![【10分あれば完成!】YouTube再生回数900万回超えの人気レシピ[ロバート馬場裕之]](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2025/03/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%AB-2_PfmV.jpg)
現在は、農場所有や実業家として飲食業に関わるなど、芸人の枠を超えて活動している、お笑いトリオ・ロバートのメンバー馬場 裕之さん。
2020年に、自身のYouTubeチャンネル「ばばっと!馬場ごはん」を開設し、「無理なく、ムダなく、素材の味を生かした料理レシピや調理アイデア」の数々が人気を集め、2025年1月現在では、チャンネル登録者数は125万人を超えています。
その「ばばっと!馬場ごはん」で紹介してきた料理の中から馬場さん自身が厳選した、ばばっと作れて簡単おいしい、“88品+α”を紹介する『馬場ごはんベストレシピ ロバート馬場のばばっと作れて一生うまい!』(Gakken)。
今回は、こちらのレシピ本から、とくにYouTubeでの再生回数が多かったレシピ2品と、時短でおいしく10分以内で作れちゃうレシピ2品をご紹介します。どれも家庭によくある材料で作れて、シンプルで簡単、必ずリピートしたくなる、“ばばっとごはん”です。
毎日献立を考えるのが大変な人たちへ

みなさん、こんにちは。馬場裕之です。
僕がYouTubeチャンネル「ばばっと!馬場ごはん」の配信を始めたのが2020年で、なんだか今まであっという間でした。
最初は、手の込んだ料理を紹介しようかな? とか、いろいろ考えていたんですけど、みなさんと交流するなかで、簡単に手に入る食材で“ばばっと作れておいしいもの”を、毎日献立を考えるのが大変な人たちに提案したいな、という想いがどんどん大きくなっていきました。
手の込んだ料理はもちろん特別でおいしいけれど、大切な毎日の暮らしを支える、そんな、日々の食卓に並ぶ、やさしくて寄り添える料理を一緒に考えていきたいな、と。
これまで配信を続けてきて、やっぱりうれしいのは、みなさんの「おいしい」の声です。その声が、今まで続けてこられた原動力ですね。
みなさんのコメント、僕はいつも見ています。いろんな声をもらうたびに、張り切ってしまって(笑)。料理にとって、「うれしい」と「おいしい」って、セットで大切なんだな、ってすごく実感しています。
『馬場ごはんベストレシピ ロバート馬場のばばっと作れて一生うまい!』(Gakken)では、これまで「ばばっと!馬場ごはん」で紹介してきた料理たちの中でも、特に反響の大きかったレシピや、材料が少なかったり、簡単だったり、時短でできちゃうお手軽料理たちを僕が厳選しました。
ばばっと作れて簡単おいしい、“88品+α”を紹介しています。(派生やアレンジを含めると100品以上!)
みなさんの毎日が、おいしく、楽しく、素敵な日々になりますように。
「ばばっと!馬場ごはん」再生回数900万回超えレシピ
YouTubeチャンネル「ばばっと!馬場ごはん」で紹介したレシピのなかで、とくに再生回数の多い2品を紹介します。
僕のレシピは基本的に、食材の味を生かすこと、簡単でおいしいって思ってもらえる料理を目指しています。
おうちにある食材でも「こんなにいろんな料理が作れますよ」って提案して、どんな感想が返ってくるか、いつもワクワクしています。
どちらも食材のおいしさはそのままに、簡単でおいしいレシピです。今夜の一品に、さっそく試してみませんか?
【再生回数960万回】具材は卵だけ! 僕が10歳から作ってる「卵チャーハン」

●材料(1人前)
卵… 2個
ごはん… 150g
塩… 3つまみ
酒… 小さじ2
白こしょう… 少々
サラダ油… 小さじ2
※ごま油・オリーブオイルでも◎
〈お好みで〉
しょうゆ… 適量
紅しょうが… 適量
●作り方
1 フライパンを中火にかけ、油を引いて、卵を割り入れて塩を1つまみふる。
※ 最初に卵を溶かずに目玉焼きにすることがポイント。白身の端が軽くカリカリになるまで焼くと、風味がよくなる。
2 1 にごはんを入れ、木ベラでごはんと卵の白身を切るようにしてつぶしながら、塩2つまみ、酒を加えて焼き炒める。
※ 味をみて、塩が足りなければ足す。
3 火を止めて白こしょうを加え、ざっと混ぜる。茶碗に入れ、お皿に返して盛る。お好みで、紅しょうがを添える。
【アレンジ】馬場家定番の食べ方
馬場家ではこの卵チャーハンを食べるとき、途中からしょうゆをかけます。目玉焼きにしょうゆをかけたみたいな風味になって、とってもおいしいんですよ。
あとは、お漬物や明太子などをトッピングしても◎。ぜひ、試してみてくださいね♪
【再生回数940万回】シンプルだけどやみつきになる「キャベツ焼き」

●材料(1人前)
キャベツ… 150g
豚バラ肉(スライス)… 50g
※ 豚こま切れ肉、ベーコンでもOK
片栗粉… 大さじ1
塩… 1つまみ
サラダ油… 小さじ1
ポン酢… 適量
※ ソース、マヨネーズなども◎
●作り方
1 千切りにしたキャベツと片栗粉、塩をポリ袋に入れ、袋にたっぷりと空気を入れてよく振り混ぜ、全体に片栗粉をまぶす。
※ お好みで、だしパックなどのだしを追加しても◎。
2 フライパンに油を引き、1 を入れ全体に広げ、中弱火でフタをし、2分焼く。
3 フタをあけ、2 に豚肉を広げてのせ、裏面に返す。全体をフライ返しでしっかり押さえたらフタをし、さらに2分加熱する。
4 皿に盛り付け、ポン酢を添える。
【ポイント】キャベツの切り方

キャベツは半分に切った断面から、下方を削ぎ切る方法で千切りにしていくと、手を切る心配がなくなり、薄くカットできます。
スライサーを使用する場合は、手前から前のほうに向かって、一方向に削ると幅をそろえやすいですよ!
10分以内でできちゃう「リアルばばっとごはん」
こちらでは、時短でおいしく10分以内で作れちゃうレシピを紹介します。
時短だからってもちろん手抜きではなく、メインが張れる料理や、忙しいときの朝食やサクッと食べたい夜食に最適なレシピも。
さあ、忙しい毎日の強い味方になってくれるレシピが登場です!
【調理時間9分】巻いてチンするだけ「豚バラのレタス巻き」

●材料(1人前/4個分)
豚バラ肉(スライス) … 4枚
レタス… 200g
プロセスチーズ(ベビーチーズサイズ)… 2個
【万能たれ】
卵… 1個
長ねぎ… 5㎝
ポン酢… 大さじ3
ごま油… 小さじ½
一味唐辛子… 適量
炒りごま… 適量
●作り方
1 長ねぎの白い部分をみじん切りにし、万能たれ用の器に入れ、卵、ポン酢、ごま油、炒りごま、一味唐辛子を入れ、軽く混ぜる。
2 半分に割ったプロセスチーズをレタスの茎部分に置き、上下左右を丸めながら包み、さらに豚肉を重ねて巻く。
※ レタスの繊維と同じ方向に丸めていくと包みやすい。
3 2 を耐熱容器に入れふんわりラップをして電子レンジ(600W)で4分加熱し、余分な水気を切って器に盛り、1 の万能たれを添える。
【ポイント】
この[万能たれ]のヒントは、台湾で食べた生卵たれの衝撃から。本当に万能なので、いろんな料理でぜひ、試してみてくださいね♪
【調理時間9分】深夜の閲覧注意 究極系卵ごはん「カルボナーラめし」

●材料(1人前)
ごはん… 200g
ベーコン(厚切り) … 80g
ニンニク… 1かけ
卵… 1個
黒こしょう… 適量
オリーブオイル… 大さじ1
粉チーズ… 大さじ1
しょうゆ… 適量
●作り方
1 ニンニクを2㎜幅にスライスする。ベーコンを5~ 7㎜幅のダイス状に切る。
※ ニンニクの中心に芽があったら、取り除くと焦げにくくなり◎。
2 フライパンを中火で熱し、ベーコンを入れ、焼き目が付くまで炒めたらニンニクを加え、ニンニクにも焼き目が付いたら取り出す。
3 フライパンに卵を入れ、半熟の目玉焼きを作る。
4 器にごはんを盛り、2 のベーコンとニンニクをのせ、粉チーズと黒こしょうをふって、3 の目玉焼きをのせオリーブオイルをかける。食べるときに卵黄をつぶしてからしょうゆをかける。
【テクニック】キレイな目玉焼きの作り方

ザルに卵を割り入れ、水気を軽く取ってから焼くと余分な水分が抜けて白身が広がらず、お店のような白身のこんもりとしたキレイな目玉焼きを作ることができますよ♪
野菜嫌いのお子さんには、収穫体験がおすすめ

自分で料理するようになって初めて、わかったことがたくさんありました。
チャーハンにしても、家族の人数分を作るとなると、すごい量になるから大変とか。
僕の料理のルーツは、自然すぎてもともとはそんなに考えてはいなかったんですけど(笑)、やっぱり実家の食卓からの影響が大きいなあ、って思います。
そして、その食卓から流れてきたものを、今、みなさんに伝えている。なんだか、これもまたうれしいことですね。
こうしてあらためて考えてみると、実家では本当にいい食材、おいしいものを食べさせてもらっていたなって感じますね。僕に料理への関心を持たせてくれたのが実家。本当に感謝です。
食材の大切さ。「ムダなく」のルーツ
動画の中でよく「馬場家(母ちゃん)直伝」と話していますが、たとえば、古漬けをアレンジして和えものにしたり、お茶漬けにしたり。「ムダなく」の精神は母親の影響かもしれないですね。
うちは畑をやっていましたし、裏庭に行ってみょうがや三つ葉を取ってきて、そうめんに
入れたり。採れたてのおいしさを学びました。この経験が「ムダなく」「おいしく」のルーツかも。
体験からの発見、親しみ
僕は幼少期に野菜に囲まれて、そのおいしさやありがたさを自然と感じられる環境にいました。
なので、野菜嫌いのお子さんがいる場合、収穫体験に行ってみるとおもしろいと思います。どうやって野菜が育っているのかを学べますし、土に実際触れてみることで、生産者さんの努力や気持ちも伝わると思いますしね。
この記事の監修・執筆者

1979年生まれ。福岡県出身。お笑いトリオ・ロバートのメンバー。料理人、YouTuber、俳優、声優など幅広い分野で活動を行う。幼少期より祖父母が畑や漁をしていたこと、自然豊かな環境で育った影響もあり、料理や食材の大切さに関心を抱くようになる。料理や食材だけでなく、調味料や調理器具への造詣も深い。現在は農場所有や実業家として飲食業に関わるなど、芸人の枠を超え活動している。2020年に自身のYouTubeチャンネル「ばばっと!馬場ごはん」を開設。その穏やかで見る人をほっこりさせる人柄と、視聴者の毎日に寄り添う「無理なく、ムダなく、素材の味を生かした料理レシピや調理アイデア」の数々が人気
を集め、チャンネル登録者数は125万人超(2025年1月現在)。著書『馬場ごはんベストレシピ ロバート馬場のばばっと作れて一生うまい!』(Gakken)が発売中。
こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪