夏休みに作りたい立体製作5選!子どもと楽しむ工作あそび

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夏休みの工作、何を作ろうか迷っていませんか。この記事では、小学生のお子さんにぴったりな「立体製作」を5つ厳選してご紹介します。スイーツタワーやスライム、ランプシェードなど、見た目も楽しく、作ったあとも飾ったり遊んだりできる作品ばかり。準備から遊び方までわかりやすくまとめているので、親子で楽しく取り組めますよ。

文/ハイドジア

目次

楽しく学べる立体制作の魅力

夏休みは、子どもが好きなことにじっくり取り組める貴重な時間です。中でも立体製作は、手を使って立体を作ることで、想像力や集中力を自然と育てることができます。

どれも家庭にある道具や材料で取り組めて、作ったあとに飾ったり遊んだりできるのが魅力です。自由研究や夏の思い出づくりにつくってみましょう。

1. 立体で魅せる「スイーツタワー」

カラフルでかわいらしいスイーツを積み重ねて作るタワーは、見た目も楽しく、飾っても映える人気の立体製作です。工作に慣れていない子でも取り組みやすく、達成感を味わいやすいのがポイントです。

紙コップや色紙でつくる夢のお菓子タワー

ピンク、水色、黄緑の3段タワーに、お菓子の作品をたっぷり並べた「スイーツタワー」は、見た目がとても華やかで子どもたちにも大人気。まるでアフタヌーンティーのような雰囲気があり、完成した瞬間に笑顔がこぼれます。

使う材料は、紙コップ、空き容器、ヨーグルトカップ、お菓子の箱など身近なものばかり。色紙や折り紙を巻いたり、ティッシュや綿をホイップに見立てたりと、工夫しながらスイーツを作ります。ひとつひとつの作品を積み重ねることで、見た目にも達成感のある立体アートが完成します。

おうちで飾ればちょっとしたスイーツショップ気分にも。遊びにもインテリアにもなる、親子で楽しめる工作です。

2. 光を楽しむ「コットンボールのランプシェード」

風船に毛糸を巻きつけて作るコットンボールは、ふわっと光が透けるやさしい見た目が魅力です。ランプに仕上げることで、部屋の雰囲気もぐっとおしゃれになります。手順はシンプルながら、仕上がりに感動できる人気の工作です。

やさしい灯りとおしゃれなデザインが魅力

作り方

  • 風船をふくらませる

なるべく大きさをそろえると見た目がきれいに仕上がります。ポンプがあると便利です。

  • ひもを巻く

木工用接着剤を水で薄めた「水溶きのり」を使って、風船にひもをピンと張りながら巻きつけます。色を変えるとカラフルに仕上がります。

  • 水溶きのりをぬる

紙コップにのせて安定させながら、はけで丁寧にぬっていきます。テーブルには新聞紙やシートを敷いておくと安心です。

  • しっかり乾かす

一晩〜丸一日しっかり乾燥させます。乾いたら、ピンチなどでつってもOKです。

  • 風船を割る

竹串などで割り、中の風船を取り出します。少し変形しても、それも味になります。

  • ライトを入れて完成!

LEDライトの電球を隙間から差し込みます。机に置いたり、吊るして飾っても楽しめます。

最短2日で完成するので、夏休みの自由研究にもぴったりです。詳しい作り方は以下の記事をご覧ください。

【夏休みの自由工作にも】まだ間に合う‼ コットンボールのランプシェード

3. 役立つ作品!「ペン立て」をデザインしよう

学校やおうちでも使える実用品として人気の高いペン立て。工作としての達成感に加え、作ったものをすぐに使えるのが魅力です。材料は紙コップや空き容器など身近なものだけでOK。子ども自身の「使いたい」という気持ちも自然と高まります。

トイレットペーパーの芯でつくるかわいいペン立て

トイレットペーパーの芯を4〜5本集めて並べるだけで、立派なペン立てが完成します。のりやテープで芯同士を貼りつけ、厚紙で底を作れば安定感も出ます。短時間でできるので、夏休み後半の工作にもぴったりです。

写真のように、芯にたてがみやしっぽをつけてライオンにしたり、好きな動物や乗り物、キャラクターに見立てることで、世界にひとつだけのオリジナル作品になります。工作が苦手な子でも取り組みやすく、仕上がったあともずっと使える実用的な作品です。

4. わくわく迷路を作ろう!「段ボール迷路」

箱のふたや厚紙の上に、細長く切った段ボールを貼って作る立体迷路。ビー玉が転がる道を考えながら作るので、遊びと頭の体操が同時に楽しめます。スタートからゴールまでのコース設計や装飾も自由にでき、自分だけのゲーム感覚で取り組める工作です。

手のひらサイズの本格立体!段ボールビー玉迷路

細く切った段ボールを立てて貼るだけで、ビー玉が通る本格的な迷路が作れます。土台にはお菓子の空き箱や厚紙などを使い、スタートからゴールまでの道を自分で設計。行き止まりや分かれ道、カーブなどを工夫することで、どんどん楽しくなっていきます。

「どうすれば難しくなるか」「どこに罠を作ろうか」と考える過程は、まさに思考力のトレーニング。完成後は家族や友だちが挑戦して盛り上がること間違いなしです。迷路好きな子なら、夢中になってあっという間に完成させてしまうかもしれません。

5. 感触で楽しむ「カラフルスライム作り」

ぷにぷにとした手ざわりがクセになるスライム作りは、子どもたちに大人気の工作。色やラメ、香りを加えて、好みのスライムにアレンジできます。工程もシンプルなので、親子でいっしょに作るのにもぴったりです。

色や固さを調整して、自分だけのスライムに!

スライム作りに必要なのは、洗濯のり・ホウ砂水・水・紙コップ・割り箸。すべて100均でそろうものばかりです。容器に洗濯のりと水を同量ずつ入れ、ホウ砂水を少しずつ加えて混ぜると、ぷるぷるスライムの完成。水を入れる目安を容器に線で記しておくと失敗しにくくなります。

色つけには絵の具を使うのがおすすめ。好きな色を少しずつ加えて調整しましょう。さらに、ラメや光る紙粘土を加えると、見た目も感触も変化して楽しさ倍増。ラメはさりげないキラキラに、紙粘土を加えるとふわふわの新触感に変わります。

作ったスライムはポリ袋やカプセルに入れて遊ぶのが安心。冷蔵庫で保存すれば、何日か楽しめます。触感・見た目・アレンジがそろった、子どもが夢中になること間違いなしの工作です。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

親子でスライム作り~きらきらラメ&光る紙粘土も混ぜてみた!~

安全に楽しく製作するポイント

工作を楽しむには、安心して取り組める環境づくりが大切です。使う道具の扱い方や声かけひとつで、子どもたちはのびのびとものづくりに夢中になります。ここでは、ママパパが気をつけたいポイントを3つにまとめました。

道具や素材の選び方

工作に使う道具や素材は、子どもの年齢に合わせて安全なものを選びましょう。はさみは先が丸いタイプ、のりや絵の具は水性で無害なものを選ぶと安心です。ホウ砂や接着剤など、扱いに注意が必要な材料は、大人があらかじめ準備しておくとスムーズです。

素材は、紙コップやトイレットペーパーの芯、空き箱など、身近にあるものでも十分楽しめます。新しく買いそろえなくても、工夫次第で本格的な作品が作れることを、ぜひ子どもといっしょに体験してみてください。

ママパパのサポートと声かけの工夫

子どもが安心して工作に取り組めるよう、ママパパのサポートはとても大切です。材料の準備や道具の使い方の説明など、最初に環境を整えてあげるだけで、子どもはぐっと集中しやすくなります。

作っている途中は「どんなふうにしたの?」「工夫したところを教えて」と、過程を認める声かけをすると、自信につながります。手を出しすぎず見守ることで、子ども自身の「やってみたい」が自然と引き出され、作品にもその気持ちがあらわれるでしょう。

完成後はしっかり遊ぼう

工作は作るだけでなく、完成したあとにどう楽しむかも大切です。ペン立てを実際に使ってみたり、迷路を家族でチャレンジしたり、スライムを保存して繰り返し遊ぶなど、「使う・飾る・遊ぶ」体験を通して、ものづくりの楽しさがさらに広がります。

作品を見えるところに飾ると、達成感が長く残ります。「上手にできたね」「ここ工夫したね」と言葉をかけながら、作品と向き合う時間を作ってあげましょう。それが次の意欲にもつながっていきます。

自分だけの作品で、夏休みをもっと特別に!

夏休みは、時間にゆとりがあるからこそ、じっくりとものづくりに取り組めるチャンスです。スイーツタワーやスライム、ランプシェードなど、どの製作も子どもが「やってみたい!」と思える工夫がつまっています。

自分の手で形にする体験は、完成したときの達成感や、使う・飾る楽しさにもつながります。大人のサポートで安心して取り組める環境を整えつつ、子どもの「作る力」をのびのび育ててあげましょう。楽しい思い出といっしょに、特別な作品をのこす夏になりますように。

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