【全国ブランド米】おいしいお米の選び方とオススメ高級米7選

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【全国ブランド米】おいしいお米の選び方とオススメ高級米7選

朝の空気も一段と涼しくなり、いよいよ食欲の秋が到来しました。野菜や魚などの旬の味覚もよいものですが、秋に新物を食べたい食材といえばお米です。食卓にのぼる回数が多いからこそ、よりおいしいものを選びたいですよね。

そこで今回は、おいしいお米の選び方と、新米シーズンに家族で一度は食べてみたいオススメのお米をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

文/マムズラボ

目次

お米を選ぶ際に確認するべきポイント2つ

みなさんはお米を購入する際に、どのような情報を頼りに選んでいますか? ここでは、おいしいお米を選ぶための基準となる「産地品種銘柄」「食味ランキング」についてご紹介します。

1.産地品種銘柄

産地品種銘柄米とは、農林水産省が農産物検査法という法律に基づいて指定する、農産物規格規程を満たしているお米のことをさします。流通しているお米を特定するにはお米の名前である「銘柄」が用いられますが、銘柄には「コシヒカリ」などの品種銘柄、「新潟米」のような産地銘柄、そして「新潟産コシヒカリ」のような産地品種銘柄の3つがあります(※1)。

農産物検査において全国統一基準の規格を満たしたお米が、品種・産地・産年の証明を受け、「産地品種銘柄」として出回ります。つまり「産地品種銘柄」に指定されたお米は、国のお墨付きを得たお米ということになります。

2.食味ランキング

お米の「食味ランキング」は、日本穀物検定協会によって評価されたもので、昭和46年から毎年発表されています。お米の味や香り、粘りなどを基準米と比較する食味試験を行い「特A」「A’」「A」「B」「B’」の順で食味の評価をつけるものです(※2)。

つまり「食味ランキング」で評価が高いお米は、食基準米よりもおいしいとみなすことができます。ただし食味試験は主な産地品種銘柄についてのみ行われており、流通しているすべてのお米に対して実施されているわけではありません。

特A基準米よりもとくに良好
A基準米よりも良好
A’基準米と同等
B基準米にやや劣る
B’基準米に劣る

「食味試験」評価項目
・外観
・香り
・味
・粘り
・硬さ
・総合評価
(※3)

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【厳選7銘柄】全国オススメのお米

「産地品種銘柄」の指定があり、「食味ランキング」高評価であるお米のうち、オススメのブランドを7つご紹介します。新米がおいしいこの時期にこそ、ぜひ食べてみてくださいね

【青森県】青天の霹靂

2021年産食味ランキングで「特A」評価の青森県のお米です。粒がやや大きくしっかりした食感で、上品な甘みがあるのが特徴です。どのような食材とも相性がよく、おかずを選ばない風味であることからさまざまな楽しみ方ができます。冷涼な気候で栽培されているため病害虫の発生が少なく、農薬量も控えめなことも特徴です。

「青天の霹靂」公式サイトはこちら

【岩手県】銀河のしずく

岩手県が研究・開発に10年をかけ2016年に栽培がはじまった新品種で、2021年産食味ランキングで「特A」評価のお米です。控えめな粘りとあっさりとした食味で、食感は硬めながら上品な甘さがポイントです。炊きあがりの白さも特徴で、見た目でも美しさを感じることができます。

冷めても味が変わりにくいといわれており、お弁当などでもおいしく食べられます。食味が落ちないように、肥料も極力抑えて栽培されています。

「銀河のしずく」公式サイトはこちら

【岩手県】金色の風

岩手県産米の最高級品種をめざし研究・開発に10年をかけた新品種です。コシヒカリとひとめぼれの良さを受け継いでいるため全国最高水準の食味を誇り、口の中で余韻を楽しめるほど豊かな甘みと、ふわりと柔らかな食感が特徴です。お米のおいしさを表す、「食味官能試験」と「お米マイスターの食味評価」からも高評価を得ています。

「金色の風」公式サイトはこちら

【山形県】雪若丸

開発に約10年かかった新品種で、2021年産食味ランキングで「特A」評価のお米です。山形の気候や風土を生かし、昼夜の寒暖差と清らかな水を用いて栽培されています。炊き上がりは硬めで、甘み、香り、粘りのバランスの良さが特徴です。お米自体の大きさも大きく、しっかりとした食べ応えを感じることができます。炊き上がったあとの白さ・外観・光沢などの見た目も美しいお米です。

「雪若丸」公式サイトはこちら

【福井県】いちほまれ

コシヒカリ発祥の福井県で6年の歳月をかけて開発した新しいお米です。2021年産食味ランキングでは「A」評価となっています。絹のような白さと艶、優しい甘さ、粒感と粘りなどで高い評価を得ており、“お米の見本”と言われるほどバランスのよいお米です。

「いちほまれ」公式サイトはこちら

【石川県】ひゃくまん穀

9年の歳月をかけて石川県が開発し2017年にデビューした、石川県オリジナルのお米です。一粒ひと粒が大きく、炊き上がりのボリューム感とともに、粒感と粘りのバランスがとれた、しっかりとした食べごたえが特徴です。また、時間が経っても硬さや粘りの変化が少なく、冷めてももっちりとした食感と美味しさが保たれます。

「ひゃくまん穀」公式サイトはこちら

【鳥取県】星空舞

星空で有名な鳥取県が約30年をかけ開発し、2018年に販売をスタートさせたお米です。2021年産食味ランキングでは「特A」評価です。星のような艶と光沢があり、しっかりとした粒と適度な粘りがあります。炊飯時のお米の保水膜量を数値化した指標で、おいしさの目安となる「味度値」でも高い結果が出ています。食味はあっさりしつつも甘やかで、冷めても変わらないみずみずしさが特徴です。

「星空舞」公式サイトはこちら

食欲の秋にオススメのお米を購入できるサイト

次に、上述の産地品種銘柄のお米をはじめとした、おいしいお米を購入できるサイトを4つご紹介します。品種や銘柄、産地からはもちろん、農薬の使用有無や化学肥料の使用量などからお米を選べるサイトもあります。無洗米や玄米、おもちなどを取り扱っているサイトも多いので、参考にしてみてくださいね。

厳選米.com品種、銘柄、産地、農薬有無や化学肥料の量などから購入可能。カスタマーレビューも多い。
お米マイスターの店 金子商店(結の蔵)品種、銘柄、産地などから購入可能。五ツ星お米マイスター金子真人氏が厳選したお米をそろえている。
JAタウン品種、銘柄、産地などから購入可能。
ど田舎本舗滋賀県産「ミルキークイーン」「みずかがみ」などのお米や野菜などが購入可能。

食欲の秋はおいしいお米で家族の食卓を楽しもう!

わたしたちが日常的に口にしているお米は、産地や品種など多種多様に存在します。今年の新米シーズンはぜひ本記事を参考に、いつもとは一味違うお米を家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。

【参考】
(※1)米ネット「お米Q&A : 銘柄米とはどのようなお米のことをいうのでしょうか。」
https://www.komenet.jp/faq/ip47.html
(※2)一般財団法人 日本穀物検定協会「食味試験」
https://www.kokken.or.jp/test.html
(※3)一般財団法人日本穀物検定協会「官能試験|食味試験」
https://www.kokken.or.jp/test01.html

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