【こどもの日、GWには親子で食育・クッキング!】おすすめぎょうざレシピ3選[専門家監修]

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【こどもの日、GWには親子で食育・クッキング!】おすすめぎょうざレシピ3選[専門家監修]

時間がある休日には、親子で料理をしてみませんか? 食育を推進するNPO「食育暮楽部(くらぶ)」を運営する森野恵子先生がおすすめするのは、ぎょうざづくりです。どうしてぎょうざがよいのでしょうか。森野先生にその理由をうかがい、レシピも紹介していただきました!

こそだてまっぷ編集部

目次

ぎょうざは食育にぴったり

子どものアイデアを取り入れやすい

ぎょうざは具材を皮で包んで加熱するシンプルな料理ですが、アレンジが自由自在です。具材の包み方もさまざまで、包まずに皮に具材をのせて仕上げることもできます。肉や野菜はもちろん、果物やチーズなどの乳製品まで、幅広い食品を具材として取り入れることができるので、どんな食品を入れたらおいしくなるか、栄養のバランスがよくなるかなど、お子さんと相談しながら決められます。お子さんのアイデアを形にしやすいぎょうざは、「つくってみたい!」という意欲を育てるのにぴったりです。

チャレンジしやすく失敗が少ない

ぎょうざを包むのも、最初はなかなかうまくいかないかもしれません。具材が多かったり、逆に少なかったりすることもありますね。でも、ぎょうざは多少形がいびつでもおいしくできます。いくつかつくっていると、きれいにできるコツもつかめます。みんなでつくったぎょうざをいっしょに食べる時間は、きっとよい思い出になるでしょう。

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もりもり食べたいレシピ3選

子どもといっしょにつくりやすいぎょうざレシピを紹介します。お子さんの年齢やこれまでの料理の経験によって、火を使う作業は大人が行うなどして、火傷やけがには十分気をつけてください。

食欲がないときもツルッと食べられる 冷やし水ぎょうざ

冷やし水ぎょうざ

[材料]15個分
水ぎょうざ
◯ぎょうざの皮 15枚
◯鶏ひき肉 100g
◯キャベツ 1/8個(150gほど)
◯長ねぎ 1/2本
◯しょうが(すりおろし) 少々
◯にんにく(すりおろし) 少々
◯調味料
 しょうゆ 小さじ2
 ごま油 小さじ2
 料理酒 小さじ2
 塩 少々
タレ
 しょうゆ 大さじ2
 酢 大さじ1
 すりごま 大さじ1
 ごま油 少々

[つくり方]
① キャベツと長ねぎをみじん切りにする。
② ボールに①と鶏ひき肉、しょうが、にんにく、調味料を入れてよく混ぜる。
③ ぎょうざの皮の真ん中に②を適量のせ、水(分量外)をふちにつける。
④ ③を半分に折り、ふちを合わせ、指でしっかり押してくっつける。
⑤ ボールに氷水(分量外)を用意する。
⑥ 鍋にたっぷりの水(分量外)を沸騰させ、④を入れてゆで、浮いてきたらさらに1分ほどゆでて、⑤にとって冷やす。
⑦ ⑥をザルにとって、水分を切る。
⑧ タレの材料をよく混ぜる。

森野先生のおいしくなるアドバイス

肉と野菜でつくるぎょうざには、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルが含まれ、栄養バランスが優れています。食欲がないときには、冷やした水ぎょうざをさっぱりしたタレで食べるのがおすすめです。具が余ったら、片栗粉を適量加えて混ぜ、丸めて肉団子にします。焼いたり茹でたりして使い切りましょう。

ホームパーティーにもおすすめ ミニ焼きピザ

ぎょうざの皮のミニ焼きピザ

[材料]15個分
◯ぎょうざの皮 15枚
◯ピザソース(市販品) 適量
◯ピザ用チーズ 適量
◯トッピングの材料 適量
※プチトマト、ソーセージ、コーン、バジル、ツナ、マッシュルーム、ゆで卵など

[つくり方]
① ぎょうざの皮にピザソースを塗る。
② ①に好きなトッピングの材料と、ピザ用チーズをのせる。
③ オーブントースターにアルミホイルを広げ、②を並べて、皮がパリッとして、チーズがとけるまで、4〜5分焼く。

森野先生のおいしくなるアドバイス

トッピングの材料を並べて、彩りや、栄養のバランスを考えながらつくりましょう。ホットプレートに少量の油を塗って焼いてもよいでしょう。ぎょうざの皮も具材もたくさん用意して、ホームパーティーのメニューにするのもおすすめです。

手軽なデザートに アップル焼きぎょうざ

アップル焼きぎょうざ

[材料]15個分
◯ぎょうざの皮 15枚
◯リンゴ 1個
◯砂糖 大さじ3
◯シナモン 少々
◯サラダ油 適量

[つくり方]
① 皮をむいたリンゴを2cm角に切り、耐熱皿に並べて、砂糖を全体にまぶす。
② ①に軽くラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱して取り出し、シナモンをふりかける。
※電子レンジの加熱時間は目安であり、食材の量や電子レンジの出力により異なります。加熱が足りなければ、10〜20秒ずつ追加して加熱してください。
③ ぎょうざの皮の真ん中に②をのせ、②の水分を皮のふちにつける。
④ ③を半分に折り、ふちを合わせ、フォークの背の先を押しつけて、模様をつけながらくっつける。
⑤ フライパンに油を1cmほど入れて中火にかけ、温まったら④を入れて、両面を揚げ焼きにする。焼き目がついたら油から引き上げる。

森野先生のおいしくなるアドバイス

揚げ焼きとは、深さ1〜2cmほどの油で、揚げるように焼く料理法です。簡単にカリッとした焼き目がつきます。電子レンジで加熱したリンゴ(②)に、バター(適量)を入れて余熱で溶かすと、コクが出ます。

お子さんの食育にぴったりな「ぎょうざづくり」を、レシピもあわせてご紹介しました。お休みの日に、ぜひ親子で挑戦してみてくださいね。

この記事の監修・執筆者

フードコーディネーター、栄養士 森野 恵子

「健康」をテーマに、料理とテーブルコーディネートの教室を行う。企業主催の親子クッキングや、住宅展示でのテーブルコーディネート、セミナー講師、TV番組の撮影、飲食店やホテルでのフードコーディネート、メニュープランニング、雑誌・広告での撮影(料理作成・フードスタイリング)、盛りつけ指導など”食”に関わるものをさまざまな角度からコーディネート。
2004年からは、暮らしを楽しみながら食育を推進する団体「食育暮楽部(くらぶ)」を設立し、地域でできる食育に取り組み中。

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