お子さんが2、3歳くらいになると、「そろそろ子どもにはさみを渡してみようかな?」と悩む時期。でも、いきなりはさみを持たせるのは、ちょっと不安に感じますよね。
そんなはじめてはさみを使うお子さんでも安心して使えるワークブックが、「学研の幼児ワーク」から発売となりました。
今回は「学研の幼児ワークアンバサダー」のRie(@rrii_ee12)さんとKanako(@cocoapurin7)さん親子(共に3歳のお子さん)に取り組んでいただいた時の様子をご紹介します。
はじめてでも安心・安全! はさみの持ち方からスタート
①はさみの選び方・持ち方
冒頭ページでは、はさみデビューの目安、はさみの選び方、持ち方を紹介しています。「はさみの持ち方」(動画)「おすすめのはさみ」(記事)を一緒にチェックすることをおすすめしています。
「手を切りそう…!」など、ちょっとヒヤヒヤしたときの、声かけのコツも参考にしてみてくださいね。
②はさみマナー
はさみの刃を人に向けないなど、はさみを使うときに大切なルール(おやくそく)を確認します。ポスターにして貼り、使う前に毎回確認するのもよいですね。
おやくそくを守ってはさみを使い終えたら、シールを貼るページ(はさみ おかたづけシート)もあります。
「初めてはさみを使う時、おやくそくを絵で分かりやすく説明できるのが、とても良いなと感じました。(Rieさん)」
③ガイドシール
付録のシールについている「はさみガイドシール」で、はさみを正しい位置(立てた状態)で使えるようにサポートします。
はさみの親指側の穴に、シールを巻き付けます。「赤い矢印を上にして切ってみてね」と伝えると、お子さんもはさみの向きを意識しやすくなります。
「赤い三角のはさみガイドシールが、分かりやすかったです。自分で気づいて訂正できるのが良いと思いました。(Kanakoさん)」
切った後もあそべる作品がいっぱい
①まずは1回切りからスタート!
最初は、1回でちょきん、と切り落とすところからスタート。ミシン目でページを切り離して、お子さんが紙を切りやすい状態に準備します。
細い帯をちょきん、ちょきん!付属のちょきちょきトレイの上で切ると散らばりません。終わった後はごほうびに、がんばりシールを貼ることができます。
②切った後もあそべる
ドアをしめてパタパタ動かしたり、切ったおすしを並べてみたり、切った後もあそべる作品がたくさん!3つのレベルに分かれており、後半は工作などもありますよ。
③左利きのお子さんにも配慮
はさみを入れる位置には、ピンクのはさみマークの目印が入っているので、切り始めも迷いません。また「ひだりききの ひとは うらの えを みて きりましょう」とあるように、左利きのお子さん用ガイドもあります。
長い線や角の切り取りなど少し難しい部分は、切り方のコツも説明していますよ。
実際に取り組んでみて
最後に、今回取り組んでいただいたアンバサダーのお二人に、感想を伺いました。
Rie(@rrii_ee12)さん
切るだけでなく、切った後にもあそべるので、飽きずに楽しんで取り組んでいました。鯉のぼりをつくるページは、切り込みを入れた後、扇風機の前に持っていき、なびかせて「鯉のぼりが泳いでるよ!」と楽しそうに見せてくれました。
ミシン目が入っていて1枚ずつ切り取れる点、本のサイズが小さめな点が、はさみに慣れていない子でも扱いやすくて、とても良いなと感じました。以前よりも色々な形をスムーズに切れるようになりました。また、ちょきちょきトレイも、とても気に入っていました。
可愛いイラストと、工作も混ぜながら徐々にステップアップできるので、後半も飽きずに取り組めそうです。
Kanako(@cocoapurin7)さん
ページごとに絵柄が変わり、切り方もいろいろなバリエーションがあるので、飽きずにあそべるよう良くできているなあと思いました。また、また、切るだけではなく折る作業もあり、折り紙の練習になるのも、とても良いと思いました。
切った後にあそべるのも楽しそうでした。1枚の紙が形を変え、立体的に変化するのを目で見て感じられるので、発達にもとても良いのではないかなと感じています。
ワークを通して、「切り止め」や紙の向きを変えながら切ることもできるようになりました。後半のうずまき状に切る部分は、また成長度合いを見ながら取り組ませたいと思います。
はじめてできたよシリーズ
「学研の幼児ワーク はじめてできたよ」シリーズには、はさみのほかにシールやクレヨンもあります。お子さんが興味を持ったテーマから、ぜひ一緒に取り組んでみてくださいね。
今回ご紹介したワーク
「2歳さいしょのはさみ」
「3歳さいしょのはさみ」
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