【お歳暮・帰省暮はいつまでに贈る?】オススメの年の瀬ギフト6選

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年の瀬に贈る贈り物としては、お世話になった方に感謝の気持ちを込めて贈る「お歳暮」が一般的です。しかし、最近ではお歳暮と帰省を組み合わせた「帰省暮」が新しく根づきつつあります。

今回は、そんなお歳暮・帰省暮の基礎知識や贈る時期などについてご紹介します。義実家や実家、友人など贈る相手に応じたオススメのギフトも厳選しました。

文/マムズラボ

目次

「お歳暮」「帰省暮」とは?

まずは、「お歳暮」「帰省暮」に関する基礎知識をご紹介します。なお、「お歳暮」「帰省暮」ともに縁起が悪いとされているアイテムは選ばないようにしましょう。靴や靴下は「踏みつける」という意味合いがあるため贈り物としてはタブーとされています。同様に、くしは「苦」や「死」を、ハンカチは「手巾(てぎれ)」ともいい、相手との「手切れ」の意味を持つため、こちらもギフトとしてふさわしくありません。

「お歳暮」に関する基礎知識

お歳暮は、実家の両親や親戚、上司や取引先などお世話になった人に感謝の意味を込めて、一年の終わりごろに贈る贈り物です。相手に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、来年以降の挨拶を兼ねる目的もあります。贈答マナーとしては、一度お歳暮を贈った人には翌年以降も続けて贈るほうがよいとされています。

お歳暮は、贈り先が喪中や忌中のときに贈っても失礼にはあたりません。ですが、紅白の蝶結びの水引の名前がついたのし紙をかけるのではなく、無地の短冊のしに表書きと名入れだけしたものを用い、おめでたい意味合いを込めないようにします。また、故人を宛名にすることも避けるなどの決まりがあるので、あらかじめ確認しておくと安心です。

お歳暮の相場は、贈る相手によって異なります。職場の上司・取引先へは5,000円以上、ママ友・親しい友人や両親・親戚には3,000〜5,000円程度のギフトを贈ることが多いようです。特にお世話になっている方には10,000円前後のものを選んでもよいでしょう。

●お歳暮の贈り方
・基本的にのし(熨斗)紙をかける
…品物にのし紙をかける“内のし”、包装紙にのし紙をかける”外のし”の使い分けは、地域の慣習などにより異なる
…短冊状の短冊のし(簡易のし)でもOK
・のし紙は、紅白の蝶結びの水引がついたものを選ぶ
・贈答マナーにのっとって贈る必要がある

「帰省暮」に関する基礎知識

帰省暮は、「帰省」と「お歳暮」を掛け合わせてできた造語で、帰省ができない代わりに、感謝の意味を込めて贈り物をすることを指します。ニューノーマル時代に合わせたギフトのスタイルであり、お歳暮代わりに贈る人も増えているそうです。帰省暮に明確なルールはなく、お歳暮には欠かせない「のし」や「表書き」などの決まりもありません

帰省暮の相場も贈る相手により変わりますが、お歳暮と同じ相場で考えておくとよいでしょう。ママ友・親しい友人、両親・親戚には3,000〜5,000円程度を目安に、特にお世話になっている方には10,000円前後のものがよさそうです。

●帰省暮の贈り方
・のし紙、水引は不要

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「お歳暮」「帰省暮」を贈る時期は?

お歳暮や帰省暮を贈る時期について確認していきましょう。12月中旬から用意を始める場合、すぐにお歳暮としての準備や手配を行うか、お年賀や寒中見舞い、帰省暮として贈るのがよさそうです。

「お歳暮」は12月13日〜20日前後が一般的

お歳暮は12月13日〜20日の間に贈ることが一般的とされていますが、地域によっても適切な時期に違いがあり、関東の場合は12月1日〜31日、関西では12月13日〜31日に届けばよいとされています。現在ではお歳暮商戦の早まりなどを受け、11月末ごろに贈るケースも増えているそうです。

また、お歳暮の時期を過ぎたときはのし紙をかけかえ、1月1日からの松の内(関東は1月7日ごろまで、関西は1月15日ごろまで)に「お年賀」として贈りましょう。松の内も過ぎた場合は、春が始まる立春までの間に「寒中御見舞」として贈るとよいそうです。

「帰省暮」を贈る時期に決まりはない

帰省暮には贈る時期の決まりはありません。帰省するときのおみやげの代わりに贈るギフトという位置づけのため、帰省を予定していた時期に、ママ友・親しい友人、両親・親戚のほか、特にお世話になっている方に相手の好みのものを贈るとよいでしょう。

【義実家向け】オススメのお歳暮・帰省暮2選

義実家に向けて贈るお歳暮・帰省暮は、いつもお世話になっている気持ちを込めて、特別感のあるものを選ぶのがオススメです。3,000~5,000円くらいを予算の目安にしましょう。

1.国産牛

義実家への贈り物には、プロが目利きした最高ランクである5等級の黒毛和牛「米沢牛」「神戸牛」「宮崎牛」などのブランド銘柄の「国産牛」がオススメです。すき焼きセット、ローストビーフなどもあり、義両親の好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

2.調理済みグルメ

普段はなかなか食べる機会のない食材を使った「調理済みグルメ」もオススメです。うなぎのかば焼き、煮あわび、いくら、ボイル済みのかに、馬刺しなどのほか、無添加のミートボールや和牛を使用したコロッケ、ハンバーグなど、食卓を彩るメニューが豊富にそろっています。

料亭が手掛けた、季節料理の詰め合わせなども喜ばれそうですね。義両親のふるさとにまつわるグルメなどを選ぶのもよいかもしれません。

【実家向け】オススメのお歳暮・帰省暮2選

実家にお歳暮・帰省暮を贈るときは、普段から慣れ親しんでいるものや年末年始にも普段使いにもできるものがオススメです。価格は3,000~5,000円くらいを目安にするとよいでしょう。

1.ビールなどのお酒類

お歳暮の定番商品であるビールは、有名ブランドの同じ銘柄の詰め合わせや、同じブランドの異なる銘柄のセット、異なるブランドの詰め合わせ、地ビールやクラフトビールのセットなどラインナップが豊富です。お歳暮用に、干支を用いた期間限定デザインのものや、フルーツジュースなどセットにしたものもあります。家族の好みや年齢構成に合わせて選んでみましょう

2.鍋セット

食材やスープがセットになっている鍋セットは、有名産地の食材や季節のグルメを使ったタイプがオススメです。北海道産の鮭やタラが入った海鮮鍋やかに鍋、山口県産のふぐちりやあんこう鍋、飛騨牛などのブランド牛を使ったすき焼きやもつ鍋、名古屋コーチンを使った鍋、長崎産の天然クエを使った鍋などたくさんの種類があります。家族の好物にこだわって選んでみてもよさそうですね。

【友人・ママ友向け】オススメのお歳暮・帰省暮2選

家族ぐるみで付き合いのある友人や、いつもお世話になっているママ友に感謝の気持ちを込めて贈り物をするときは、普段から使える実用的なアイテムや消耗品などをチョイスするのはいかがでしょうか。3,000円前後を目安に選んでみてくださいね。

1.ハンドクリーム

洗濯や洗い物など水に触れる機会が多い方やママ友には「ハンドクリーム」がオススメです。有名ブランドのものや、オーガニックなど素材にこだわりのあるもの、保湿力の高さに定評があるものなど、さまざまなタイプがあります。タオルやせっけんがセットになっているものも。香りがついているものも多いので、ママ友の好きな香りや人柄に合う香りをイメージして贈っても喜ばれそうです。

2.洗剤セット

消耗品である「洗剤セット」は、贈られた側も気負わず使えて喜ばれるアイテムのひとつ。洗濯洗剤だけでまとめたセット、柔軟剤、洗濯機クリーナーも含んだ洗濯セット、食器洗い洗剤でまとめたセット、食品用ラップやフリージングバッグなども含んだキッチンセットのほか、タオル、スポンジなども含んだセットなどがあります。普段見かける有名メーカーのものもよいですが、素材にこだわって作られた洗剤ブランドのものだとギフト感がよりアップしますね。

お世話になっている方へお歳暮・帰省暮で感謝の気持ちを贈ろう

日本独特の文化であるお歳暮と、新しい習慣の帰省暮。どちらも相手に感謝の心を伝え、今後の変わらぬお付き合いを願うものです。本記事でご紹介した商品を参考に、すてきなギフトが見つかりますように。

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