小学1年生の保護者にアンケート! 入学前にどの程度読み書きできましたか?

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小学1年生の保護者にアンケート! 入学前にどの程度読み書きできましたか?

保育園・幼稚園生活が残りわずかとなってきました。先生やお友だちとのお別れは寂しいですが、小学校生活への楽しみがより一層膨らむ時期ですね。一方で、「周りのお友だちはどの程度読み書きができるのか」「計算はできるのか」「うちの子は授業についていけるのか」など、入学が近づくにつれ不安を抱える保護者のかたも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、小学校1年生のお子さんがいる保護者のかたにアンケートを実施。ひらがなの読み書きを始めた時期や入学までに習得したことを質問し、ママ友との会話からだけではわからない「みんな、どの程度できるの?」の“実態”に迫りました。

目次

学習面の準備、先輩ママパパたちはいつ、何から始めましたか?

年長さんの春には6割近くが入学に向けて学習をスタート!

年長さんの春には6割近くが入学に向けて学習をスタート!

アンケートによると、早いご家庭では、年少時から小学校入学後に向けた勉強を意識していたそうです。そのきっかけについて「0歳から通信教育、4歳から計算やひらがなのカリキュラムをやっていた」という“通信教育きっかけ”の声はとても多くありましたが、次に多かったのは“自発型”でした。「年少のときに絵本の読み聞かせをしていたら“自分で読みたい”と言い出したので、ひらがなを教え始めた」「年中から幼稚園でお手紙交換がはやり始め、文字に興味をもち始めたので、読み書きを始めた」など、生活の中でお子さん本人が“やりたい”と発信したことが学習を始めるきっかけだったという声です。

“学び”を楽しみながら取り組めるように作られた通信教育はもちろん、お子さん本人が興味を示したことで始められる“学び”は、勉強嫌いになることを回避できるだけでなく、親子で楽しい時間を過ごすこともできそうですね。

学びの始まり 9割は自分の名前の読み書きから

学びの始まり 9割は自分の名前の読み書きから

「なんとなく入学までには、自分の名前は読み書きできたほうがよいのかなと思った」という声は実際によく聞くものではないでしょうか? アンケートの回答でも最初に取り組んだ入学前の勉強で最も多かったのが「自分の名前の読み書き」でした。

「年長さんの冬には、自分の名前を漢字で書くことができました」という声もありましたが、「かるたなどで勉強の導入としてやりましたが、本人が結構嫌がっていたので、休み休み取り組みました」とお子さんの様子を見ながら進めた人も。

他にも、「カタカナの読み書き」「簡単な計算」や「アルファベット」「アナログ時計の読み方」「机に向かう習慣をつけさせる」という声がありました。ランドセルの購入時期が早まっている傾向であることに伴い、“小学生になる”という意識の芽生えも早まっているのでしょうか。入学前に取り組む勉強内容も多岐にわたっているようです。

どれくらい習得していればいい? 先輩ママパパたちが入学後に感じたこと

ひらがなの読み書きは半数以上の人が入学前にできるように!

ひらがな、カタカナ、漢字、計算、アルファベットにアナログ時計…。やり始めたら終わりのない入学前の勉強。自分の名前の読み書きやひらがなの練習は、実際どの程度習得していたのでしょうか。

アンケートによるとひらがなの読み書きは、半数以上の人が入学前にできたと回答。字の整い方や読む速度には差があると思いますが、入学後に困らないレベルまで習得できていたようです。次に多かったのはカタカナの読み書き数字の読み書き。「あ」と「ア」というように「ひらがなの読み書きと同時に進めた」という声もありました。

そして、全体の10%程度は、漢字の読み書きも習得していたという回答。1年生で覚える漢字全てではないようですが、先述のように数字を覚えるときにも「1」と「一」、「5」と「五」と漢字と数字を一緒に進めることもできそうですね。

また、5%未満とごく少数ではありますが、ひと桁のたし算・ひき算もできるようになっていたという声がありました。入学までの時間に余裕があり、お子さんが興味を示したら取り組んでみるのもよいでしょう。

いざ小学校へ! 入学後に周りのお子さんを見て感じたことは?

入学後、周りのお子さんの習得状況について先輩ママパパたちはどのように感じたのでしょうか。
アンケートの結果で最も多かったのは「名前の読み書きできるが、全ての文字・数字を習得しているようには感じなかった」という回答。やはり「自分の名前の読み書きくらいはできておいたほうがいい」と考える保護者のかたが多いということでしょうか。
机や持ち物すべてに書かれる名前は、触れる機会も多く覚えやすいというのもあるのかもしれません。
入学後に「自分の名前が読み書きできる程度で十分だった」と感じたかたも、実際多くいました。

次に多かったのは「ひらがな・カタカナの読み書きができるお子さんが大半だった」という声。「漢字も取り組むべきだった」という回答は少数派だったものの、「読み書きだけでなく、音読練習をもっとさせておくべきだった」という回答は多くありました。
入学後に学校からの宿題として出されることの多い“音読”は、余裕があれば取り組んでおくとよさそうですね。

「何も準備は必要なかった」と感じたかたも少なからずいらっしゃいましたが、「子どもが苦になることなく学校生活に入れた」「事前の準備や練習をさせておいてよかった」という声が圧倒的に多くみられた今回のアンケート。無理なく楽しく勉強が好きになるようなスタートを切りたいですね。

先輩ママパパ教えて! 何を使って勉強しましたか?

通信教育のほか、遊びを取り入れた楽しい勉強法が人気

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保育園・幼稚園によっては、年長さんになるとひらがなの読み書きをはじめとした小学校入学準備を行ってくれるところもあります。その場合、子どもたちも親と1対1で学ぶスタイルではなく、お友だちと一緒に取り組めることで楽しい感覚で“学び”を始められるのが魅力です。

しかし、全ての園でその取り組みがあるわけではありません。先輩ママパパたちはどのような教材を使い、どのような工夫をしたのでしょうか? 先輩ママパパたちが実際どのように取り組んだのか、いくつかご紹介します。

先輩ママパパたちの声

「遊びながら楽しんでできるので、絵本やかるたを使用した」
「楽しんでやってほしいので、嫌がったらすぐにやめるようにした」
「文字ボタンを押したら『あ』・『い』など音声で読み上げてくれる本を購入。わからないひらがなは自分で探し、自分で読み、書くことを繰り返させた」
「大好きだったキャラクターの名前を書いたりすることから始めた」
「できたときのご褒美や『終わったら〇〇をする』など達成感をもたせた」
「使う教材は、本屋さんで子ども本人に選ばせた」
「数字は生活の中でどんなときにも取り入れて、口に出すようにしていました」

上記にない回答からも子どもが楽しむ、嫌いにならない工夫をされているものが多く見られました。また、時々やるのではなく習慣づけることに注力しているという声もありました。これまでにない“授業”が始まる小学校生活に向け、お子さんに合わせた勉強法が見つかるといいですね。

先輩ママパパたちの声

先輩ママパパがアドバイス! 入学前にやっておきたい勉強以外の3つのこと

1.早寝早起きの練習

ついつい学習面にばかり気を取られてしまいがちですが、保育園・幼稚園生活と比べて早起きする必要が出てくるご家庭も多いのではないでしょうか。寝坊しても自転車や車で親が送るわけにはいきません。つい助けてあげたくなりますが、それでは寝坊しないように努力することをしなくなってしまいます。卒園後の春休みには、小学校生活を意識した生活リズムで過ごしてみるのもよさそうです。

2.時計を見て時間の感覚を身につける

アナログ時計の読み方を覚えることをはじめ、時間の感覚を身につけさせる練習の必要性をあげる声が多くありました。中には「うちの学校はチャイムがなく、自分で時計を見て行動するので、時計を覚えてもらうようにしました」というかたも。また「お友だちとの待ち合わせ場所までの所要時間や遊んだ先から自宅までの所要時間がわからないと帰宅時間を守れるのかわからず心配」という声もありました。
時間の感覚はいきなり身につくものではないので、朝の準備時など、時計を見ながら行動させ「〇分になったら着替えてね」、「あと〇分で出発だよ」など、まずは時間の感覚をつかむ練習になるような意識した声かけをしてみるのもおすすめです。

3.毎日、机に向かう習慣をつけさせる

多くの小学校では、毎日のように宿題が出されます。学校から帰り、すぐに遊びたいところですが、帰宅後は宿題に取り組むため机に向かう時間が必要になります。

3 毎日、机に向かう習慣をつけさせる

お子さんが1年生の時、宿題を含む家庭学習時間を聞いてみたところ、このような結果になりました。30分未満が半数以上ですが、帰宅後疲れている1年生が30分机に向かうことはなかなか容易ではないですよね。机に向かう練習と合わせて座って話を聞く練習をしておくと45分間の授業をきちんと聞く力も身につけられそうですね。まずは、帰宅後にどのような時間の使い方をするか、お子さんと話し合いながら決めておくとよいですね。

先生やママパパに見守られながら、そして、手取り足取り教えてもらいながら過ごした保育園・幼稚園生活から一転、自分のことは自分でやり、自分で考え、自分で行動していく小学校生活。お子さんが楽しく無理なく過ごせるよう学習面・生活面ともに入学前に取り組んでおいたほうがよさそうだと思うことをぜひ話し合ってみてくださいね。

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