![離乳食の負担が激減! 平日はレンチンするだけ! うたまるごはん「フリージング1週間献立」の作り方](https://kosodatemap.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/09/utamaru_eye_3_3e3g.jpg)
SNSで大人気の離乳食アドバイザー、うたまるごはんさんが考案した「フリージング1週間献立」の作り方をご紹介します。
休日に1週間分の献立をすべて作って冷凍しておくので、平日はほぼ離乳食を作る必要はなし!
離乳食作りが日々の負担になっている…、というママやパパたちは必見です。
監修/うたまるごはん ライター/上野真依
まとめて下ごしらえで調理時間を大幅にカット!
仕事や家事、育児をしながらの離乳食作りって本当に大変!
初めて食べる食材などに注意しながら献立を考えなければいけないし、赤ちゃんを連れてスーパーに買い出しに行くのもひと苦労。料理を作っている最中も、泣きだす我が子をあやすために、調理を何度も中断しなければならなかったり…。
ごはんを与え終える頃にはぐったり、なんてことも日常茶飯事だと思います。
そんな日々の負担を減らしたいと思って考えたのが、今回ご紹介する1週間フリージング献立です。味つけまですべて調理した状態で冷凍するので、食べるときは電子レンジで温めるだけ。しかも、一度で1週間分の献立をすべて作ってしまうというのもポイントです!
一度で1週間分の料理を作るというとすごく大変そうに感じるかもしれませんが、まとめて野菜を切ったりゆでたりするなど、下準備を効率よく行うことで、想像以上にかんたんに作ることができますよ。
今回は、例として離乳中期の1週間分の献立とその作り方をご紹介していきます!
【フリージング離乳食】前回ご紹介したうたまるごはんさんの記事はこちら
離乳中期の1週間フリージング献立を作ってみよう!
【1週間分のメニュー】
主食:
7倍がゆ×9食分、しらすとにんじんの炊き込みがゆ×5食分
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主菜:
ミートソース×4食分、クリームシチュー×4食分
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副菜:
お野菜たっぷりポテトサラダ×6食分、かぼちゃサラダ×4食分、かぼちゃペースト×1食分
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汁物:
赤ちゃんミネストローネ×3食分、野菜みそ汁×5食分
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1食ごとに用意したいもの:
お好みの果物、きな粉
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果物は、月齢に合ったものであれば、好きなものでOK。離乳中期なら、いちごやバナナなどを粗めのみじん切りにするか、つぶして食べやすくして与えます。
調理の負担が少ないので冷凍せずにその都度作っていますが、冷凍する場合は、自然解凍してから与えてください。
きな粉は、手軽にたんぱく質などの栄養素が補給できるので、たんぱく質が少なめの献立のときに、バナナの上にふりかけて使います。
この週に準備する主な食材
上のメニューを作るのに必要な食材です。買い物に行く際に参考にしてください。
・米…1と1/4合
・鶏ひき肉…40g
・しらす干し…25g
・キャベツ(芯を除く)…1枚(20g)
・玉ねぎ…1個(160g)
・冷凍かぼちゃ…2片(75g)
・にんじん…1と1/4本(175g)
・ブロッコリー(小房)…2個(30g)
・じゃがいも…3/4個(75g)
・ほうれん草(葉の部分のみ)…2と1/2株(25g)
・トマトペースト(市販品)…大さじ1と小さじ1
・ヨーグルト…小さじ2
・昆布…3cm
・かつおだしパック(市販品)…1袋
・豆乳(または牛乳でも可)…80㎖
・お好みの果物…適量
・きな粉…適量
※調味料、水、油類、食材にまぶす粉類、お好みで仕上げに散らすドライパセリなどは除く。
※本数、個数などの後の()内は、皮などを取り除いた可食部の分量の目安です。
下準備をしよう!
調理時間短縮のコツは、下準備にあると言っても過言ではありません! 効率よく作るポイントを見ていきましょう。
1 7倍がゆを作る
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炊飯器に米3/4合と水945㎖を入れておかゆモードで炊飯する。炊けたら50〜80gずつに分け、100㎖のフリージング容器に入れる。残りの米1/2合は、しらすとにんじんの炊き込みがゆ用に残しておく。
2 だしを取る
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鍋にたっぷりの水(約1200㎖・分量外)を入れて湯を沸かし、かつおだしパック(市販品)を入れる。沸騰させないように3〜5分煮出し、沸騰したら火を止める。だしは昆布で取ってもOK。
3 野菜を切る
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玉ねぎはみじん切り、にんじんは皮をむき40gは0.5cmの角切り、残りは1cm幅の半月切り、じゃがいもは皮をむき1.5cm幅のスライス、ブロッコリーは小さく切り分ける。ほうれん草、キャベツはみじん切りにする。
4 切った野菜をパックに入れてゆでる
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3は、それぞれお茶やだしなどを取るときに使うパックに入れ、2の鍋に入れて火にかける。弱火で野菜が柔らかくなるまで煮込む。野菜に火が通ったら、パックを取り出す。ゆで汁は料理に使うので残しておく。
5 かぼちゃをつぶす
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かぼちゃはふんわりとラップで包み、600Wの電子レンジで2〜3分加熱し、皮を取る。実の部分をマッシャーまたはフォークなどでつぶし、ペースト状にする。60gをかぼちゃサラダ用に取り分け、残りは15㎖のフリージング容器に入れて冷凍する。
6 ゆでた野菜を切る・つぶす
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ゆでおえた4の半月切りにしたにんじんはみじん切りにし、じゃがいもはポリ袋に入れ、手か器の底などでつぶす。
7 しらす干しの塩抜きをする
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耐熱容器にしらす干しと水140㎖(分量外)を入れ、600Wの電子レンジで1分30秒加熱し、塩抜きする。
下準備はこれで完了!「切る」「ゆでる」「ゆでた食材をつぶす」など、同じ工程を複数の食材分まとめて行うことで、調理時間が大幅に短縮できました。さらに、だし汁でゆでているのでおいしさも倍増!
次回は、これらの食材を使って、合計7品を作っていきます。
この記事の監修・執筆者
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離乳食・幼児食コーディネーター、離乳食アドバイザー。2歳の女の子のママ。Instagramを中心に、子どもも大人も楽しめる離乳食・幼児食のレシピを日々発信している。『うたまるごはんのかんたんフリージング』離乳食・幼児食(Gakken)が発売中。
Instagram
https://www.instagram.com/utamaru_gohan/
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