赤ちゃんが生まれたら、なかなか気軽に行けなくなる外食。どのくらいの月齢から外食に連れていけるのか、どのようなお店なら行きやすいのか、どうすればスムーズに外食できるのかなど、気になることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子連れの外食デビューを成功させるコツをご紹介します。そろそろ外食をしたいと考えているママパパは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
文/マムズラボ
赤ちゃんの外食はいつからOK?
「いつごろから赤ちゃんを外食に連れていっていいの?」と迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんを外食に連れていける目安をご紹介します。
1か月検診が終わったら
まずは、生後1か月検診が終わるころを目安にしてみてください。生まれたばかりの赤ちゃんは大人よりも免疫力が弱く、外出はあまりオススメできません。
生後1か月検診で問題がなければ、お散歩から始めて徐々に外出に慣らします。ただし、外食は長時間ではなく、1時間ほどの短時間から始めるとよいでしょう。
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赤ちゃんとの初めての外食にオススメのタイミングはいつごろ?
赤ちゃんにつきっきりだと、ストレスが溜まってしまうママパパも多いもの。そんなときはお出かけして、気分転換したくなりますよね。では、赤ちゃんの外食デビューは、いつごろがオススメのタイミングなのでしょうか。その目安をご紹介します。
首や腰がすわったら
ずっとおねんねだった赤ちゃんも、生後3~4か月ごろには首がすわり、6~8か月ごろには腰がすわるようになります。首がすわると縦抱っこができるようになり、腰がすわると椅子に1人で座れるようになります。
座敷がなく寝かせられないお店でも、ベビーカーやベビーチェアに座らせておくことができれば、お店選びの選択肢が広がるので、首や腰がすわったタイミングで外食を検討するのもよいでしょう。
ベビーカーに慣れたら
日ごろのお散歩などでベビーカーに慣れている赤ちゃんであれば、外食デビューはしやすいでしょう。ママパパが常に抱っこをしておく必要もないので、安心して食事ができるからです。ベビーカーのまま着席できるお店なら、赤ちゃんをベビーチェアに移動させる必要がないため食事もスムーズです。
なお、個人差はありますが、寝返りやズリバイを始める前のあまり動かない月齢のほうが外食しやすかったと感じるママパパもいるようです。
赤ちゃんの外食デビューにオススメのお店
赤ちゃんとの外食では、ぐずったときに周りに迷惑をかけるのではないかという心配がつきまといます。そんな不安を少しでも軽減できるような、お店の選び方をご紹介します。
ファミリーレストラン
子ども連れの心強い味方が、ファミリーレストランです。子ども用のいすやスプーン・フォーク、エプロンなどが備わっており、お子様メニューもあるので安心。離乳食を用意しているお店もあり、ママパパの荷物を減らせます。
また多少ぐずってしまっても、お店自体がにぎわっていることも多いのであまり目立ちません。客席のテーブルがそれぞれ離れていることが多いため、周囲に迷惑をかけにくくなっています。
フードコート
フードコートは子ども連れの家族客も多くにぎやかなので、子どもがぐずっても気になりにくい場所です。また食べるものを複数店舗から選べるので、赤ちゃんのお世話をしながら片手で食べやすい料理も選びやすいです。
また、フードコートの各店舗には子ども用の食器が用意されていることも多く、赤ちゃんが寝転がれる座敷エリアや、カウンター席の机に子ども用のイスが埋め込まれ、対面式で離乳食をあげられる席などが完備されているお店もあります。
席数も多く自由に座れるので、混雑しているとき以外は時間を気にせずゆったり過ごせるでしょう。
個室があるお店
個室であれば子どもがぐずっても周囲へ迷惑をかけにくく、ママパパも気兼ねなくくつろげます。座敷であれば赤ちゃんを寝かせたり、授乳がしやすく便利です。ハイハイやたっちなど動き回りたがる赤ちゃんも、安心して自由に過ごさせてあげられますね。
ただし、掘りごたつなどがある場合は赤ちゃんが転落してしまわないよう、注意が必要です。
赤ちゃんとの外食をスムーズにするコツ
どんなに準備をしていても赤ちゃんとの外出は想定外なことが多く、初めての外食となるとドキドキしてしまいますよね。そこで、少しでもスムーズに外食を楽しむためのコツをいくつかご紹介します。
大人が多い状況をつくる
赤ちゃん連れの食事には、とにかく人手があると安心です。祖父母、友人など、大人が多い状況なら、ママパパも余裕をもって食事を楽しめます。赤ちゃんがぐずってしまったり予期せぬトラブルが起きたりしたときでも、順番に食事をして、お世話を交代してもらえます。
お気に入りのおもちゃ・新しいおもちゃを用意する
赤ちゃんがぐずってしまったときのために、お気に入りのおもちゃや新しいおもちゃをいくつか用意しておくとよいでしょう。大きな音のするおもちゃは周囲への迷惑になるので、なるべく避けるのが無難。
なお、赤ちゃんはおもちゃを下に落とすのが好きな時期もあるので、床に落ちたおもちゃを拭けるよう除菌シートも用意しておくと便利です。
家から近いお店にする
赤ちゃんの急な体調の変化があったり、ぐずって泣き止まなかったりして、すぐに家に帰らなければならない状況になることもあるでしょう。そのようなときに備え、家の近くのお店にしておくと、すぐに帰って対処できるので安心です。
授乳しておく
離乳食期間中に外食に行く場合、赤ちゃんは空腹になるとぐずりやすくなってしまうので、外食をする前に少し母乳やミルクをあげておくのがオススメです。
ただし、しっかり飲ませると離乳食を食べなくなってしまうので、あげる量には注意しましょう。
お店に長居しない
赤ちゃんはいつぐずるかわからないので、お店に長居せずなるべく短時間ですませるのもポイントです。注文してからすぐに出てくる料理や、お世話しながらでも片手で食べられる料理など、食事に時間のかからないメニューを選ぶとよいでしょう。
おむつ替え、授乳スペースがあるか確認しておく
予期せぬトラブルにも対応できるよう、おむつ替えスペースや授乳スペースがあるか事前に確認しておくことも大切です。
場所によっては、おむつ替えスペースはあるけれど狭くて替えにくい、授乳室が混んでいて使えないという場合もあります。ゆったりとしたおむつ替えスペースや、授乳室が複数あるお店だと安心ですよ。
記念すべき赤ちゃんの外食デビューを楽しもう!
赤ちゃんとのドキドキの外食デビューも、振り返ってみればよい思い出の1つになります。ぜひ準備を整えて、赤ちゃんとの外食を楽しんでくださいね!
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