子どもが「塾を変えたい・やめたい」と言ったときはどうすればいい? PR

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子どもが「塾を変えたい・やめたい」と言ったときはどうすればいい?

「塾をやめたい」「塾を変えたい」という言葉を子どもから聞いたとき、保護者の多くは不安になるかもしれません。この記事では、子どもがそう言い出したときの対応方法や、本当に塾を変えるべきかの判断基準を紹介します。ぜひ参考にしてください。

文/ハイドジア

目次

子どもが「塾を変えたい・やめたい」と言う主な理由は?

子どもが悩んでいる様子

塾をやめたいと保護者に伝える理由はいくつかあります。勉強面での課題や人間関係のストレス、学習意欲の低下が原因かもしれません。ここでは、主に3つの理由を紹介します。

成績が伸びない・勉強についていけない

学習塾に通っているにもかかわらず、期待通りの成果が出ないことへの焦りや不安を感じている子どもは少なくありません。保護者が思う以上に悩んでいるケースもあります。

授業の進度が速すぎたり、基礎的な部分が抜け落ちていたりすることで、徐々に理解が追いつかなくなってしまうケースも。

特に、学校と塾の授業の進度に差がある場合、子どもの学習意欲が低下する原因にもなります。

まだ、心も体も成長段階だからこそ「基礎固め」と「苦手の克服」が大切です。

人間関係のストレスがある

クラスメイトとの関係がうまくいかない、先生の指導方法が合わない、質問がしづらい雰囲気があるなど、さまざまな原因が考えられます。人間関係のストレスが重なることで、塾に通うこと自体が精神的な負担となってしまうことがあります。

イライラしていたり、焦っていたりするサインを見逃さずに見守ってあげましょう。

モチベーションが下がっている

塾に入った当初の目標が見えにくくなっていたり、勉強をする意味を見失ったりすることで、学習意欲が低下するケースもあります。

また、毎日の宿題や課題をこなすことに疲れを感じたり、ほかの活動との両立が難しくなったりすることで、いっぱいいっぱいになることも。「塾がつまらない」「勉強をしたくない」となる前に、モチベーションが下がる原因を探り、学ぶ楽しさや目的を再認識させましょう。

「塾をやめたい」と言ったときの保護者のNG行動4つ

そろばんを嫌がる女の子

「塾をやめたい」といわれたときの、NG行動を4つ紹介します。無意識のうちに取ってしまう行動が原因で学習意欲をさらに下げる原因になることもあります。子どもが塾をやめたいとSOSを出したときは、まず「傾聴」と「共感」が大切です。

ここで紹介する4つのNG行動を知り、子どもとの関係を保ちながら問題解決に向かいましょう。

1.やめたい理由を聞こうとしない

子どもが「塾をやめたい」と言ったとき、「今までお金をかけたのに」「せっかく続けてきたのに」という返答はおすすめできません。子どもの本音を理解してサポートしてあげましょう。もしかしたら、「褒めて欲しい」「理解して欲しい」だけかもしれません。

子どもの言葉の裏にある本当の思いを理解するには、まず話を聞くことから始めることが何よりも大切です。

2.無理やり塾に行かせる

無理やり塾へ通わせることは、逆効果となるケースがほとんどです。子どもの意思に反して塾に行かせ続けることで、勉強嫌いになってしまう可能性があります。

子どものやる気を引き出すには、自主性を尊重し、学ぶ楽しさを感じられる環境を整えてあげることが最優先です。

3.塾にクレームを入れる

子どもの話を十分に聞かずに、すぐに塾側にクレームを入れるというのも良くない行動です。このような対応は、塾と親の信頼関係を損なうだけでなく、子どもに「問題が起きたら親が解決してくれる」という考えを植え付けてしまう恐れがあります。

しっかり子どもの話を聞き、どうしたいのかを話し合ったうえで行動していきましょう。

4.やみくもに怒る

感情的な対応は問題解決につながりません。子どもを一方的に叱責したり、怒りをぶつけたりすることは、子どもの心を閉ざしてしまう原因になります。

子どもの声は、成長のプロセスです。冷静に対応し、話し合う場を作ることで、より良い解決策をいっしょに見つけることを目指しましょう。

「塾をやめたい」と言ったときのおすすめ対応3つ

家族で本を読んでいる様子

子どもが塾をやめたいと言ったときのおすすめの対応を3つ紹介します。子どもの話を聞き子どもの気持ちに寄り添って解決策を見つけていきましょう。

子どもの話をじっくり聞いて寄り添ってあげましょう

子どもが塾をやめたいと言い出したら、まずは否定をせず、最後まで話を聞いてあげましょう。もしかしたら、子どもはずっと一人で悩んでいたかもしれません。思い切って打ち明けた気持ちを受け止めてあげてください。保護者との信頼関係が深まる機会になるといいですね。

塾をやめてどうしたいかを聞いてあげる

塾をやめた後に何をしたいのかをいっしょに考えることも大切です。ほかにやりたいことがある場合は、勉強と両立できる方法を探してあげるのもいいと思います。

単に塾が嫌なのか、それとも学習方法を変えたいのか、子どもの考えも取り入れながら話し合うことで、より良い方法が見つかるかもしれません。

ストレスの原因がないか探ってあげる

授業についていけない、先生との相性、友だち関係など、子どもが感じているストレスの原因はきっとさまざまです。成績が伸びないことへの焦りや、周囲との比較によってプレッシャーを感じている可能性もあります。

ストレスの原因がわかれば、転塾や学習方法の見直しなど、解決策が見つかるはずです。

すぐに塾を変えた方が良いケース3つ

塾選びで大切なのは、子どもが前向きに学習に取り組める環境かどうかです。転塾をすることで、子どもの学習意欲と成績が向上することもあります。ぜひ参考にしてみてください。

人間関係のストレスが原因で塾に行きたくない

けんかやいじめ、嫌がらせが原因の場合は、環境を変えてみることも大切です。人間関係の悩みは深刻で、学習意欲を低下させるだけではなく、勉強自体が嫌いになってしまうことも。

転塾をするときは、少人数制できめ細かな指導をしてもらえる塾を選ぶのがおすすめです。生徒同士が互いに高め合える良好な関係づくりができる環境であるとさらに良いです。

先生との相性がよくない

先生との相性が悪い場合、それは塾全体の方針や雰囲気が子どもに合っていない可能性があります。教え方や指導方針が合わないと感じる場合は、早めの転塾を検討しましょう。

豊富な指導経験を持ち、生徒一人ひとりの個性や学習スタイルに合わせた指導をしてもらえる塾がおすすめです。

勉強内容に全くついていけない

3か月以上通塾しても変化が見られない、授業の内容が理解できないという場合は、学習環境を変えるのも大切です。

とくに、基礎的な部分から理解できていない場合は、個別指導形式への変更も検討してみましょう。

学研教室では、基礎から応用まで、生徒の理解度に合わせた無学年方式を採用しています。無学年方式とは、わからないところまで戻って学習して、余裕がある人は応用、発展問題まで先取り学習をして学力の向上をサポートするものです。

個々の学びをサポートすることで、学びが楽しくなる指導を受けられます。

子どもの声に耳を傾け、最適な勉強環境をいっしょに探そう

笑顔で勉強をしている男の子

子どもが「塾をやめたい」と言うときは、気持ちに寄り添いながら、新たな学習方法をいっしょに探っていくことが大切です。

学研教室の無料体験学習を活用されるのもおすすめです。学習についての相談はもちろん、教室や指導の雰囲気を知り、「うちの子に合うかな?」という大切なポイントを確認することができます。

学研教室では、40年以上にわたり、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出す教育を実践しています。独自の「自学自習」システムにより、子どもの「わかった!」「できた!」という喜びを大切にし、学ぶ意欲を育む指導が行われています。

また、定期的な保護者面談や学習カウンセリングを通じて子どもの学習状況や課題を共有し、家庭と連携した成長のサポートが行われるのも特長です。

子どもにとっての最適な学習環境を見つけてください。

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この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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