだけなので、小さな子どもでも取り組みやすいのがポイントです。

作り方

折り紙の雪だるまの作り方

クレヨンやサインペンで表情を描くと、それぞれ違ったかわいさに仕上がります。立てかけられるタイプなので、棚や玄関に飾るのもおすすめです。

紙皿で作るカラフルリース

紙皿で作ったリース

紙皿を使ったクリスマスリースは、はさみとのりの練習にもぴったりな製作です。折り紙をびりびりちぎって貼るだけで、味のあるユニークなリースが完成します。親子で楽しんで作ってみましょう。

作り方

① 紙皿の真ん中を丸く切り抜き、リースの形を作ります。

② 緑色の折り紙を小さくちぎって紙皿全体に貼ります。

③ シールやリボンで飾りつけをし、上に穴をあけて毛糸を通します。

色の組み合わせ次第で印象が変わるので、親子で相談しながら仕上げるとより楽しくなります。

松ぼっくりを使ったカラフルリース

カラフルリースを作っている男の子

自然の素材を使って作るカラフルリースは、見た目も華やかで長く飾れる製作です。松ぼっくりやどんぐりに色をつけてオリジナルのリースを作ってみましょう。

作り方

① 段ボールをリースの形に切り抜き、上部に穴をあけてひもを通します。

② 紙コップに絵の具と木工用接着剤(4:1の割合)を入れ、綿棒で混ぜます。

③ 松ぼっくりやどんぐりに絵の具を塗り、乾く前にビーズやスパンコールを貼りつけます。

④ 段ボール台に塗料を塗り、飾りを貼りつけて乾かします。

使い捨ての綿棒は握りやすく、細かい部分も塗りやすいのがポイントです。完成したリースは乾かしてから飾れば、クリスマスまで長く楽しめます。お子さんの好みがそのまま作品にあらわれる、自由度の高い製作です。

牛乳パックで作るおうちランタン

牛乳パックでランタン作り

牛乳パックを使ったおうちランタンは、光を透かして楽しめる人気の製作です。100円ショップのLEDキャンドルライトを中に入れれば、やさしい灯りがともり、クリスマスが過ぎても飾っておけます。

作り方

① 牛乳パックを切り開き、底を切り取ります。形を戻したときに底が平らになるように整えます。

② 表面の印刷をはがして白地にします(力がいるためママパパが担当)。

③ 窓になる部分を切り抜きます。

④ ③に透明折り紙を貼り、全体をシールやマスキングテープで飾りつけます。

⑤ 形を戻し、飲み口部分を両面テープでとめて屋根を作ります。

⑥底から中にLEDライトを入れたら完成です。

窓から光がこぼれる様子は幻想的で、夜のインテリアにもぴったり。作る過程で切る・貼る・飾るといった工程があり、指先の運動にもなるでしょう。

フェルトの雪だるまマスコット

フェルトの雪だるまマスコット

ふわふわした質感がかわいい雪だるまマスコットは、冬の飾りにぴったり。丸い体に毛糸のマフラーとポンポンの帽子をつけるだけで、あたたかみのある作品になります。

作り方

① 白いフェルトボールを大小2つ用意し、ボンドで重ねて体を作ります。

② 黒いフェルトで目を切り、ボンドで貼ります。

③ 毛糸を編むか、ねじってマフラーを作り、首に巻きます。

④ オレンジの毛糸で小さなポンポンを作り、頭に貼ります(帽子の代わり)。

⑤ 緑のフェルトを小さく丸く切って、ポンポンの上に飾りとして貼りつけます。

ポンポンメーカーを使うとふわっと仕上がります。家にある毛糸の色を変えれば、オリジナルの雪だるまにアレンジも可能です。

クリスマスまでのカウントダウンカレンダー

クリスマスまでのカウントダウンカレンダー

クリスマスまでカウントダウンしていく「アドベントカレンダー」。ここでは、おうち型のカードを並べて、毎日1枚ずつ扉を開けていく製作です。親子でコツコツ作れば、12月がもっと特別な季節に。

作り方

① 色画用紙をおうちの形に切り抜きます。クリスマスまでの日数に合わせた枚数を用意しましょう。

② 折り紙を半分に折って扉を作り、おうちに貼ります。

③ 扉の中にイラストやメッセージを描きます。小さい子はシールを貼るのもおすすめ。

④ おうちを自由にデコレーションし、屋根や扉に日付を書きます。

⑤ 壁にツリー型に並べて貼ったら完成。扉はマスキングシールで軽く留めるとめくりやすいです。

毎日1枚ずつ扉を開けていくたびに、子どもたちはワクワク。茶封筒を使ってミニサイズにアレンジすれば、中にメッセージや小さなお菓子を入れて楽しむこともできます。

手形・足形のクリスマスカード

手形・足形のクリスマスカード

子どもの成長を感じられる「手形・足形アート」は、クリスマスカードにもぴったり。小さな手足の形が、そのままかわいいツリーやトナカイ、サンタクロースに変身します。

作り方

① 手や足の裏に絵の具をぬり、画用紙にぺったん! ツリーにしたいときは手形、トナカイにしたいときは足形を使います。

② 手形や足形を重ねながらクリスマスツリーやトナカイの形に整えていきましょう。

③ 乾いたら、ペンで目や鼻、飾りを描き加えます。丸シールやリボンでデコレーションしてもOK。

④ メッセージを書き入れて、カードとして仕上げましょう。

子どもの「今」のサイズが形として残るので、毎年の記録にもなります。保育園で作ったカードをおうちに飾ったり、祖父母へのプレゼントにしたりするのもおすすめです。

ペタペタ貼って作るクリスマスツリー

ペタペタ貼って作るクリスマスツリー

ハサミが使える年齢の子どもにぴったりな、切って貼るだけの簡単クリスマス製作です。印刷したツリーやサンタのイラストを切り抜き、のりで貼るだけなので、準備もかんたん。親子でいっしょに作れば、会話をしながら楽しい時間が過ごせます。

作り方

① ツリーやサンタのイラストを印刷して、はさみで切り抜きます。

② 背景となる色画用紙を用意し、切り抜いたモチーフを自由に貼ります。

③ 丸シールやリボンを貼って飾り付けをし、仕上げにツリーの上にシール星をつけたら完成です。

切って貼るだけなので準備が簡単で、短時間でも楽しめます。作品を壁に並べると、部屋全体が一気にクリスマスムードになります。

まとめ

親子で楽しむクリスマス製作は、手作りのあたたかさといっしょに季節を感じられる時間にもなります。折り紙や画用紙、牛乳パックなど、どの家庭にもある身近な素材で作れるので、準備もかんたん。

子どもの自由な発想や表現を大切にしながら、完成した作品をお部屋に飾れば、より思い出深いクリスマスになるでしょう。

今年の冬は、親子で「作る時間」を楽しんでみてください。

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