時間がない日は副菜まで手がまわらない!という人も多いのではないでしょうか? 今回は、そんなときに大活躍する副菜の作り方を、うたまるごはんさんに教えてもらいました。
監修/うたまるごはん ライター/上野真依
忙しい平日は、メインの食事を作るだけで精一杯という人も多いはず。しかし、栄養バランスを考えると、野菜もしっかり与えたいですよね。そんなときに重宝するのが、副菜の作りおきです。
ここでは、食材1つだけで作れるかんたんレシピや電子レンジで作れる火を使わないレシピ、大人もいっしょに食べられるレシピなど、その日の状況に合わせて使い分けられるレシピを提案します。
ブロッコリーのチーズ焼き
こんがりと焼いた香ばしいブロッコリーに、粉チーズでコクをプラスして食欲アップ! 毎日のおかずとしてはもちろん、お弁当にもぴったりの一品です。ゆでずに作るので、栄養が逃げる心配がないのもうれしいポイント。塩ゆでしただけのブロッコリーでは、あまり食が進まないというお子さんにもオススメです。
材料(3〜4食分)
ブロッコリー(小房に切り分ける) 1/2株(100g)
塩 少々
オリーブオイル 適量
粉チーズ 小さじ2
作り方
1 ブロッコリーは水で濡らし、耐熱ボウルに入れる。塩を加えてふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで3分30秒加熱する。
2 フライパンにオリーブオイルをひいて火にかけ、1を入れる。フライ返しで押しながら焼き目をつける。
3 両面をしっかりと焼いたら粉チーズをふりかけ、全体に絡ませる。
冷凍方法:1食分ずつラップに包んで冷凍する。
解凍方法:600Wの電子レンジで30秒加熱する。冷たかったら10秒ずつ加熱を追加。
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長いものコロコロ焼き
緑の野菜が苦手なお子さんでも食べられる、長いもを使ったお手軽副菜。食物繊維が豊富なので、便秘の予防・解消にもひと役買ってくれます。サイコロ状に焼けば小さなお子さんでも食べやすく、しゃきしゃきした食感が楽しい一品に。塩味を強くすれば、大人のおつまみとしてもピッタリなので、家族みんなでおいしく食べることができます。
材料(5〜6食分)
長いも(2〜2.5cmの角切り) 3/4本(300g)
ごま油 適量
青のり 小さじ1/2
塩 少々
作り方
1 フライパンにごま油をひいて火にかけ、長いもを入れて焼く。
2 フライパンを揺すらずに少し放置したあとかき混ぜる。これを何度か繰り返し、全体に焼き目をつける。仕上げに青のりと塩をふってなじませる。
冷凍方法:1食分ずつフリージング容器に入れて、またはラップに包んで冷凍する。
解凍方法:600Wの電子レンジで30〜40秒加熱する。冷たかったら10秒ずつ加熱を追加。
にんじんとほうれん草の2色ナムル
お浸しやごま和えなど、定番の味つけに飽きたらぜひ試してほしい、ほうれん草のアレンジレシピ。冷めてもおいしく彩りもキレイなので、お弁当のおかずにも最適です。冷凍しない場合はもやしを加えるのもオススメ。ツナを加えれば、同時にたんぱく質をとることもできますよ。
材料(2〜3食分)
にんじん(2cm長さの細切り) 1/3本(45g)
ほうれん草(2〜3cm長さ) 3株(120g)
A 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
A 塩 少々
ごま油 小さじ1
炒りごま(白) 適量
作り方
1 フライパンにごま油をひいて火にかけ、にんじん、Aを入れて炒める。
2 にんじんがしんなりとしたらほうれん草を加えてさっと炒め、炒りごまをふる。
冷凍方法:1食分ずつフリージング容器に入れて、またはラップに包んで冷凍する。
解凍方法:600Wの電子レンジで30〜40秒加熱する。冷たかったら10秒ずつ加熱を追加。
デリ風かぼちゃサラダ
しっとりクリーミーな口当たりと、かぼちゃの自然な甘さが子どもに大人気のかぼちゃサラダ。レーズンが味と食感のアクセントとなり、飽きずに食べることができます。レーズンは離乳食後期から食べられますが、弾力があって食べにくいと感じるお子さんもいるので、様子を見ながら与えてください。
材料(2食分)
冷凍かぼちゃ 6片(210g)
A レーズン 適量
A ヨーグルト 小さじ1
A マヨネーズ 小さじ1
A 砂糖 小さじ1
作り方
1 耐熱ボウルに冷凍かぼちゃを入れてふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで2〜3分加熱する。
2 皮を取り除き、実の部分をマッシャーかフォークでつぶし、Aを加えて混ぜ合わせる。
冷凍方法:1食分ずつフリージング容器に入れて冷凍する。
解凍方法:600Wの電子レンジで30〜40秒加熱する。冷たかったら10秒ずつ加熱を追加。
切り干し大根のごまマヨサラダ
食べムラのあるわたしの娘も大好きな、我が家の定番サラダです。一度にたくさん作れるので、大人の副菜としても重宝します。電子レンジでパパッと作れ、食物繊維がたっぷりとれるのがうれしいところ。やや歯ごたえがあるので、2歳ごろからがオススメ。大人が食べる場合は、ゆずこしょうを加えると、ピリッとした辛みがクセになるおいしさに仕上がります。冷凍には向かないので、冷蔵庫で保管し、2日ほどで食べ切りましょう。
材料(4〜5食分)
切り干し大根(乾燥) 15g
ツナ缶 1缶(70g)
きゅうり 1本
Aマヨネーズ 大さじ1
Aすりごま(白) 少々
Aしょうゆ 小さじ1/2
作り方
1 きゅうりは細切りにし、塩(分量外)をまぶす。きゅうりから水気が出てきたら水でさっと洗い、しっかりと水気を絞る。
2 耐熱容器に切り干し大根と水(分量外)をひたひたに入れ、600Wの電子レンジで3分加熱する。 水にさらしてからしっかり水気を絞り、2cm幅に切る。
3 ボウルに1、2、汁気をきったツナ、Aを入れて混ぜ合わせる。
冷蔵方法:まとめてフリージング容器に入れ、冷蔵する。
副菜を作りおきしておけば無理なく栄養バランスのよい献立を作れるのがうれしいですね。食卓の彩りも豊かになり、お子さんの食べたい気持ちを育むことにもつながるので、ぜひ試してみてください。
この記事の監修・執筆者
離乳食・幼児食コーディネーター、離乳食アドバイザー。2歳の女の子のママ。Instagramを中心に、子どもも大人も楽しめる離乳食・幼児食のレシピを日々発信している。『うたまるごはんのかんたんフリージング』離乳食・幼児食(Gakken)が発売中。
Instagram
https://www.instagram.com/utamaru_gohan/
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