小学校入学前に覚えると自信になる! 「教室英語」その5

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小学校入学前に覚えると自信になる! 「教室英語」その5

2月になって、小学校の入学への期待が高まっているころですね。2020年度から新しい学習指導要領が実施され、小学校の高学年では「教科」としての外国語(英語)の授業が始まりました。また、総合的な学習の一環などで、小学1年生から英語に触れる活動を取り入れている学校も増えています。このような話を聞くと「授業についていけるかな?」と、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも今から準備をしておけば、心配する必要はありません。

前回、小学校入学前に覚えておくと安心な外国語の活動でよく使う英語表現(教室英語)として、ゲームをするときによく使う英語の指示を紹介しましたが、5回目の今回は先生が子どもをほめるときに使う表現を紹介します。また、質問やお願いするときなど、子どもが授業で使える表現も紹介しますので、ぜひ練習してみてください。

文:学研 英語辞典編集部

目次

いろいろなほめる表現を知ろう!

まずは、先生が子どもをほめるときに使う表現を紹介します。外国語(英語)活動授業では、子どもががんばって英語を発話したり、ゲームなどの活動に積極的に取り組んだりしたときに「よくできました!」などの声かけをたくさんします。


Good job!
(よくできました!)
Wonderful!/Excellent!/Fantastic!/Super!/Perfect!/Nice!
(すばらしい!/すごい!)
Nice try!
(よくがんばったね!/おしかったね!)
Correct!
(正解!)

Good job! は日本語でも「グッジョブ」と言ったりするので、なじみのある表現かもしれませんね。
「すばらしい!」「すごい!」という意味の表現はこの他にもGreat! や Good! などたくさんあります。
Nice try! は、挑戦したけれどうまくできなかったときや、正解ではないけれどおしい答えだったときなどに、がんばったことをほめてはげますときに使われます。
correctは「正しい、正確な」という意味で、クイズなどに正解したときに使われます。

次は、先生が子どもをはげますときに使う表現です。


Try again.
(もう一度やってみよう。)
Good luck!
(がんばって!)
You can do it.
(あなたならできるよ。)
Take your time.
(あせらないで。/急がなくてもいいよ。)
Close!
(おしい!)

Try again. や You can do it! は、何かを間違ってしまったりうまくできなかったりしたときに、よく使われるはげましの表現です。
Good luck! は、「(うまくいくように)幸運を祈ります!」という意味です。
Take your time. は直訳すると「時間を使いなさい」という意味ですが、「あせらずに時間をかけていいですよ」という意味ではげますときに使う表現です。
このclose は「すごく近い」という意味で、正解ではないけれど「おしい!」というときに使われます。

子どもから先生に質問するときの表現を知ろう!

授業中に先生が使う表現を取り上げてきましたが、ここでは子どもが先生に質問をするときやお願いするときに使う表現を紹介します。ぜひ音声を聞いて、練習してみてください。

小学校入学前に覚えると自信になる!「教室英語」その5


Excuse me.
(〈先生に話しかける前などに〉すみません。)
I have a question.
(質問があります。)
Once more, please.
(もう一度お願いします。)
I’m sorry. I don’t know.
(すみません。わかりません。)
Could you speak more slowly?
(もっとゆっくり話してくれませんか。)

Excuse me. は、人に声をかけるときやちょっとしたことを謝るときに使います。
Once more, please. は、先生の指示が聞き取れなかったときや、もう一度聞いたり見たりしたいときなどに使います。他にも、One more time, please. などと言うことができます。
Could you ~? はとてもていねいな表現で、目上の人に対して使います。

いかがでしたか? 繰り返し練習すれば、自信をもって授業にのぞむことができますよ。お子さんが外国語活動の授業を楽しんで、英語が好きになってくれるといいですね。Enjoy!(楽しんでください!)

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