褒めて伸ばすコツ6選! ママパパに知ってもらいたい幼児〜小学生の学びの環境づくり

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褒めて伸ばすことがいいことだと分かっていても、子育て中のママパパにとってはなかなか難しいもの。何でもむやみに褒めていいわけではないだろうし、どんな風に褒めるべきか、褒め方のコツが分かれば、お子さんだけでなくママパパにとってもいい影響をもたらすはずです。幼児期〜教育や中学生までの学びを提供している学研教室では、褒めて伸ばす学習法を取り入れています。一人ひとりの性格やレベルに合った丁寧な指導を受けられるため、お子さんはしっかりと学習習慣を身に着けられ、学ぶ喜びを感じられるでしょう。学研教室の褒めて伸ばす秘訣を知って、ぜひ子育てにいかしてくださいね。

目次

褒めて伸ばすコツ6選!

お子さんにとって、褒めて伸ばすことはとても大切。ただ、むやみに褒め続けると、簡単なことでも褒められることが当たり前となり、お子さんのやる気が失われることにもつながりますそれでは逆効果になってしまうため、ポイントをおさえて褒めるのがオススメです。まずは褒めて伸ばすコツをチェックしていきましょう。

1. 具体的に褒める

褒めるときは、具体的に褒めることで効果を高めることができます。

「すごいね」「よくできたね」のように抽象的に褒めるよりも、「もう宿題を終わらせたなんてすごいね」「今日はきれいにお片付けまでできて、よかったね」など、何に対して褒めているのかをできる限り具体的に伝えることがポイント。具体例をあげて細かく褒めることで、親の気持ちが伝わるはずです。

また、お子さんは自分の変化や成長にはなかなか気づけないもの。具体的に何がよかったのかを褒めてもらえれば、やる気がアップし自信もつきますよ。さらに、親が自分のことをちゃんと見届けていてくれたことに喜びを感じ、信頼感を持つようになるのです。

2. 褒めるときと叱るときのバランスを考える

むやみやたらになんでも褒めるのではなく、間違ったことはちゃんと叱ることが必要。同じ過ちを繰り返さないために、叱ることでお子さんを正しい方向へ導くのは、ママパパの務めです。

そして、叱ったあとに、お子さんに変化や成長が見えたら、きちんと是正されたことを褒めるのが大きなポイント。褒めることと叱ることのバランスを考えるのが大切です。

また、「叱る」と「怒る」はまったく違う点をおさえておきましょう感情をぶつけて「怒る」のではなく、論理的に「叱る」お子さんに対して、アドバイスを添えながらゆっくりと話してあげることが重要です。

3. お子さんのチャレンジ精神を褒める

どのような場面でも、うまくいくことと失敗することがあります。たとえ失敗したり間違ったりしたとしても、お子さんがチャレンジしたことをしっかり褒めてあげましょう

やり遂げようと努力したことや、そこまでたどり着いた過程を認め、がんばったことを褒めることで、もう一度トライする意欲や諦めない気持ちを育てることができます結果として、成功することだけにとらわれることなく、コツコツと取り組むことの大切さや困難を克服する喜びを感じられるでしょう。きっとお子さんのさらなる成長や変化につながるはずですよ。

4. 無条件に褒める

褒めて伸ばすコツのひとつに、無条件に褒めるというものがあります成功したから、成し遂げたから褒めるのではなく、「どんなあなたも大好き」「あなたがいるから、私たちも幸せ」と存在自体を褒めて感謝するのです。

言葉にして伝えることで、お子さんの自己肯定感(=ありのままの自分を肯定する感覚)を高めることができます。自己肯定感を得られれば、「自分は有能だ」「やればできるんだ」と自信がつき、お子さんのやる気がぐんぐん育ちます

好奇心が引き出され、いろいろなことに挑戦する勇気が湧き、お子さん自身の可能性や世界も広がるでしょう。もちろん、むやみやたらと褒めるのはよくありません。ただ褒められることだけを目標としてしまうため、新しいことやむずかしいことにトライしなくなる場合もあるでしょう。お子さんの様子をよく観察して、ポイントをおさえて褒めるようにしてくださいね。

5. 感想を添えて褒める

褒めるときは、親の感想を添えてストレートに褒めてみましょう。「ママもパパも、〇〇ちゃんがお手伝いしてくれたことが、すごくうれしかったよ」のように、「私」を主語にする「アイメッセージ」を活用。どう感じたかを率直に伝えるアプローチを取り入れてみてください。

お子さんは、自分の言動が役に立ったことに気づき、感謝されたことに喜びを感じます。アイメッセージは、お子さんの心に直接響くもの。結果的に、お子さんに自信がつき、やる気が湧いて自発的に行動するようになるでしょう。

6. 他人と比較せず褒める

お子さんを褒めるときは、お友だちやきょうだいを含め、ほかの人と比較する褒め方は控えてください。「〇〇ちゃんよりも上手だったね」「〇〇ちゃんと比べると早くできたね」のような褒め方は、常に誰かと比較する癖がつき、結果的に悪影響を及ぼします

ほかの人と比べて優越感を抱いたり、自分を卑下したりするおそれもあります。また、誰かに勝つことばかりに注視すると、モチベーションが勝負に勝つことになってしまう点も問題です。

比較するなら、以前の自分と比べるのがコツ「以前はできなかったのに、できるようになってすごいね」のように褒めれば、お子さんも自分の変化や成長を感じられ、自信につながります

褒めて伸ばすメリットとは?

褒めて伸ばすことで、お子さんはどんどん成長します。学研教室では、褒めて伸ばす指導を行うことで、お子さんのやる気を引き出し自学自習の習慣を育んでいます褒められることはお子さんにとってどんな成長を促すのかを見ていきましょう。

子どもは褒められると成長する

褒めることは、子どもの成長につながります。子どもは、褒められることでママパパに認められたと感じるため、自信がつきモチベーションがアップします。褒められると気分がよくなるだけでなく、より努力する意欲が湧くのです。

そして、過程や努力を認められた子どもは、物事に真摯に向き合う姿勢を身につけます。間違ったことは素直に反省して改善に努め、同じことを繰り返さないように努力するため、その分さらに成長が見られるのです。褒めることは子どもによい影響を与え、さらなる成長に導いてくれるでしょう。

自己肯定感(ありのままの自分を肯定する感覚)を身につけられる

褒めて育てられたお子さんは、「自分はママやパパに認められているんだ」「大切にされているんだ」と感じ、自己肯定感が身に付きます。自己肯定感とは、自分の価値を認め、満足できる感覚。つまり、「自分はありのままでいいんだ」「自分はできるんだ」と受け入れられる感覚を言います。

反対に、叱られてばかりのお子さんは、自己肯定感が低くなりがち。「失敗するかもしれない」「自分は劣っている」「どうせ自分なんて」と考えてしまい、次第に挑戦意欲を失っていきます。また、自信がないため、なかなか決断ができず、優柔不断になったりほかの人の意見に左右されすぎたりしてしまいます。

自己肯定感を身に付けることは、お子さんの成長を促すのに大きな効果があると言えます。褒めて伸ばすことで、お子さんが伸び伸びと育ちます。

積極的に行動ができる

褒められることで自信がついてくると、チャレンジ精神を発揮することができます。たとえ失敗したとしても、もう一度やってみようと諦めずにチャレンジすることができるのです。

また、自信が持てれば、考え方がポジティブになり、前向きな気持ちになれるでしょう。「自分はこうしたい、やってみたい」という気持ちが生まれ、進んで行動したり積極性が増したりします。前向きな考え方や積極性を持つことは、お子さんの可能性を広げることにもつながり、将来に大いに役立ちますね。

保護者をはじめ、心から褒めてくれる人への信頼が大きくなる

大好きなママパパが褒めてくれることは、とてもうれしいもの。気分がよくなり、楽しく幸せな気持ちになります。お子さんにとって、ママパパは信頼できる確かな存在ですよね。そんなママパパから褒められ、認められることは大きな自信になります。自分を見てくれている、存在を認めてくれていると感じると、安心感が生まれ、またチャレンジしてみようと思えるわけです。

また、具体例をあげながら細かく褒められたり、感謝されたりすれば、自分をちゃんと見守ってくれていると感じるでしょう。ママパパに対する信頼が高まり、親子関係は良好になりますよ。

お友だちにもやさしくなれる

褒められ、感謝を伝えられて育ったお子さんは、自分の行動が誰かの役に立つことを実感しています。自分の行動や言動が、まわりにどのように作用するのかを理解しているということです。

まわりの人の気持ちに寄り添える共感性や協調性が身につけば、お友だちに対してもやさしい気持ちで接することができます。また、相手と比べたり自分を卑下したりすることがなく、素直な気持ちでお友だちのすごいところを褒めたり認めたりすることもできるでしょう。

褒めることも叱ることもどちらも大切

褒めて育てることはとても大切ですが、「褒めて伸ばす」ということは、叱らないということではありません。お子さんの成長を促すためにも、よかったときはしっかり褒め、よくないことをしたときはきちんと説明して叱りましょう。

叱られた経験があるからこそ、褒められたときの喜びは大きくなり、よりお子さんのモチベーションや成長につながります。幼児〜小学生の時期において褒めることと叱ることは、どちらも重要なのです。

むやみに褒めるのはNG

褒めることでお子さんによい効果をもたらすといっても、むやみに褒め続けるのはよくありません。褒められることばかりが先に立つため、失敗するおそれがあることや新しいことにチャレンジする意欲が湧かなくなります。

また、結果を重視するあまり、褒められるために手段を問わなくなることも。嘘をついたりズルをしたりする癖がつくと、かえってマイナスに働きます。

お子さんを褒めるときは、結果ではなくチャレンジしたことに着目するのがポイント。間違ったことはきちんと注意し、お子さんが挑んだことや結果を残した過程をしっかり褒めてあげましょう。

お子さんの成長過程や個性を知って褒める・叱る

お子さんを褒めたり叱ったりするときは、性格や個性、成長過程に行じておこなうことが大切です。もし、失敗続きで落ち込んでいるなら、叱るよりも励ましたり褒めたりするほうが効果的。

同じ親に育てられたきょうだいですら性格や個性、関心事は違います。成長過程や物事を進めるペースも、人それぞれですよね。褒めて伸ばすコツを参考に、褒めることと叱ることのバランスを保ちながら接してみてはいかがでしょう。

幼児〜小学生の環境はお子さんの土台づくり

お子さんにとって、幼児から小学生の環境がとても重要です。この時期の学びや経験が、お子さんの性格や物事に対する見方の土台になると言っても過言ではありません。ただ、幼児、小学生の教育環境が大切だと理解していながらも、どのように導けばよいかママパパにとっては悩みの種ですよね。

学研教室では、お子さんの成長に合わせて学べる環境を提供しています。「あせらず、ほめて、欲ばらず」「ゆっくり、じっくり、ていねいに」の2つのモットーを大切に性格や学力に合わせた学習内容を提案します。学校の授業の進度や学年にとらわれず、一人ひとりに合った指導を行うため、しっかりと学ぶことができます。

学研教室では、ただいま無料体験学習を行っています。お子さんに合う学びの環境を見つけるためにも、ぜひ一度学研教室に訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

褒めて伸ばすことは、お子さんの成長を促すうえでとても大切。お子さんをよく観察し、気持ちに響く褒め方は、たくさんのいい影響をもたらします。お子さんの性格や成長段階に合わせて、褒めると叱るのバランスを保ちながら見守ってあげましょう。

自分のペースに合わせて学べ、褒めて伸ばす指導を行う学研教室は、お子さんの学びの環境として効果的です。この機会に、ぜひ学研教室を体験してみてくださいね。

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この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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