野菜好きになるきっかけは子どもの頃の栽培と収穫体験

更新日: 公開日:

野菜好きになるきっかけは子どもの頃の栽培と収穫体験

成長期の子どもには「野菜はイヤ」なんて言わずに栄養バランスの取れた食事をして欲しいですよね。どうしたら子どもが野菜好きになるのか、そのきっかけをカゴメが行った「第5回カゴメ野菜定点調査」から探ってみました。

文/マムズラボ

目次

子どもの頃の栽培と収穫体験がカギ

野菜好きの人に、子どもの頃に野菜の栽培・収穫体験があるかを聞いたところ、約7割の「野菜好き」が、子どもの頃に「野菜の種植え・水やり」「実った野菜の収穫」を経験していることがわかりました。

野菜の種植え・水やり 経験あり66.9% 経験なし33.1%

実った野菜の収穫 経験あり70.0% 経験なし30.0%

調査元は「栽培・収穫体験が、野菜を好きになる要因として大きく影響する」と結論づけています。

日常的な接点を作ることが大切

子どもの頃に野菜との日常的で長期的な接点を持つことも大切です。

「野菜好きの接点別割合」を聞いてみると、野菜好きの人の8割以上が「親族や親戚、知り合いの畑の手伝い」や「家庭菜園」などの経験があると回答しました。
普段から野菜が身近にある環境が、野菜好きを作ると言えそうです。

<野菜好きの接点別割合>

野菜好きの接点別割合

栽培・収穫したことのある野菜の第1位はトマト!

それでは、野菜好きの人はどのような野菜を栽培してきたのでしょうか。
野菜好きの人が栽培から収穫までしたことがある野菜は次の通りでした。

第1位:トマト(43%)
第2位:きゅうり(25%)
第3位:なす(22%)
第4位:ピーマン(19%)
10位以内:じゃがいも、さつまい、ねぎ、オクラ、だいこん、にんじん

どれも身近な野菜ばかりですね。
調査元によるとこれらの野菜にはある共通点があるそうです。それは、生長の変化(草丈が伸びる、花が咲く、実がなる、色が変わる等)がわかりやすいため、栽培から収穫の過程の楽しさがより感じられる、ということ。
これが、野菜好きになる効果的なきっかけになっていると考えられています。

子どもと野菜を栽培してみよう

子どもと野菜を栽培してみよう

「野菜を食べさせなければ!」と必死になるよりも、まずは家庭菜園や野菜に関する地域の行事に参加することなどを通して、子どもと野菜の接点を作り、野菜がどんな風に実るのか興味を持つことが、子どもを野菜好きにする近道のようです。

野菜を育てた経験があまりない人には、上記調査で上がってきたトマト、きゅうり、なす、ピーマンなどの野菜を育ててみることがおすすめです。どの野菜も、畑で育てやすいだけでなく、深めプランターを使えば、ベランダでも栽培できます。

特におすすめはミニトマトです。
お弁当の彩りなどで子どもに身近な野菜というだけでなく、2年生の生活科の教科書に取り上げられるため、教材としても役立ちます。

家庭菜園を楽しむママ達の体験談

実際にお子さんと家庭菜園をしている保護者の方からは次のようなコメントが寄せられました。

「コロナでおうち時間が増えてから、小2の息子とプランターで野菜を育てるようになりました。
そのおかげで野菜はもちろん、植物全般に興味を持つようになったようです。野菜が日々生長する姿を見るのが楽しいようで、生長具合を報告してくれたり、水やりを積極的に行ってくれたりします。昨年収穫した際は、サラダを作ってくれました。
野菜を育てたことがきっかけかはわかりませんが、私が自宅で残業していると、息子が夕飯を作ってくれるようになったんです。でも、ブロッコリーがゆでずにお皿にのっていたときは、思わず笑ってしまいました。」
(小2男子ママ)

家庭菜園がきっかけで野菜に親しみを覚えるだけではなく、そこから植物全般や料理など様々なことへ関心がひろがっていくことも、お子さんの成長につながりますね。

「我が家は野菜作りに前々から興味があり、家族みんなで楽しめるイベントが増えたらいいなという思いで、近所の貸し農園で野菜作りを始めました。本格的な道具と広い区画で、一年を通して様々な野菜を育てています。
週に一回のペースでお世話をしていますが、「カブの芽は出たかな?」「いちごは赤くなったかな?」「虫に食べられてないかな?」など、畑に向かうまでの会話も楽しんでいます。
収穫できるまでには、土づくり、種植え、水やり、雑草抜きなどたくさんのお世話が必要だとわかり、「スーパーで並ぶ野菜は農家さんがすごく頑張って作ってくれてるんだね」と感謝する気持ちも子どもに芽生えたようです。
みんなで土まみれになりながらワイワイ活動すること、終わったあとはそのまま畑でお弁当を食べることが我が家の定番の楽しみになっています。
野菜作りを通してもっとたくさんの野菜を好きになってくれたらいいな、と思っています。」
(小2男子・年中女子・1歳男子のママ)

野菜を育てる過程を楽しめば、野菜への愛着もわいて、さらにおいしく食べられそうですね。畑の中で食べる野菜は格別ではないでしょうか。また、農家の方や食べ物への感謝の気持ちも身に付き、食育としても効果がありそうです。

貸し農園はハードルが高いと感じる方や、十分なスペースのお庭がない方でも、ベランダでミニトマトやピーマンなどを育てることができます。まずはプランターで栽培できる野菜からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
お子さんと一緒に楽しく栽培して、おいしくたくさん野菜を食べてくださいね!

<出典>
第5回カゴメ野菜定点調査https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/research/teiten04/
・調査時期:2021年10月1日~2日
・調査対象:全国の男女4680人(15~69歳)
・属性:男性2340名 女性2340名
15~19歳 540名 20~29歳 900名 30~39歳 900名 40歳~49歳 900名
50~59歳 900名 60~69歳 540名
・調査手法:インターネットリサーチ
・調査委託先:株式会社H.M.マーケティングリサーチ
・集計方法:エリアおよび性年代別の人口動態に応じたWB集計を実施

あわせて読みたい

お気に入り保存は、会員ログインが必要です。ログイン・会員登録はこちら