小・中学校の受験、「させて良かった」と答える保護者が9割

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小・中学校の受験、「させて良かった」と答える保護者が9割

小・中学校の受験は高校受験とは違い、親の意思や意向がより強く働くものです。
子どもに受験をさせようか迷っている保護者のかたも多いのではないでしょうか。

この度、auじぶん銀行株式会社から、子どもの小・中学校の受験を経験した小中学生の子どもを持つ約90%もの親が、受験を「させて良かった」と考えているという調査結果が発表されました。

文/マムズラボ

目次

受験した(させる予定)家庭は約3割!

子どもに受験させたことがあるまたはさせる予定(受験勉強中)はありますか

※回答の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しています(以下同じ)

調査は、関東・関西に住んでいて小中学生の子どもを持つ親を対象に行われました。
子どもに受験させた経験があるか、もしくは受験する予定があるか聞いたところ、「小学校受験だけさせたことがある」が約2%、「中学校受験だけさせたことがある・または受験させる予定(受験勉強中)」が約20%でした。
「小学校・中学校の両方受験させたことがある・または受験させる予定(受験勉強中)」と合わせると、約27%もの人が受験をさせた経験があると回答したのです。

一方で、「受験をさせたことはないが検討したことがある」という回答は約14%、「検討したこともない」という回答は約58%にものぼり、約73%のかたが小・中学校受験をしていません。

受験をした理由は高校受験の回避が最多

なぜ受験させましたか(検討しましたか)

受験をさせた(検討した)理由については、最も多かったのが「高校受験をしなくても良いから(中高一貫)」で約43%、次いで「より良い教育が受けられると思うから」で約40%でした。
「大学までエスカレーターで行ける方が後々楽だから」という回答も約20%あり、子どものためにも高校・大学受験を回避したいと考えた親が多いことが分かります。

93%もの親が子どもに受験をさせて良かったと感じている

子どもに受験をさせて良かったと感じますか。

子どもに受験させて良かったと感じるかという問いには、「とても良かったと感じる」が約46%、「まあ良かったと感じる」が約47%で、合わせると90%以上もの親が子どもに受験をさせてよかったと感じています。

受験をすることで、「子どもが自ら学ぶ姿勢を身につけた」という声や、「子どもが努力する大切さを覚えた」という声が寄せられており、受験を通して子どもの成長を感じた親が多かったという結果が出ました。
また、「子どもが受験を乗り越え合格したことで自信をつけた」というのも、受験ならではの成功体験といえますね。
さらに、「中高一貫校へ進学することで部活に打ち込めたり友人との仲が深まった」という声もありました。

「受験」というと合格・不合格といった結果を意識してしまいがちですが、受験までの道のりを子ども自身が努力することに意義があるようです。

大切なのは合格を「ゴール」にしないこと

大切なのは合格を「ゴール」にしないこと

こそだてまっぷ「お受験する? しない? 専門家が小学校の選び方をアドバイス【専門家監修】」では、フォレスト幼児教室代表の武田澄子先生が、受験について以下のアドバイスをしています。

実際に第一志望以外の学校に通うご家庭で、「この学校にしてよかった!」とおっしゃるかたは多いです。はじめに、「子どもは通う学校のカラーに染まる」と話しましたが、結局、小学校でどう過ごすかがいちばん大切。ご両親は、小学校に入学させてゴールではなく、子どもがその後、豊かに成長できるように支えていただきたいなと思います。
引用元: こそだてまっぷ「お受験する? しない? 専門家が小学校の選び方をアドバイス【専門家監修】」

受験では合格・入学をゴールに設定してしまいがちですが、合格した後には入学そして毎日の通学と、子どもたちの生活が続いていきます。
小学校や中学校の合格がゴールになってしまうと、第一志望校にご縁がなかった際に学校生活に対して前向きな気持ちが持てないお子さんもいらっしゃいます。
小学校や中学校の入学後にどう過ごすかが一番大切なので、合格はあくまで通過点に過ぎないことを親がしっかりと認識し子どもに伝えてあげましょう。

お子さんに合った学校選びが大切

編集部の子どもが以前お世話になった幼稚園は、近隣に有名な私立小学校や国立小学校が多くあり、お受験が非常に盛んでした。
園長先生はお受験をする子・しない子を分け隔てなく接したうえで、子どもたちに「一人ひとりに合った小学校があるので、受験だけが全てではない」という話をしていました。

小学校受験や中学校受験が盛んな地域では、受験をする子がクラスの半数を超えることもあります。
逆に受験をする子がほとんどいない、という地域も少なくありません。
私立学校の教育方針で伸びるお子さんもいれば、近所の公立学校がピッタリというお子さんもいます。
受験をする・しない、どちらを選択をするにしても、周囲に流されるのではなく、お子さん自身が主役だということを忘れずにいたいですね。

<出典>
『関東、関西在住 小中学生の子どもを持つ親に聞いた!
子どもの小中学校“お受験戦争”経験者の約9割が受験を「させて良かった」と回答! 約7割の親が「高い」と感じる教育費!関心の高い教育費確保の方法には
「副業」「定期預金」「つみたてNISA」「株式」が上位に』auじぶん銀行株式会社
https://www.jibunbank.co.jp/corporate/news/2022/0314_02.html?cid=tpinfo
調査方法:ウェブアンケート調査
調査対象者:関東・関西在住で小学生・中学生の子どもを持つ30代~50代男女500名
調査実施日:2022年1月27日(木)~2022年1月31日(月)

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