【春から育てて夏に収穫】ミニトマトとオクラをプランターで栽培しよう![初心者向け]

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夏に旬を迎えるミニトマトとオクラを、親子で栽培してみませんか?
ミニトマトやオクラは日々の食事やお弁当の食材としても身近な野菜で、庭やベランダでプランターを使って育てられるので、野菜の栽培が初めてのかたも気軽に始められるのではないでしょうか。
お子さんといっしょに野菜を育てて収穫し、とれたてを食べれば、「食」への興味が深まるよい経験になるでしょう。

目次

野菜栽培のための下準備

大きめのプランターを用意

プランターは、育てる野菜の品種が成長したときの一般的な草丈や根の長さを調べて、余裕のあるサイズを選びましょう。
そして、プランターの底には、水はけや通気性をよくする鉢底石(軽石や黒曜石などの素材で作られた石)を敷きます。

野菜用培養土を使う

野菜作りにおいて、とても大切なのが土です。プランター用の土は、水はけのよい赤玉土や、落ち葉などを腐らせた腐葉土などを混ぜて作りますが、初心者にはあらかじめ肥料が入っている市販の野菜用培養土がオススメです。
野菜用培養土は、鉢底石の上からプランターの上側のふちの2〜3cm下まで入れます。

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実がたくさんなる[ミニトマト]

どんな野菜?

トマトはナス科の多年草ですが、日本では冬を越すことができず一年草として扱われます。原産は南アメリカで、江戸時代初期に日本に伝わったといわれます。最初は見て楽しむ観賞用植物として日本に入ってきましたが、その後、食用として栽培されるようになりました。
ミニトマトは重さ20〜30gほどの小さなトマトの総称です。実が大きくなる品種に比べて、ミニトマトは成長しても草丈が低く、実がたくさんなるので、プランターでの栽培にも向いています。

栽培の仕方

ミニトマトは種からも育てられますが、初心者には苗を買って植える方法がオススメです。草丈が高くならないプランター用の苗もあります。4月中旬〜5月上旬には苗を植えつけます。
プランターは丸型でも正方形型・長方形型でもよいですが、深さが30cm以上あるものを選びましょう。

①プランターに入れた野菜用培養土に、スコップで苗の根の部分が入るくらいの穴を開けます。
②苗をポット(入れ物)から外し、土ごと①の穴に植えて、たっぷり水をやります。
③その後は土が乾いたら水をやります。
④葉が7〜8枚出てきたら2mほどの支柱を土の中に差し込み、ひもで茎と結びます。
⑤中央のいちばん太い茎(主枝)から側枝を伸ばしていきます。主枝と側枝の間から出るわき芽を摘み取り、実が大きく育つようにします。
⑥花が咲いてから40〜50日経つと実が熟してくるので、赤くなったら収穫します。

花が咲いてすぐに実ができる[オクラ]

どんな野菜?

オクラはアオイ科の多年草ですが、日本では一年草として栽培されています。アフリカ東北部原産で、明治時代に日本に伝わったといわれていますが、食用として栽培されるようになったのは昭和30年代以降です。
品種が豊富で、赤いオクラや切り口が丸いオクラ、花を食べるオクラもあります。

栽培の仕方

オクラは寒さに弱いので、日当たりのよい場所で育てましょう。種からも育てられますが、初心者には苗から栽培することをオススメします。4月下旬〜5月下旬には苗を植えつけます。
プランターは丸型でも正方形型・長方形型でもよいですが、深さが30cm以上あるものを選びましょう。

①プランターに入れた野菜用培養土に、スコップで苗の根の部分が入るくらいの穴を開けます。
②苗をポット(入れ物)から外し、土ごと①の穴に植えて、たっぷり水をやります。2本の苗を植えるときは、30cmほど間隔を開けます。
③乾燥に弱いので、土の表面が乾いていたらたっぷりと水をやります。
④中央のいちばん太い茎(主枝)から側枝を伸ばしていきます。主枝と側枝の間から出るわき芽を摘み取り、実が大きく育つようにします。
⑤草丈が30cmほどになったら支柱を土の中に差し込み、茎とひもで結びます。
⑥草丈が40〜50cmほどになったら、肥料を与えます。
⑦花が咲き、7〜10日で実が7〜8cmの長さになったら収穫します。

ミニトマトとオクラの、初心者向けプランター栽培を紹介しました。
ぜひお子さんといっしょに挑戦して、とれたてのおいしさを味わってくださいね!

この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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https://kosodatemap.gakken.jp/

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