【夏を代表する花・ヒマワリ】どんな花?各地の「ひまわり祭り」も紹介!

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夏の強い日差しの中で咲く、鮮やかな黄色の大きなヒマワリは、夏を代表する花の1つですね。
今回は、ヒマワリの花のしくみや種のひみつとともに、各地で行われる「ひまわり祭り」をご紹介します。
お子さんといっしょに読んで、ヒマワリを観察してみてください。新たな気づきが、お子さんが植物に親しむきっかけになるかもしれません。

目次

ヒマワリってどんな花?

小さな花が集まって咲く

夏に花を咲かせるヒマワリは、大きなものになると高さ3m、花の直径は30cmにもなります。
ヒマワリの花は1つの大きな花のように見えますが、2種類の小さな花がたくさん集まったもので、集合花といいます。
外側にあるのが花びらが目立つ「舌状花(ぜつじょうか)」で、内側は花びらが目立たない「管状花(かんじょうか)」です。ヒマワリは外側の舌状花から咲き始め、管状花は外側から真ん中に向かって順番に咲いていきます。

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ヒマワリの「たね(種子)」はいくつできる?

たねと呼ばれているのは果実

ヒマワリのたねは、管状花にしかできません。大きな花だと、約1000個ものたねができます。
たねと呼んでいるものは正確にはヒマワリの果実で、管状花の根本にある子房(しぼう)が成長したものです。1つの果実の中に、たねが1つ入っています。
ヒマワリのたねは、食品や油の原料として用いられます。

ヒマワリを見に行こう!

各地で開催されている「ひまわり祭り」を紹介します。ぜひ足を運んで、一面に広がるヒマワリ畑を体験してみてください。

※開催日時や内容など、詳細は各公式ホームページでご確認ください。

広大な畑に200万本ものヒマワリが咲き誇る

「北竜町ひまわりまつり」7月下旬~8月下旬 北海道雨竜郡北竜町 ひまわりの里
主催:北竜町ひまわり観光協会
毎年20万人以上の観光客が集まる「ひまわりまつり」では、約30種類もの世界のヒマワリを観賞できる「世界のひまわりコーナー」や、ヒマワリで作られた巨大な迷路などが楽しめます。遊覧車「ひまわり号」では、会場のひまわりの里を1周することができます。

大規模なヒマワリ畑が出現

「ひまわり祭り」8月中旬~8月下旬 栃木県芳賀郡益子町 道の駅ましこ周辺
主催:ましこ花のまちづくり実行委員会
約5ヘクタールの土地に100万本ものヒマワリが開花します。8月上旬から咲き始め、8月中旬に見頃を迎えます。ひまわり祭りの期間中は、ヒマワリの摘み取り体験ができます。公式ホームページでは、たねまきから開花、刈り取りまで、開花情報を紹介しています。

関西最大級の数のヒマワリが見られる

「佐用町南光ひまわり祭り」7月中旬~7月下旬 兵庫県佐用郡佐用町 南光スポーツ公園周辺
主催:佐用町南光ひまわり祭り実行委員会
7月中旬から8月上旬にかけて、町内各所で時期と場所をずらしながら、合計数十万本のヒマワリが開花します。
7月中旬から7月下旬には「佐用町南光ひまわり祭り」が行われ、ヒマワリの迷路やステージイベントなどが催されます。

夏の風物詩の1つ、ヒマワリについてご紹介しました。
大きなヒマワリは難しくても、背が低く花が小さい品種もつくられているので、たねから育てたり、切り花を買って飾ったりして、ヒマワリを観察してみてくださいね。

この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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