「選挙、誰に入れる?」とお子さんに聞かれても、回答を濁してしまう…。
政治の話はハードルが高くて、家族や友人ともなかなか話さない…。
選挙のたびに、候補者の選び方で迷う…。
という方も多いのではないでしょうか?
そんなときにおすすめしたいのが、Gakken刊の『選挙、誰に入れる?』(宇野重規監修)です。
税金、社会保障、給与、エネルギー、多様性、選挙のあり方など、政治を考えるうえで大事なところを、分かりやすく解説した1冊です。
きっと、ちょっとだけ自信を持って投票できるようになりますよ。
そもそも、政治ってなに?
政治とは、お金の使い方を決めること
私たちはみんな、多かれ少なかれ税金を納めています。また、大人は、医療保険や年金保険などにかかる社会保険料というお金も納めています。これらのお金は、社会保障をふくむ公共サービスの提供などに使われます。その使いみちは、国民の代表者である国会議員が話し合いをして決めています。政治とは、簡単に言うと「みんなが納めたお金をどのように使ったら、みんなが豊かに暮らせるか」を考えることです。
つまり、選挙に行くことは、「お金をこう使ってほしい」「こういう使い方はしてほしくない」などと注文をつけることだといえるでしょう。
日本の選挙の仕組みは?
衆議院と参議院で、選挙の仕組みが異なる
衆議院の場合
衆議院議員選挙では、小選挙区制と、全国を11のブロックに分けた比例代表制が採用されています。候補者は両方に立候補できます。

参議院の場合
参議院議員選挙では、1つまたは2つの都道府県の単位で代表者を選ぶ選挙区制と、全国を1つの単位とした比例代表制を同時に行います。
どうやって投票するの?
投票は、地域の小学校や公民館などで、原則として朝7時から午後8時まで行われる
有権者(選挙権がある人)のところに、あらかじめ選挙管理委員会から送られてきた投票所入場整理券を持って、投票所に行きます。
国政選挙では、まず選挙区制の候補者を選び、続いて比例代表制の候補者もしくは政党を選びます。衆議院議員選挙のときは、同時に最高裁判所裁判官の国民審査の投票も行われることがあります。
投票日に投票に行けないときはどうすればいい?
投票日に投票に行けないときは、「期日前投票」「不在者投票」「在外投票」の3つの方法があります。
【期日前投票】
投票日に予定がある場合は、投票日前に指定された投票所で投票できます。
【不在者投票】
選挙期間中、投票所や期日前投票に行けない人のための投票方法。
【在外投票】
仕事や留学などで海外に住んでいる場合は、住んでいる国で日本の国政選挙に投票できます。
どうやって候補者や政党を比べたらいいの?
気になる争点について、政策を比べてみよう
「どうやって候補者や政党を選んだらいいかわからない!」
そんなときは、気になる争点について、各候補者や政党が打ち出している公約(当選したら実現しようとしていること)を比べてみましょう。
【税金】
「消費税についてどう考える?」
【社会保障】
「医療保険制度についてどう考える?」
【教育・子育て】
「教育費の無償化についてどう考える?」
【経済】
「経済成長と格差是正、どちらを優先する?」
など
とはいえ、一から調べていくのは骨が折れますよね。
そんなときにおすすめなのが、『選挙、誰に入れる?』(Gakken)です。
お子さんといっしょに読みたい『選挙、誰に入れる?』
素朴な疑問にやさしく寄り添う内容
本の冒頭では、民主主義の基本的なしくみと考え方、選挙の役割について、監修者である宇野重規さん自身の言葉でやさしく解説しています。
また、0章は「選挙に行くのは何のため?」「『投票しない』という選択はダメ?」など、読者の素朴な疑問に寄り添う内容を扱っています。
各国のデータと比べながら、日本の政治を考える
各章では、政治のさまざまなテーマについて、データを用いて世界と日本を比較しています。日本の政治をグローバルな視点で見つめられるので、政治について多角的に考える力を養うことができます。
各章の内容は下記のとおりです。
■1章:「暮らし」を考える(税金、社会保障、少子高齢化など)
■2章:「働き方と経済」を考える(給与、働き方、貧困など)
■3章:「多様性と人権」を考える(選択的夫婦別姓、死刑制度、同性婚など)
■4章:「環境問題」を考える(エネルギー問題、原発、海洋プラスチックなど)
■5章:「政治のしくみ」を考える(民主主義、投票率、政党など)
「政治」や「選挙」について話すきっかけになる
各テーマの最後は、いろいろな意見に触れられるような、討論形式のコラムになっています。政治のありかたや投票のしかたに唯一の正解はありません。
投票に行く前に、家族や友人とこの本を読みながら、政治や選挙についてカジュアルに話し合ってみるのはいかがでしょうか。
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