発達ゆっくりさんの親の葛藤【就学前・後編】/ウチュージンといっしょ〈第14回〉

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発達ゆっくりさんの親の葛藤【就学前・後編】/ウチュージンといっしょ〈第14回〉

作:高田真弓


自称ウチュージンのらっきょさん(小1)と、いっしょに暮らしている
5人家族のお話です。


発達がゆっくりならっきょさん。
小学校入学の前に、みんなから遅れを取らないように、
塾などに通わせようかと悩んだまゆみさん。
でも、それはしないことにしたのです。

どうしてかというと……

年中の頃からたびたび
「もうダメだ!この子はできないんだ!」と、
しばらくして
「あれ? なんかできるようになってるじゃん」
を何度も何度も繰り返して

「ああ、らっきょはできないんじゃない。
ちょっとゆっくりなだけなんだ」

って思うようになった。

らっきょの中にある程度
「気持ち(やる気?)」がたまったとき、
初めてできるようになるんじゃないかなーと勝手に思ってる。

オムツが取れるのも、文字が読めるようになったのも、
らっきょの気持ちがいっぱいになったとき、
すっとできるようになった。

その日から焦ってらっきょのおケツを叩くのをやめた。
そしたら、イライラもしなくなった。

でも相変わらずみんなと一緒のタイミングではできなかったりするので、
年長の運動会のダンスなんかひどいもんだった。笑
となりのできる女子にめんどう見てもらいながら何とか踊ってて
あまりの摩訶不思議な動きに私も夫も爆笑。

「だってそのうちできるようになるから大丈夫」

そう思うと、今のこのへっぽこもほんとにかわいいのです。

あれ、年中の頃の私だったら
すっごいイラつきながら見てたんじゃないかな。

我ながら大らかになったもんですw


周囲がどうあれ、らっきょちゃんのペースを見守る姿勢に入ったことで、
まゆみさんのの心に大きな変化があったようですね。
視点を変えれば感じ方も変わり、今よりも、もっと子育てが楽しくなるかも……!? 

「ウチュージンといっしょ」は、毎週土曜日に更新! 次週をお楽しみに♪

この記事の監修・執筆者

イラストレーター 高田真弓

子どもが大嫌いだったのに36歳で慌てて一人産んだら、可愛すぎて立て続けに後二人産んじゃうほどに計画性はゼロ。片付けと洗濯物が超苦手。料理と亀が好き。あだ名は「カメコ」。インスタグラムでは、家族まんべんなく登場の漫画を描いてます。

Instagram:kamekonomanga

Twitter:@9ta9ta_jp

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