今年の夏は、コロナ禍のなか、東京オリンピックが開かれました。さまざまな制約があったものの、10代のメダリストがたくさん生まれた大会でもありました。ティーンエイジャーが活躍する姿を見て、「もしかしたらうちの子も…!」と夢広がる保護者の方もいたのでは? そこで、今回は「夢企画 もしもわが子がアスリートになるなら」をテーマに、3 ~5歳の子どもをもつ保護者163人にアンケートをとりました。
※アンケート調査:モニプラファンブログ「学研の幼児ワーク編集部」調べ(2021年10月実施/163人回答)
男の子の保護者が夢見るアスリートの第1位は「野球選手」
第1位に輝いたスポーツは、王道の「野球」でした。東京オリンピックでも、堂々の金メダルでしたね。プロ野球もスポーツニュースでたくさん取り上げられているので、人気です。
続いて「サッカー」「水泳」と続きます。「テニス」や「バスケットボール」なども、昔から人気ですが、「スケートボード」や「クライミング」など、最近話題のスポーツもランクインしました。
その他には、「ラグビー」「空手」「ゴルフ」「陸上」「ダンス」など、多彩なスポーツが挙げられています。
女の子の保護者が夢見るアスリートの第1位は「体操選手」
一方、女の子の保護者が憧れるスポーツの第1位は「体操」。続いて「水泳」です。他には「フィギュアスケート」「テニス」などがランクイン。印象が華やかで、誰でも名前を知っている選手がいるスポーツが人気の印象です。
さらには「バレーボール」「バスケットボール」「サッカー」といったチームスポーツを挙げる人も。女子チームの強さに感動した人も多かったのでしょうね。
根強い人気の「卓球」もランクイン。最近は女子選手の活躍が目覚ましく、テレビ番組やCМなどで、見かけることも多くなりましたね。
その他では、「バトミントン」「空手」「フィールドホッケー」などといった意見もありました。
憧れる理由はやっぱり…
では、なぜそのスポーツに憧れるのでしょうか。その理由を聞いてみました。一番の理由は「プレーしている姿がかっこいいから」。やはり、観戦できる機会が多いスポーツほど、アスリートのかっこいい姿を目にすることが多いのでしょう。
次に多かったのが「自分が観戦するのが好きだから」。これに続く「自分がかつてやっていたから」「いっしょにプレーしてみたいから」と合わせて、保護者自身にとって身近なスポーツを子どもにもやってほしいという願望が表れています。
一方、「お金が稼げそうだから」という現実的な理由からスポーツを選ぶ人は少ないようです。やはり、アスリートとは夢のある職業というイメージが強いのかもしれません。
その他の意見としては「大きな事故や怪我が少なそうだから」「体の柔軟性がよくなったり体のラインがきれいになったりするから」「体格的にあってそう」「野外でのチーム競技が好きだから」などなど、さまざま。
「いとこが日本代表なので、その遺伝子があるかなと思って」というレアな意見もありました! その“日本代表”選手。どんなスポーツのどなたなのか、気になりますね。
子どもが習ったことのあるスポーツの1位は「水泳」
最後に、実際にわが子が習ったことのあるスポーツについて伺いました。全体の約1/3は「習ったことがない」ですが、幼児で体力がなかったり、本人が興味を示していなかったりして、まだ始めていないのかもしれませんね。
習ったことがある人での1位は「水泳」。ベビースイミングなどもあり、取り組みやすさからか、習い事として根強い人気です。続いて「体操」「サッカー」と続きます。
意外にも、憧れのスポーツ第1位「野球」は、トップ3には入ってきません。競技の難しさや危険性などからか、就学前に野球を始める子どもはそう多くないのかもしれません。
少数派ですが、今人気の「スケートボード」といった声もありました。東京オリンピックで十代の選手が大活躍して、興味をもった人もいるのでしょう。オリンピック後に、子どもにスケートボードを買い与えたという保護者の方も多く、話題になりましたね。こちらも、怪我と隣り合わせで、はたから見ているとハラハラしますが、体の軽い子どものほうが上達するのかも。
他には「バドミントン」「空手」「剣道」「ダンス」「飛び込み」「カヌー」「かけっこ教室」など多種多様です。今はいろいろな教室があって、子どもが興味をもったものを習うことができるようです。競技人口が少なめの新しいスポーツにチャレンジすると、日本代表になれる可能性が高まりそう。お子さんの才能が開花して、数年後のオリンピックで大活躍! などという夢が、現実になるかもしれませんよ。
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