【豆腐が苦手な子どもにもオススメ】家計を助ける豆腐・厚揚げの節約レシピ5つ

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食材や光熱費の値上げが多く続いていますが、通年で価格の変動が少なく、安価で購入できる食材に大豆製品の「豆腐、厚揚げ」があります。

この記事では、豆腐の種類とそのオススメ調理法、子どもが喜びそうな豆腐・厚揚げを使ったレシピをInstagramよりご紹介します。

文/マムズラボ

目次

豆腐の種類・特徴とオススメ調理法

大豆製品は、豆腐、厚揚げ、油揚げ、納豆、味噌などがあります。豆腐は加熱せず、そのまま食べることができるので、忙しい保護者にも便利で時短調理にもつながる食材です。

夕飯のメイン食材には肉や魚を選ぶ人も多いと思いますが、豆腐も立派なたんぱく源になります。カルシウムや鉄分など子どもに必要なミネラルも含まれているのも特徴です。まずは豆腐の種類とオススメ調理法についてご紹介します。

【絹豆腐】そのまま食べる

絹豆腐は豆乳に凝固剤を加えてそのまま固めて作るので、舌触りがよくなめらかな食感が特徴です。そのまま切って食べられるのが特徴なので、冷奴やサラダに加えるのがオススメです。

シンプルにしょうゆやポン酢、中華あんかけなどをかけて食べるのもよいでしょう。麻婆豆腐や湯豆腐など夕飯のメイン食材にもなり、スープや副菜など、あと1品追加したいときにも手軽に使えます。

【木綿豆腐】ステーキやそぼろなどの焼き物にする

木綿豆腐は絹豆腐に比べ、重しをのせて水分を抜いて作る工程が加わるため、よりしっかりとした食感があります。そのまま焼いて豆腐ステーキにしたり、炒り豆腐のように少し崩して焼いてそぼろ状にしたりと、アレンジの幅が広く扱いやすい大豆製品です。

焼いても崩れにくいので焼く調理法がオススメです。豆腐ハンバーグを作るときには水分が少ない木綿豆腐のほうが作りやすいですよ。

【厚揚げ】煮物や炒め物にする

厚揚げは豆腐を揚げて作ったものです。絹豆腐、木綿豆腐に比べると型崩れしにくいので煮物や炒め物などにも適しています。カリッとした外側は食べごたえもあり、肉や魚と合わせて使えば夕飯のボリュームアップに一役買ってくれます。

節約も気にしながら、しっかりとおなかも満たされる野菜炒めなどの炒め物もオススメです。煮浸しや照り焼き、厚さを活かしたはさみ焼きなどさまざまなアレンジができる豆腐です。

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Instagramで見つけた子ども向け豆腐・厚揚げレシピ5つ

家計にもやさしく、栄養も摂れる絹豆腐や木綿豆腐、厚揚げを使ったメニューをInstagramよりご紹介します。とくに子どもが好きそうなオススメレシピを集めたので、ぜひ夕飯作りの参考にしてみてくださいね。

1.子どもが喜ぶ「豆腐ナゲット」

「Yuri|365日豆腐レシピ」さんのInstagramより(@diet_tofu_recipes)
https://www.instagram.com/reel/CvXAF_KpEXK/

豆腐と鶏胸肉を使ったこのナゲット、なんと油で揚げずにトースター調理で完成します。洗い物も片づけも楽なので、子育てに忙しいかたにぴったりのレシピです。低脂質メニューなのでダイエット中のママパパにもオススメです。

トースターに入れたあとは手があくので、ほかの調理や家事などができます。バタバタする忙しい朝のお弁当作りにも一役買いそうですね。ナゲット好きな子どもは多いので、覚えておきたいレシピです。

【材料】2人分
・絹豆腐:150g
・鶏胸肉:300g
・たまご:1個
・マヨネーズ:大さじ1
・鶏ガラスープの素:小さじ1
・片栗粉:大さじ2

【作り方】
1.鶏胸肉を包丁でたたき、ポリ袋に入れる。(胸肉は皮をとって小さく切ってからたたく。)
2.材料をすべて混ぜる。(ポリ袋に入れて混ぜると洗い物が少なく済みます。)
3.袋の端を切り、アルミ箔の上にナゲットの形に絞る。(アルミ箔にくっつくのが気になる人はアルミに軽く油をぬる。)
4.トースターで片面10分ずつ焼き完成。

2.食感がたまらない「豆腐のカリもち焼き」

「kannariyumi」さんのInstagramより(@kannari_kitchen)
https://www.instagram.com/p/Cv7EdSNSvXx/

絹豆腐に片栗粉やカニかまぼこ、ネギを加えて焼くだけのかんたんなレシピなのですが、外はカリッ、中はフワッと仕上がり、豆腐のよさを活かした食感が楽しめるメニューとなっています。子どもはポン酢、大人は七味やラー油など、お好みの味付けで食べられるのも魅力の1つです。

【材料】2〜4人分
・小ネギ:お好きな量
・カニかまぼこ:4本
・絹豆腐:300g
・片栗粉:大さじ8
・鶏ガラスープの素:大さじ1
・塩コショウ:少々
・にんにくチューブ:5cm
・ごま油:適量

【下準備】
・小ネギは小口切りにする
・カニかまはさいておく
・絹豆腐はしっかりと水切りしておく

【作り方】
1.ボウルにごま油以外の材料をすべて入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。
2.フライパンにごま油を多めにひき、1をスプーンですくい落とし中火で両面をこんがりと焼き、完成。(お好みでポン酢やラー油につけて食べるのがオススメです。)

3.手を汚さずつくれる「ふわふわお豆腐つくね」

「スエム🍄|胃腸活と菜食おやつ」さんのInstagramより(@kinoko_cook)
https://www.instagram.com/p/CvR0aq9P33g/

手を汚さずに作れる豆腐つくねのレシピです。えのきと油揚げも加えることで満足感も得られるレシピとなっています。

おいしく作るポイントは「生地をしっかりと混ぜること」「成形時に米粉をよくまぶすこと」です。生地はたまごなどのつなぎや肉が入っていなくても、しっかり混ぜるとまとまるようになります。成形時に米粉をよくまぶすと、焼くとき崩れにくく仕上がりますよ。

【材料】
・木綿豆腐:300g
・えのき: 1株(約100g)
・油揚げ:1/2枚
・米粉:大さじ3~
・塩:ひとつまみ~
・まぶす用の米粉:適量

【お好みで】
・ごま:小さじ1
・大葉:2枚
・小梅:1個
・生姜:適量

【タレ】
・しょうゆ:小さじ1
・メープルシロップ(みりん):小さじ1
・片栗粉:小さじ1/2
・水:大さじ3~

【作り方】
1.豆腐は1時間以上水切りし、よく絞る。えのきと油揚げをみじん切りにする。
2.つくねの【材料】を合わせ、ヘラなどでこねるようによく混ぜる。お好みで薬味も混ぜる。
3.スプーン2つを使って、丸く成形し、米粉を両面によくまぶす。
4.中火のフライパンで、少しおさえながら片面を焼く。
5.ひっくり返してから水を小さじ1加えて、3分程度蒸し焼きにする。
6.焼けたら、お好みで【タレ】を入れ、煮からめて完成。

4.10分で完成「厚揚げの揚げない塩唐揚げ」

「ゆぅゅぅ【クックパッドアンバサダー/Nadia Artist】」さんのInstagramより(@yuyu_kitchen)
https://www.instagram.com/p/CtBqeMFSzsd/

切った厚揚げに味付けをして片栗粉をまぶし、焼くだけで子どもが大好きなシンプルな唐揚げの完成です。帰宅後の忙しい時間に揚げ物を作るのは大変ですが、厚揚げとフライパンなら楽に作れますね。

片栗粉を2回に分けて加えることでしっかり厚い衣がつき、カリッと仕上がるのがポイントです。10分程度で完成できるので、忙しいかたにうれしい時短レシピですね。

【材料】1〜2人分くらい
・厚揚げ :1枚(150g)
・片栗粉 :大さじ2
・サラダ油 :大さじ1
A
・鶏ガラスープの素 :小さじ1
・砂糖:小さじ1/2
・にんにくすりおろし:少々
・生姜すりおろし:少々

【作り方】
1.厚揚げを1センチ程度の厚さの一口大に切る。
2.ポリ袋にAの材料を入れて混ぜる。
3.厚揚げを加えて、厚揚げに下味をつける。
4.片栗粉大さじ1を入れて袋を振り混ぜ、全体になじんだら残りの片栗粉を入れて同様に袋を振り、しっかりと片栗粉をまぶす。(2度づけする)
5.フライパンに油を熱し、厚揚げを入れて両面こんがり焼く。(弱めの中火)
6.こんがり焼けたらキッチンペーパーで油をきり、盛りつけたら完成。(あればパセリや青のりを振ると彩りがきれいです)

5.体ぽかぽか「もやしかき玉あんかけ豆腐」

「藤本マキ * ガマンしない食べ痩せレシピ」さんのInstagramより(@mackey_norimaki)
https://www.instagram.com/p/CyKILTkSzcy/

たった5分でかんたんにできる、もやしかき玉あんかけ豆腐のレシピです。忙しい日や寒い日にぴったりな、温かくてヘルシーな1品となっています。鍋1つでできるので洗い物も少なくて済みますね。

豆腐とたまごでたんぱく質もしっかりと摂れるので栄養バランスもよく、豆腐やもやしは比較的安く手に入るので節約にもなりますよ。

【材料】2人分
・絹豆腐:150g~200g×2パック
・もやし:100g
・たまご:2個
・水:300ml
・片栗粉:大さじ1
A
・鶏ガラスープの素:小さじ1/2
・しょうゆ:大さじ1
・オイスターソース:大さじ1
・砂糖:小さじ2
・おろしにんにく:少々

【作り方】
1.たまごは割りほぐしておく。
2.鍋に水を入れて火にかけ、Aを加えてひと煮立ちさせる。
3.もやしを加え、火が通ったら大さじ2の水で溶いた片栗粉を入れてかき混ぜる。
4. しっかり煮立ってとろみがついたらたまご液をまわしながら加え、浮き上がってきたら火を止める。
5.絹豆腐を耐熱容器に入れてふんわりラップをかけて3分30秒(1人分の場合は1分50秒〜2分)加熱する。
6.5に4をかけ、お好みで刻みネギを散らして完成。(加熱した豆腐から出てきた水分はそのまま捨てずにあんをかけてください)

節約レシピで健康にもよい豆腐をおいしく食べよう!

成長期の子どもがいると食費もかさみますよね。近年、値上げラッシュが続き家計に厳しいですが、豆腐や厚揚げなどの安価でボリュームのある食材を上手に使って、節約しながら日々の生活をのりこえていきましょう。栄養も摂れ、ヘルシーで健康にもよい豆腐メニューをぜひ参考にしてみてくださいね。

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